ご案内中のセミナー（トップページ）｜2022年セミナーカレンダー｜2022年3月25日（金））
セミナーご案内
| 「乙女文楽」公演動画＆質問会 〜入門者視点で〜 |
セミナーご案内
ひとみ座乙女文楽、結構お付き合いが長くなりました。ギリークラブでおなじみの文楽は大阪発世界遺産の芸能、太夫、三味線、人形遣いは全員男性、一体の人形を3人で遣いますが、乙女文楽は語り・三味線・人形全員女性、一人遣いの人形です。
折角公開されている公演の動画をご覧になって下さい。
https://www.youtube.com/
今回公演の演目はこの3つです。
・「二人三番叟」
この後に解説もあります。これが面白い！
・「増補大江山酒呑童子」 戻橋の段
※演目の解説もあります。
・「傾城恋飛脚」新口村の段
・「二人三番叟」
「三番叟」は元来、五穀豊穣を祈る意味をもつものでしたが、転じて、多くはお祝いのときや開幕に際して演じられるものとなりました。文楽のみならず、能、歌舞伎、神楽など、日本の伝統芸能での中で、演じられ、重視される儀礼曲です。乙女文楽では、二人で演じます。荘重な中にも華やかさのある演目です。
・「増補大江山酒呑童子」 戻橋の段
大江山の鬼退治で有名な源頼光の家来を主人公とし、鬼女との出会いを描いた舞踊劇。美女が一瞬にして鬼女に、そしてまたすぐ美女にもどる“ガブ”や、激しい立ち回りが圧巻の作品。京都一条の戻り橋。源頼光の四天王のひとり渡辺綱が戻り橋に差し掛かると、そこに美しい女が佇んでいる。行き先を尋ねると五条までという。それでは送ろうと一緒に歩き始めると、何と川面に映った姿は恐ろしい鬼の姿であった。綱は「魔性の者、本性を現せ」と大立ち回りになる。
・「傾城恋飛脚」新口村の段
大阪の飛脚問屋亀屋の忠兵衛は遊女梅川と深い仲となり、通いつめたあげく公金を使い込み、お尋ね者と なってしまう。二人は大阪を逃れ、忠兵衛の故郷、大和の新口村までたどりつくが、村にはすでに噂が広まり、追っ手も迫っていた。そして忠兵衛の父孫右衛門は、息子の身を思いひそかに胸を痛めている。降りしきる雪の中、はからずも二人は父と行き会うが、互いに心情を押し殺し、まともに言葉を交わすこともできない。嫁である梅川はその父子に救いの手をさしのべる・・・。近松門左衛門の名作をもとに後世に改作され、その後繰り返し上演されている人形浄瑠璃の名作。
この日は「乙女文楽」の素晴らしさ、特徴やエピソードなどをお聞きし、事前にお知らせ頂いた質問に塚田さんがお答え頂くという形で進めます。可能なら人形遣いの方も是非ご参加をとお願いしています。
31日までが動画の公開期間ですので、まずはぜひご覧になって下さい。観たからと言ってこの会に参加しなくてはいけないなどはありませんが、ご覧になったご感想を頂ければ関係者とも共有し、今後の励みになればと思います。
乙女文楽は昨年人間国宝になった桐竹勘十郎さんが指導されている事もあり、この日に向けて何かメッセージを頂戴出来ればと妄想しています。いづれにせよ、乙女文楽にぜひご興味をお持ちください。奮ってのご参加お待ちしています。
＜参考サイト＞
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＜参考＞ ◆ひとみ座乙女文楽 http://www.puppet.or.jp/puppetArchives/catarchive/001/120/121/ ◆第11回公演のサイト（2022年1月実施、今回公開動画の公演です） http://www.puppet.or.jp/otome2022/index.html ◆乙女文楽の定期公演無料配信の概要 ■配信期間：2022年3月15日〜3月31日23:00 ■配信方法：Youtube 現代人形劇センターチャンネルにて URL：https://www.youtube.com/watch?v=dcci33BfEkk ■無料 ■内容 ：第11回乙女文楽定期公演 ・2022年1月22〜23日 川崎市国際交流センターホール ・「二人三番叟」／「大江山酒呑童子」戻橋の段／「傾城恋飛脚」新口村の段 ・人形 ひとみ座乙女文楽 ・浄瑠璃 竹本越孝、三味線 鶴澤寛也（「傾城恋飛脚」のみ） |
実施概要
| 「乙女文楽」公演動画＆質問会 〜入門者視点で〜 | |
| 日時 |
3月25日（金）20:00〜21:00 参加自由の雑談タイムに続く 1週間のアーカイブ視聴あり |
| 開催場所 |
Zoomオンライン https://zoom.us |
| ゲスト | 塚田千恵美氏（現代人形劇センター 理事長） |
| 参加費 | 正会員：無料 ビジター登録者：1,000円 |
| 募集 | 5名（正会員優先 先着順） |
| 締切 |
3月24日（木）〆切厳守 *参加者多数の場合は枠を拡大します。 |