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文楽 9月東京公演観劇会 |
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豊竹咲大夫さんの人間国宝認定という一報が入ってきました。近松半二と人形浄瑠璃を描いた大島真由美さんが小説「渦」が今年の直木賞受賞と、文楽周辺に嬉しい話題が渦巻いています。
人形浄瑠璃・文楽、たかが人形劇ですが、実に深いのです。流石日本の生んだ世界遺産の芸能。凄いのです。可愛いのです。そして素敵です。
9月公演も、人形の素晴らしさ、浄瑠璃の聴き所満載の「これぞ文楽!」という作品が、1部、2部で上演されます。
第一部は「心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)」東洋のシェイクスピアと呼ばれる近松門左衛門、江戸時代の大坂(当時はこう書いた)が生んだ大作家ですが、その近松世話物のうち、特に傑作と言われている作品です。
ちなみに世話物とは江戸時代における現代劇のようなもので、この作品を観ると当時の大坂の庶民の生き方や風情が分かります。
このYouTubeでどんなものかご理解下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=GHweuDOEjAE
話としては・・・見てのお楽しみです。
第二部は「嬢景清八嶋日記」と「艶容女舞衣」です。「嬢景清八嶋日記」は高木秀樹さんの解説が楽しみですが、近松作品でも有名な「出世景清」の話です。
実は11月国立劇場の歌舞伎公演は中村吉右衛門でこれがかかります。「孤高勇士嬢景清(ここうのゆうしむすめかげきよ)ー日向嶋ー」9月の文楽と11月の歌舞伎で、より楽しめるという貴重な機会、「嬢景清八嶋日記」歌舞伎通し上演は、明治以降初めてです。11月10日(日)に観劇会ですが、9月の文楽を観ておいて下さい。
初めての方には予備知識が学べる企画も準備しています。単なる娯楽ですから、丹念な事前学習など不要なのですが、江戸言葉をそのまま聞くので、少し分り難い部分もあります。良さを理解する楽しみ方など、お手伝いをさせて頂きます。
チケットの一般発売は8月7日ですが、ギリークラブでは7月25日〆切とさせて頂きます。公演内容は以下をご参照下さい。
<参考サイト>
<参考サイト> ◆公演サイト https://www.ntj.jac.go.jp/schedule ◆チラシ https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/h31/R1-9dantai-omote.jpg ◆チラシ裏 https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/h31/R1-9dantai-ura.jpg あらすじや解説あり。ご一読頂くと内容が分かります。 ◆配役 https://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/02_koen/kokuritsu/2019/0109bunraku_haiyaku.pdf ◆文楽とは http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc4/index.html 初心者の“文楽入門”はここにあります。 |
実施概要
文楽 9月東京公演観劇会 ●レクチャー付き観劇会 | |
日時 |
9月7日(土)募集10名 14:30〜 レクチャー 講師:高木秀樹氏 (イヤホンガイド解説者 文楽研究家) 16:00〜 第二部観劇 「嬢景清八嶋日記」「艶容女舞衣」 近松門左衛門の出世景清では、自ら両目を抉り頼朝の許しを得て 日向の国の知行を申し渡された景清が描かれています。 日向島では、流刑された景清を追って娘の糸滝が会いに来るという脚色がなされ、 娘と父のそれぞれの深い愛情が情感を誘います。 「艶容女舞衣」もあわせて高木流のお話をお聞きください。 |
参加費 |
・正会員 9,500円 ビジター 11,500円
(チケット&プログラム、謝礼分担金) ※今回はチケット物、キャンセル不可となります。ご理解とご協力をお願いします。 |
チケット斡旋
(レクチャーはしません。) |
9月7日(土) 第一部 限定10名 9月8日(日) 第二部 限定6名 9月14日(土) 第一部 限定6名 9月15日(日) 第二部 限定6名 9月23日(月・祝)第一部 限定6名 ※チケット代 (1席7,300円) ※演目内容は下記ご参照下さい。 |
締切 | 7月25日(木) |