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三澤社長を囲む“グレイスワイン ナイト” 〜ワイン ツール・ド・ニッポン 〜 |
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伸長著しい日本ワインを知り応援したいという意図で、「ワイン ツール・ド・ニッポン」が春から始まっており、毎回テーマを楽しみながら、阿部さんと参加者を飲んでいます。
フランスやイタリア、新世界のワインもよく知った上で、今の日本ワインを知り応援しようという試みですから、これは飲んだもの勝ちですし、大変勉強になります。
今回は初めての生産者登場!です。お呼びするのは中央葡萄酒の三澤茂計社長、日本のワイン界では有名人ですし、挑戦者、開拓者です。そして渡辺とは20年以上の付き合いです。
中央葡萄酒のサイトをご覧になって下さい。
http://grace-wine.com/
ここに「ヒストリー」や「受賞歴」も凄いのですが、「オーナー挨拶」を読むと良く分かります。これです。
グローバル化しているワイン市場を背景に、日本ワインも真価が問われる時代を迎えています。国際機関(O.I.V)で甲州種が登録され、10年前には夢見ることすらできなかったロンドン市場への輸出も始まりました。世界のワイン法の規範であるEU規格を適用したワイン醸造が、現実の世界になってきました。
小社は不遜の誹りを覚悟の上で、敢えて世界の物差しを自らに当てています。日本固有の気象に対峙しながら、ニッポンのグレイスワインとして認められるために、挑戦を続けています。
小社が、創業以来もっとも力を注いでいるのはブドウ栽培にありました。ワインの香りや味わいは、ブドウが決定づけると確信しているからです。1990年以降には欧州系ブドウの垣根式栽培を手がけ、2002年に開園しました三澤農場では、甲州種垣根式栽培も、本格的と言える面積と収量になってきました。
出来るだけナチュラルなワイン造りを信条にしています。醗酵や貯酒の過程で、ブドウをそこなわずの一念で、自然のバランスをどうしたら余すところなく引き出せるのかに努めています。
食卓を囲む人々に、癒しと歓びを供することのできる「グレイス」ブランドでありたいと願っています。
これから、四季折々の私どもの姿をお伝えしてまいります。小社の哲学と実践、ご支持を賜りますようお願いを申し上げます。
この三澤社長が登場!聞き手は阿部さんと大坂さん、そして参加者の皆様です。グレイスワイン各種試飲、阿部さんのテイスティングコメント付、それぞれのワインに合わせた学士会館大坂総料理長の料理、今回は当事者である三澤社長を囲んで何でも聞く時間!そんなで行います。
今回は特別の会です。
どうぞ奮っての参加お待ちしています。
<参考サイト>
<「ワイン ツール・ド・ニッポン」企画意図・長文です>
最近とても評価が上がっている日本ワイン。でもメソポタミア文明の頃から飲まれているのがワイン、これを日本人が飲みだしたのはほんの最近の事です。
ベリー・ブラザース&ラッドという英国のワイン商の創業は1698年、その時日本は鎖国中の江戸期、元禄時代です。このワイン商、世界中で作られるワイン、生産者など産地事情に精通、同時に大航海で広がった世界各地のホテルやレストランの要望も把握。
そのベストマッチングがワインマーチャントのビジネスです。何世代にも渡る付き合いは300年以上、残念ながら日本とは歴史が違います。
今年は明治維新から150年、西洋化への歴史はご存知の通りですが、日本でのワイン作りも明治に始まります。西欧に学び、追いかけているのが現実ですが、作っても飲んでくれなければビジネスにはなりません。
私がサントリーに入社した74年、初出張は山梨ワイナリー、その頃はひっそりと、地味に作っておりました。ほのぼの、ゆったり、でも真剣に作っていました。
その時代食事にワインを合わせる習慣などほぼ皆無でしたし、段ボール箱にコルクスクリューを1個入れ、プレミアムにワイングラス、栓が抜け、家庭にグラスがあるように、かなりの努力をしました。
飲んだ経験の無い方にワインを飲んで貰う為、様々な広告宣伝活動、強力なマーケティング活動を実施、黎明期の日本ワイン市場開拓の現場、第一線にいました。
メルシャン、マンズワイン、合同酒精などの競合メーカー、輸入ワインインポーターの方も共に努力、今もそれは続いています。それでも都市部はともかく、日本のワイン消費はまだこれからでしょう。
日本人は他国の技術や文化をどんどん取り入れ、更に改善する意欲と努力をする民族です。ワインも同じ、近年日本のワインはとても評価されています。世界的なコンテストで素晴らしい賞も頂いています。
2000年以上歴史があるロマネ・コンティやボルドー五大シャトーなど、世界のトップになる為にはまだ時間がかかると思いますが、どんな人が頑張ってワインを作り、努力と工夫をしているか、同胞として何が応援できるかを知る企画をスタートさせます。
日本ワインの“お客様を向いた活動”は時流に乗っています。日本酒業界は勿論、様々な産業の方にもヒントがあるはずです。AI、IOT、ディープラーニング、ロボット、自動制御、、、、様々な事に翻弄されている全業種、世代の方に学んでほしいです。
座学ではなく、「飲みながら食べながらの学び交流する食事会」です。ワインは飲めば酔う・・・楽しく酔って学ぶ、これがギリークラブです。
2002年度日本最優秀ソムリエ、阿部誠さんとの共同企画です。トップソムリエの的確なテイスティングコメント、生産者は勿論、飲み手やサービススタッフ、料理人には、滅多にない貴重な事ですし、比較試飲はとても大切です。
飲み手視点で、日本ワインを学びワインの取り組みを知る飲み会です。ワイン生産者、勧めている方、学んでいる方、これからを考えている方、いろんな方が一緒になればと願っています。
実施概要
三澤社長を囲む“グレイスワイン ナイト” 〜ワイン ツール・ド・ニッポン 〜 | |
日時 |
11月21日(水)19:00〜21:30 テーマ:生産者を招いて(1)中央葡萄酒 三澤社長 予定のワイン:勿論全て中央葡萄酒のグレイスワインです。 阿部さんと三澤社長で相談中ですが、白3種、赤3種の予定です。 |
場所 |
学士会館 (会場名は確定後お知らせします) 千代田区神田錦町3-28 https://www.gakushikaikan.co.jp/access/ |
会費 |
ギリークラブ正会員:12,000円 ビジター登録者 14,000円 (セミナー、ワイン、着席コース料理) |
ゲスト |
阿部 誠氏(2002年度日本最優秀ソムリエ) 三澤 茂計氏(中央葡萄酒 代表取締役) |
調理 |
大坂 勝氏(学士会館 総料理長) |
今回募集 |
20名(正会員優先 先着順) 希望者多数場合可能な範囲で増席します。 |
締切 | 11月9日(金) |