インドネシアフェスティバルで感激しました。
7月10日、代々木公園に「インドネシアフェスティバル2010」に出かけてきましが、そこで素晴らしい体験をしました。
7月2日のギリークラブ・インドネシアの会に来て頂いた大使館のロニー公使、ジェニー書記官とも再会、「今日はインドネシアンウェザー」という炎天下、インドネシアから来たランパック・クンダン (Rampak Gendang)というエネルギッシュで、日本の和太鼓にも似たスンダ地方のパーカッションのリズム、Sesingaanと呼ばれる獅子舞を引き連れてのパフォーマンスでオープニングセレモニーは始まりました。
好奇の目だけではなく、お互いの先祖から受け継いだ文化や哲学に敬意を表して触れあう場があるというのは本当に素晴らしい事です。
ステージに登場するそれぞれの芸能は大変素晴らしく、初めて生で観たバリのダンスに魅せられました。本当に素晴らしい!本場に行って、トップクラスの演技はもっと凄いんだろうなと思いました。(ごめんなさい、今回観たのがトップではないとは言いませんが、現地にはもっと凄い方がいるのでは、とひょっと思ったのです。)
この芸能の何たるか、パフォーマンスや衣装が何を意味するのか、観ているインドネシアの人はどんな気持ちになるのだろうか、そんな事が全く不勉強だったので、単に表面上の感想しか言えないのですが、踊り子さんの豊かな表情や化粧、衣装、動きだけでも大いなる驚愕でした。
インドネシア風焼き鶏・サテやビンタンビールを楽しみ、(インドネシアのかき氷は気になったけど食べなかった!)会場をぶらつきました。いろんなブースがあり多くの物を見ましたが、今まで自分はインドネシアに関して何も知らなかった事を恥じましたが、これは自分の関心がこちらを向いていかなかったんだから、見えなかっただけです。でも、こんかい遅ればせながら多少の事を学びました。
各ブースには日本人もインドネシア人もいましたが、彼らとの会話一つ一つがインドネシアへの興味を更に高めさせてくれました。暑い中、質問をしながら回ってきましたが、今後のインドネシア企画へのヒントが沢山、意味あるブースウォークでした。お付き合い頂いた出展者の皆様有難うございました。そして暑い中本当にご苦労様でした。
朝10時半に会場に行きましたが、あまりの暑さに一旦帰宅し休憩、夜にプログラムされていたワヤン(インドネシアの影絵)、を観ようと思って夕方再び会場に行きました。その時には会場は物凄い人数に膨れ上がっており、原宿駅にもインドネシア人の方が沢山いました。ギリークラブでお世話になっているインドネシア料理チャベの大平さんはじめスタッフの方々は、店の前に出来た長い行列のお客さん対応で大わらわ、「邪魔しませんから頑張って下さい」と声をかけて退散しましたが、「インドネシアフェスティバル、今年で3回目ですが、昨年までとは全然違います。やっぱり大使館主催になったからでしょうか」これは大平さんのご感想、大盛況に喜んでいらっしゃる様子に私も嬉しくなりました。
会場で特に感じたのが、日本にいらっしゃるインドネシアの方が本当に嬉しそうだった事です。家族連れ、カップル、若者のグループ、一人で来た人達が、同胞の方と再開するシーンをあちこちで目にし、その表情は回りも巻き込んで幸せな気分にさせてくれます。久しぶりに合う自国の文化や食べ物、飲み物、音楽・・・こういうフェスティバルというのは本当に素晴らしいんだなと思いました。
目当ての舞台の為ステージに行ったら、ラッキーな事に最前列の席が空きましたので妻と二人で座って観ていました。その時演奏が始まったインドネシアバンドのボーカルの青年が客席に声をかけたら、どこからともなくインドネシア人の若者がどんどん集まってきて、ステージ上、ステージ前(私たちの1メートル先)で歌って踊り出すという光景に遭遇しました。彼らの本当に幸せそうな表情、喜びを全身で現わしている姿を目の前で見せて貰いましたが、私はこれに感激、うるうるしてきました。
日本に住んでいるインドネシアの方々、異文化の中で、彼らの常識とは違う思惑・価値観を持っている人々との関係に日々葛藤している事が容易に想像できます。インドネシア介護士の若者達が我々の国のご老人をいたわってくれる為に、日々仕事をしながら苦労して資格試験に挑戦している事を思い出しました。そんな若者に我々は感謝しているのだろうか、感謝の気持ちがあってもそれを形にして伝えているのだろうか。そんな事が頭をよぎりました。
目の前で嬉しそうに踊っている若者達の中にも、その介護士の方もいるのではないだろうかと、一人一人の表情を目で追わせて頂きました。もちろん分かりませんが、みんな本当に嬉しそうな表情なのです。その時の事を思いだしても胸が熱くなります。介護士ではない方もそれぞれ職場や学校、住んでいる地域で時に寂しい思いをして過ごしているのでは?と想像してしまい、彼らの本当に嬉しそうな表情に胸が一杯になったわけです。(寂しい事だけではないとは思いますが。。。)
これを観ただけでも「インドネシアフェスティバル」の意義を感じ、ご縁が出来たこの素晴らしい国の方と今後も仲良くさせて頂きたいと心に誓いました。というと大げさですが、自分の出来る範囲でギリークラブのインドネシア企画を続けて行こうと思っています。
この日2回目の代々木公園に出かけた私にとっては想定外の状況でしたが、行ったからこそこの感激の場面に出会えました。9月2日にはインドネシア料理を学ぶ会、パート2を実施します。両国の為に、微力ながら応援出来る事があればと願っています。9月下旬にはジャカルタに行く予定、また新たに色々な事を仕入れて来ます。