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セミナーご案内
ギリークラブ 文楽ダメンズサロン 〜なぜこんなダメ男に江戸時代の女は惚れたか〜 = 今回のダメ男 赤根屋半七 = |
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なんで文楽の男たちはこんなダメンズばかりなんだろう、、、「文楽ダメンズサロン」は、、、昨年短期間に6回で実施し、こんなダメ男を取り上げ、各回とも大変盛り上がりました。
過去の会ではこんなダメ男達を取り上げました。どうしてこうなるの?芝居とは言いながら・・・みんな文楽では有名作品であり、良く知られています。
「夏祭浪花鑑」 玉島磯之丞、
「仮名手本忠臣蔵」 早野勘平
「双蝶々曲輪日記」 山崎与五郎
「冥途の飛脚」 亀屋忠兵衛
「桂川連理柵」 帯屋長右衛門
「心中天網島」 紙屋治兵衛
各演目を知っている人は、「そうだ!そうだ!」と盛り上がり、知らない人は「???」と思いつつ「なんか面白そう・・・」となる、文楽ってなんて深いんだ、と改めて思わせてくれる時間です。
今回のターゲットは2月東京公演公演第一部の演目、「艶容女舞衣」(はですがたおんなまいぎぬ)の半七です・・・
これ実は義太夫節を代表する名場面なんです。お園のクドキ、「今頃は半七つぁん、どこにどうしてござろうぞ」は、広く知られており、私でさえこの語りが聞こえてくるほどです。
でも、半七が「赤根屋」という名前だったこと、初めて知りました。なんと不勉強なことでしょうか!恥ずかしいです。ちなみに心中する相手女性は、、美濃屋三勝だそうです。
それ位知らない半七つぁんですが、本当にダメ男だよなと、片倉さんと話していて盛り上がり、めでたく今回ターゲットです。「今頃は・・・」なんで言ってる場合じゃないぜ、という感じで、片倉さんから、こいつの許せないところを指摘して貰います。
そしてご参加の方は大いに「便乗悪口」を言って下さい。知らない方は、悪口合戦を聞いて楽しんで下さい。毎回笑い声が途切れない楽しい交流時間になっています。
懇意にしている文楽の技芸員の方にも「これは新鮮だ」と喜ばれ、楽しみながら文楽応援企画は定着しつつあります。(技芸員の方もご参加頂き、面白い話しが聞ける場でもあります)
作品を観た事のない方が悪口を聴いてどうなのか・・・皆様「とっても、とっても面白い!」と大絶賛なのです。この会に出て実際に観劇すると、新たな楽しみ方が待っています。奮ってのご参加お待ちしています。
今後も考えていきます。
文楽のダメ男達、まだまだ居ます。
・「曲輪文章(廓文章)」 藤屋伊左衛門
・「女殺油地獄」 河内屋与兵衛
・「義経千本桜」(すし屋) 平維盛(弥助)
・「妹背山婦女庭訓」 求馬(藤原淡海)
・「伊勢音頭恋寝刃」 今田万次郎 福岡貢
<参考サイト>
◆艶容女舞衣 https://ja.wikipedia.org/wiki/ ◆奈良県五條市 https://www.city.gojo.lg.jp/soshiki/bunka/1/2/2090.html ◆参考 お園のクドキ 今頃は半七様どこにどうしてござらうぞ。今更返らぬことながら、私といふ者ないならば、舅御様もお通に免じ、子までなしたる三勝殿を、 とくにも呼び入れさしやんしたら、半七様の身持も直り御勘当もあるまいに、思へば/\この園が、去年の秋の煩ひに、いつそ死んでしまうたら、かうした難儀は出来まいもの。 お気に入らぬと知りながら、未練な私が輪廻ゆゑ。添ひ臥しは叶はずともお傍にゐたいと辛抱して、これまでゐたのがお身の仇。 今の思ひにくらぶれば、一年前にこの園が死ぬる心がエヽマつかなんだ。 堪へてたべ半七様、私やこのやうに思うてゐる・・・ |
実施概要
ギリークラブ 文楽ダメンズサロン 〜なぜこんなダメ男に江戸時代の女は惚れたか〜 = 今回のダメ男 赤根屋半七 = | |
日時 |
2月9日(水)20:00〜21:00 その後30分参加自由の雑談タイム |
開催場所 |
Zoomオンライン https://zoom.us |
悪口役 | 片倉淳子様&渡辺幸裕 |
募集人数 |
10名 (正会員優先・先着順) ※全員発言無しの静聴参加となります。 便乗悪口は「チャット」でお願いします。大歓迎です。 ※終了後の雑談タイムは皆でわいわいやる時間です。 ※ギリークラブは交流会、参加者同士のご紹介します。 自己紹介をしてご参加下さい。明るく悪口をいう会ですから・・・(笑) |
参加費 | 正会員:無料 ビジター登録者:2,000円 |
締切 |
2月8日(火) ** 時間切れの場合は19日(土)20時に再度実施します。 9日に来られないけど参加希望の方はご連絡下さい。 この日で終わったら19日は別のダメ男にします。(笑) |