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セミナーご案内
「阿古屋の三曲に触れる」(文楽編) |
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オンライン文楽編ご登場の鶴澤寛太郎さんと一緒に、更に文楽作品を愛で、観たくなる会を企画しました。名作「阿古屋」の三曲(琴、三味線、胡弓)について色々お聞きします。
6/30までの期間限定、文楽「阿古屋」がネットで公開中です。
まずはこれをご覧になって下さい。
◆ 壇浦兜軍記 阿古屋琴責の段(あこやことぜめのだん)
※ これが正式な演目名です。
https://www.youtube.com/
ご存知の方はご存知、あり得ない話なのですが、阿古屋という女性に、三つの楽器を演奏させ心の乱れが無いか、嘘をついているのではないかという音楽演奏による拷問という場面です。
人形浄瑠璃は義太夫節に合わせ、人形が動き、生きる芸能ですが、語り手である太夫を上手に語らせるのが義太夫三味線です。「阿古屋」は三味線弾きが三味線だけでなく、琴、胡弓を演奏します。
先入観や予備知識が無くとも一瞬で引き込まれてしまう程凄いので、まずはこの動画をご覧になって下さい。(生の迫力はありませんが)人形の素晴らしさを確認し、耳は演奏に集中して下さい。
それを観て頂いた上で、演奏をしている寛太郎さんに話を聞きます。普通の琴と何が違うか、義太夫三味線の特徴、そもそも胡弓とは・・・昨年1月の大阪、2月の東京で演奏した本人の話、貴重です。
原作は人形浄瑠璃、いまは通称文楽と呼ばれる芸能ですが、名場面故歌舞伎でも超人気作品となっており、坂東玉三郎の当たり役、そして彼が若手指導している最中です。
以下に歌舞伎の動画情報も載せておきますので、ご興味ある方はご覧になって下さい。
当日は動画のシーンを観ながら、お話しを伺います。皆様のご質問にもお答え頂く滅多にない時間になりますので、長年の疑問、素朴な質問などもどうぞご準備下さい。
文楽超初心者の方には、事前に「文楽デビューセミナー」も実施します。早めに言って頂ければ調整させて頂きます。初心者、愛好家、それぞれが楽しめる時間になればと願っています。
奮ってのご参加、お待ちしています。
<参考サイト>
◆【初春文楽公演】桐竹勘十郎メッセージ https://www.ntj.jac.go.jp/topics/bunraku/30/2681.html ※昨年2019年の正月公演時のPR動画です。 ◆坂東玉三郎主演!映画『シネマ歌舞伎 阿古屋』予告編 https://www.youtube.com/watch?v=xnxh2WRDP1M <鶴澤寛太郎氏プロフィール> 1987年奈良生まれ。人形浄瑠璃文楽座 三味線部 技芸員。 1999年に祖父である7代鶴澤寛治(人間国宝)に入門、 寛太郎と名のり、2001年1月国立文楽劇場で初舞台。 2009・2011・2014・2015年文楽協会賞、 2012・2017・2019年文楽劇場奨励賞、 2012・2019年十三夜会賞 奨励賞、 2019年咲くやこの花賞受賞。 〇文楽三味線のホープ・鶴澤寛太郎の挑戦 https://bunshun.jp/articles/-/8786 〇鶴澤寛太郎/咲くやこの花インタビュー https://ameblo.jp/sakuya-art/entry-12585696412.html 〇楽文楽 インタビュー https://labunraku.jp/ |
実施概要
「阿古屋の三曲に触れる」(文楽編) | |
日時 | 6月14日(日) 14:00〜16:00 |
開催場所 |
Zoomオンライン ※Web会議サービス「Zoom」利用のイベントです。 開始前にダウンロードをしておいた方が確実です。 ※開催前に招待メールをお送りします。 ※不安な方は事前にテストさせて頂きます。 https://zoom.us |
ゲスト | 鶴澤寛太郎氏(文楽三味線弾き) |
進行 | ギリー渡辺幸裕 |
募集人数 | 10名 正会員優先 先着順 |
締切 | 6月10日(水) |
参加費 | 正会員 2,000円 ビジター登録者 4,000円 |