ご案内中のセミナー(トップページ)2015年セミナーカレンダー|2015年3月8日(日)

セミナーご案内

常磐津文字兵衛を囲む三味線に親しむ会

セミナーご案内

3月8日は「舞台見学付き 歌舞伎観劇会」をご案内中ですが、それに引き続き、大変すばらしい会が実現しました。

この日の観劇演目は「梅雨小袖昔八丈」と「三人形」、特に「三人形」(みつにんぎょう)で立三味線で出演している常磐津文字兵衛さんご自身にこの演目の話を聞く、こんな機会は滅多にありません。

・あの舞台はどうだったか、
・踊りや三味線音楽などの話、
その後歌舞伎舞踊が楽しめる展開に出来ればと思います。
「三人形」の楽しみ方を文字兵衛さんに書いて貰いました。


「三人形」の見所聞き所 常磐津 文字兵衛

 三月国立劇場歌舞伎公演の「三人形」で立三味線を勤めます常磐津文字兵衛でございます。今回の演目「三人形」について私が感じる見所、聞き所をちょっとご紹介致します。

 この曲は文政元年(1818)に江戸中村座にて初演されました。常磐津節を用いた舞踊としてはやや初期の曲と言えます。
 「若衆」「傾城」「奴」の三体の人形が、江戸吉原を舞台に動き出すという趣向の演目です。
前半の「若衆」が「奴」を伴って花道で踊る「丹前六法」と呼ばれる部分、後半の「奴」がタップダンスのごとくに三味線と共演する「足拍子」、「傾城」のしっとりとした舞踊などが見所聞き所となります。

 「三人形」は演奏者の立場から見ると、常磐津節の他の曲とは少々趣が異なり、いわば「組曲」のような構成になっています。曲の成り立ちも古風な雰囲気があり、上演時間30分程度の演目ですが、なかなかの大曲であると認識しています。

皆様には一挙に200年の時を遡った江戸の雰囲気を味わって頂けると思います。錦之助さんの凜々しい「若衆」、20歳代の児太郎さんの若い色気の「傾城」、10歳代の国生さんの活気ある「奴」を、私も今から楽しみにしております。

出来ればこの日の歌舞伎を観劇して頂き、舞台見学会も楽しんで頂いた上でご参加ください。他の日に観劇する方は夜の会だけでも結構です。

ワイン&パン、チーズなどの軽食を食べながら、ネットや映像、生演奏も(?)活用し、文字兵衛に、歌舞伎、常磐津、邦楽、日舞、に親しむ時間です。超初心者のどんな初歩的な質問にも答えて下さい、と特に文字兵衛さんにお願いしています。 

貴重なチャンス、奮ってのご参加お待ちしています。

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実施概要

常磐津文字兵衛を囲む三味線に親しむ会
日時 3月8日(日) 17:30〜20:30
この日歌舞伎観劇&舞台見学会ですので、それが終了してから実施します。
多少スタート時間が前後するかもしれません。
会場 アイランド外苑前スタジオ
渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
TEL: 03-5413-7077
http://www.ai-land.co.jp/studio/access.htm
ゲスト 常磐津文字兵衛氏(常磐津三味線方)
会費 正会員、ビジター共 5,000円
(セミナー代、軽食・飲料代)
昼の歌舞伎観劇会は別会費が必要です。
(正会員 10,500円 ビジター 12,500円)
3月8日 11:00〜<舞台見学付き 歌舞伎観劇会>のご案内はこちら
http://www.gillie.co.jp/g_club/seminar2015/0308.html
募集人数 20名
正会員の方優先、先着順で申し受けますが、
希望者多数の場合には可能な限り増枠します。
締切 2月27日(金)
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・締め切り後でも席があればお受けしますので、ご連絡ください。
・キャンセル待ちもできます。

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