ご案内中のセミナー(トップページ)|2021年セミナーカレンダー|2021年12月22日(水)
セミナーご案内
災害時、避難所の食事情勉強会 〜 イタリアの先進事例を学び、考える 〜 |
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ジャンルを超えた料理人の方が一緒に活動する組織、料理ボランティアの会の事務方を長年預からせて頂いています。
2004年新潟中越地震を機に活動開始、そして2011年東日本大震災、我々の人生観、価値観を変えるような大震災でした。最近地震が多いですし、いつ何がおきてもおかしくない震災大国です。
東北各県、能登、熊本、西日本を足しげく通っておりますが、特に岩手、宮城、福島には多分数十回訪問しており、震災直後の炊き出し、出張授業、メニュー開発、食イベント協力などで様々なジャンルの方と大変懇意にさせて頂いております。
ただコロナ禍でこの2年、現地訪問は全く出来ずリモートばかりですし、東京のご支援者に集まって頂くチャリティ食事会も不可能です。それでもいま出来る事、やらねばいけない事があるはずと幹事会で検討、その一つが「避難所・震災時のメニュー開発、支援準備」です。
日本は震災大国なのに、日本の災害者対策は実に遅れていて、関東大震災の時の避難所と、熊本地震のそれ、全く光景は同じです。助かったのに体調を壊してしまう「災害関連死」という過酷な現実があります。
「TKB48」という表現、多分ご存知ないと思いますが、トイレ(T)、キッチン(K=食事)、ベッド(B)を48時間以内に整える!です。
イタリアでは震災発生後48時間は地元の団体が小規模避難場所を運営、それ以降は被災地外の州や国が大規模避難所を設営・運営します。平時から簡易ベッド、トイレ、キッチン、テントなどの備蓄を法令で義務づけています。
22日はイタリアの事情を学び、皆で考える会にしたいと思いますが、折角なのでギリークラブご登録の方にも案内させて頂きます。特に「食」につて考えますので、食いしん坊の方ご関心を持ってください。
直近の熱海土砂災害の避難所でも全然改善されていません。何とかしなくてはいけないと、嘆いていても何も始まりませんので、専門家のご協力を得て活動準備していますが、理解者・協力者が必要です。、
イタリア視察に13回もいらした水谷さんとは大変懇意にさせて頂いており、幹部諸氏への講習会やキッチンカー見学会などして貰っていますが、今回は広く聞いて頂きたいのでリモート講習会をお願いしました。
イタリアで出来る事は日本でも出来るはず、そう思います。いつ来るかわからない震災、明日は我が身です。平時に出来る事は沢山あり、何よりも準備と訓練が必要です。
年末開催ですが、年明けに再度企画したいと思います。今回ご予定のつく方、どうぞお出かけ下さい。奮ってのご参加お待ちしています。
<参考サイト>
<参考サイト> 〇料理ボランティアの会 https://ryori-vol.typepad.com/ 〇避難所・避難生活学会 http://dsrl.jp/ |
実施概要
災害時、避難所の食事情勉強会 〜 イタリアの先進事例を学び、考える 〜 | |
日時 | 12月22日(水)20:00〜21:00 |
開催場所 |
Zoomオンライン https://zoom.us ※開通試験ご希望の方はご連絡下さい。サポートさせて頂きます。 |
講師 |
水谷嘉浩氏(避難所・避難生活学会理事、Jパックス代表取締役社長) |
進行 | 渡辺幸裕 |
募集人数 | 30名様(先着順) |
参加費 |
無料 但し、ギリークラブへのご登録をお願いします。 ご紹介のない方は参加出来ません。 |
締切 |
12月21日(火) |