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セミナーご案内

文楽「生写朝顔話」(しょううつしあさがおばなし)に近づく

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昨日実施した「文楽ダメンズサロン準備会」とても面白かったです。女性4名による悪口を言い合う会、小気味よかったし、こういう苦しい時期だから、少しでも文楽応援になればと願っています。これは今後本番のシリーズが始まりますのでどうぞご期待下さい。

昨日も特別ご参加頂き、悪口を聞いて頂いていた燕三さん、みどりさん、今度はお二人が主役、別の切り口での文楽応援企画です。三味線弾きと切り絵作家から文楽作品をお聞きします。

「生写朝顔話」(しょううつしあさがおばなし)というラブストーリー、5月東京公演は無念の公演中止でしたが、7,8月大阪で上演されます。改めてこの作品の素晴らしさを知る、大変貴重な機会を考えました。

「生写朝顔話」、7,8月の大阪では以下の上演です。
 明石浦船別れの段
 薬売りの段
 浜松小屋の段
 嶋田宿笑い薬の段 ? ここに燕三さんがご登場です。
 宿屋の段
 大井川の段

ストーリーはこのサイトで分かり易く解説してあります。
http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/guidance/top_asa.html
但しここには「薬売りの段」はありません。

恋に落ちた深雪(後に朝顔)と阿曽次郎(後に駒沢)が悲しく別れ、哀しく切ない場面で再会する、男女のすれ違いの話なのですが、この「生写朝顔話」を観ていると不思議な世界に持って行かれます。 燕三さんが三味線を弾く「嶋田宿笑い薬の段」は本当に面白い、ストーリーも荒唐無稽ですが、太夫の語りがそれはそれは見事!「文楽は聞きに行く芸」というのが良く分かるチャリ場です。

※チャりとは関西の方言で,道化たこと,あるいは道化者の意。
 人形浄瑠璃や歌舞伎の道化役や滑稽な場面(チャリ場)をいう。

「嶋田宿笑い薬の段」や文楽三味線の楽しみ方を燕三さんに聞き、杉江みどりさんの朝顔の切り絵をじっくりと眺めながらお話しを伺います。切り絵をゆっくり、作家の解説で眺めて観察する機会も滅多にありません。

燕三さんはこの春紫綬褒章を受章された文楽の三味線弾きですし、みどりさんの切り絵作品は、文楽劇場でも大人気のアイテムです。

これがきっかけで、「面白そうだ」「観てみよう」となればと願っています。ギリー周囲には技芸員などプロが沢山居てくれ、本当に有難い限りです。小人数で恐縮ですが、奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考サイト>


<公演サイト>
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2021/1527.html
●チラシ(表)
https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/02_koen/bunraku/2021/2107_arasuji_omote.jpg
●チラシ(裏)
https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/02_koen/bunraku/2021/2107_arasuji_ura.jpg
●配役
https://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/02_koen/bunraku/2021/R0307haiyaku_2.pdf

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実施概要

文楽「生写朝顔話」(しょううつしあさがおばなし)に近づく
日時 6月25日(金)18:00〜19:30
開催場所 Zoomオンライン
https://zoom.us
※開通試験ご希望の方はご連絡下さい。サポートさせて頂きます。
ゲスト 鶴澤燕三氏(文楽三味線弾き)
杉江みどり氏(切り絵作家)
募集人数 積極発言 5名 (正会員優先 先着順)
静聴参加 10名 
※定員オーバーの際は静聴組参加でお受けします。
参加費 正会員 無料  ビジター登録者 2,000円
締切 6月23日(水)

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