ご案内中のセミナー(トップページ)2017年セミナーカレンダー|2018年10月22日(月)

セミナーご案内

ワイン ツール・ド・ニッポン
〜阿部誠氏と食事を共にしながら全てを伺う!〜

セミナーご案内

「ワイン ツール・ド・ニッポン」が春から始まっています。開始時の企画意図を下記に貼り付けておきますが、伸長著しい日本ワインを知り応援したいという意図です。

各回テーマで選ぶワイン、トップソムリエによるテイスティングコメント、ワインに合わせたトップシェフの料理、ごく少人数の着席ディナー、席をご一緒して何でも聞ける夢の食事会、3年は続ける予定です。

一昨日(9/10)は北海道産ワインの会を実施しましたが、ワイン、葡萄品種、生産者、ラベルデザイン、料理と話題は多岐に渡り、本当に充実した時間になり、参加者皆で幸せになりました。

葡萄品種、気候(テロワール)、栽培技術、醸造技術、、、ワインの風味には様々なものが影響しますが、同胞である日本人の熱心な生産者、醸造家が作ったワイン、作り手がどんな方なのか、飲み手にとって大切な要素です。

毎回渡辺が各ワイナリー、ワインの資料を作成していますが、ネット情報、阿部さんの資料をまとめるだけの簡単な作業ですが、調べて思いを馳せ、会でワインを飲むと、とても親近感を感じます。

今回は東北のワイン6種を選んで飲みます。青森、岩手、山形、どのような味わいなのでしょうか?これらのワインを作っている方はどんな皆様なのでしょうか?

そして毎回大活躍の学士会館の大坂総料理長、今回はどんなメニューを考えて頂けるのでしょうか?いろいろ想像しても大変楽しみです。

毎回10名以内ですので、ご希望の方は早めにご連絡ください。シリーズで実施していますが、毎回完結していますので、いつご参加になっても全く問題なく、楽しく仲間入りです。

それぞれのワインの飲みながら産地に思いを馳せ、作り手の情熱を感じ、皆で飲み、食べ、かつ楽しむ、そんなお気持ちで奮ってのご参加お待ちしています。

今後の会は具体的な内容が決まり次第ご案内します。変更の可能性もありますし、スピンオフ企画も検討中です。

◇2018年
11月19日(月) 生産者を迎えての会(1)
12月17日(月) 山梨のワイナリー(1)

◇2019年
1月  山梨のワイナリー(2)
2月  長野のワイナリー(1)
2月  長野のワイナリー(2)
4月  関西のワイナリー
5月  生産者を迎えての会(2)
6月  中国地方のワイナリー
7月  九州のワイナリー
8月  甲州飲み比べ
9月  シャルドネ飲み比べ
10月  生産者を迎えての会(3)
11月  ケルナー飲み比べ
12月  マスカットベィリーA飲み比べ

◇2020年
1月  白の土着品種の飲み比べ
2月  メルロー飲み比べ
3月  生産者を迎えての会(4)
4月  ヴァイゲルト飲み比べ
5月  カベルネソーヴィニヨン飲み比べ
6月  生産者を迎えての会(5)
7月  ビールの会
8月  国産ウイスキーの会
9月  ピノノワール飲み比べ
10月  赤の土着品種の飲み比べ
11月  生産者を迎えての会(6)
12月  日本のスパークリングワイン比較 Part2

奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考サイト>

<企画意図・長文です>

最近とても評価が上がっている日本ワイン。でもメソポタミア文明の頃から飲まれているのがワイン、これを日本人が飲みだしたのはほんの最近の事です。

ベリー・ブラザース&ラッドという英国のワイン商の創業は1698年、その時日本は鎖国中の江戸期、元禄時代です。このワイン商、世界中で作られるワイン、生産者など産地事情に精通、同時に大航海で広がった世界各地のホテルやレストランの要望も把握。そのベストマッチングがワインマーチャントのビジネスです。何世代にも渡る付き合いは300年以上、残念ながら日本とは歴史が違います。

今年は明治維新から150年、西洋化への歴史はご存知の通りですが、日本でのワイン作りも明治に始まります。西欧に学び、追いかけているのが現実ですが、作っても飲んでくれなければビジネスにはなりません。

私がサントリーに入社した74年、初出張は山梨ワイナリー、その頃はひっそりと、地味に作っておりました。ほのぼの、ゆったり、でも真剣に作っていました。

その時代食事にワインを合わせる習慣などほぼ皆無でしたし、段ボール箱にコルクスクリューを1個入れ、プレミアムにワイングラス、栓が抜け、家庭にグラスがあるように、かなりの努力をしました。

飲んだ経験の無い方にワインを飲んで貰う為、様々な広告宣伝活動、強力なマーケティング活動を実施、黎明期の日本ワイン市場開拓の現場、第一線にいました。

メルシャン、マンズワイン、合同酒精などの競合メーカー、輸入ワインインポーターの方も共に努力、今もそれは続いています。それでも都市部はともかく、日本のワイン消費はまだこれからでしょう。

日本人は他国の技術や文化をどんどん取り入れ、更に改善する意欲と努力をする民族です。ワインも同じ、近年日本のワインはとても評価されています。世界的なコンテストで素晴らしい賞も頂いています。

2000年以上歴史があるロマネ・コンティやボルドー五大シャトーなど、世界のトップになる為にはまだ時間がかかると思いますが、どんな人が頑張ってワインを作り、努力と工夫をしているか、同胞として何が応援できるかを知る企画をスタートさせます。

日本ワインの“お客様を向いた活動”は時流に乗っています。日本酒業界は勿論、様々な産業の方にもヒントがあるはずです。AI、IOT、ディープラーニング、ロボット、自動制御、、、、様々な事に翻弄されている全業種、世代の方に学んでほしいです。

座学ではなく、「飲みながら食べながらの学び交流する食事会」です。ワインは飲めば酔う・・・楽しく酔って学ぶ、これがギリークラブです。

2002年度日本最優秀ソムリエ、阿部誠さんとの共同企画です。トップソムリエの的確なテイスティングコメント、生産者は勿論、飲み手やサービススタッフ、料理人には、滅多にない貴重な事ですし、比較試飲はとても大切です。

飲み手視点で、日本ワインを学びワインの取り組みを知る飲み会です。ワイン生産者、勧めている方、学んでいる方、これからを考えている方、いろんな方が一緒になればと願っています。

2018年3月 ギリークラブ 渡辺幸裕

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実施概要

ワイン ツール・ド・ニッポン
〜阿部誠氏と食事を共にしながら全てを伺う!〜
日時 10月22日(月)19:00〜21:30
テーマ:東北のワイナリー
予定のワイン (試飲順は当日決まります。)
(1)五月長根リースリングリオン2016 エーデルワイン(岩手県)
(2)バリックシャルドネ2015 高畠ワイン(山形県)
(3)ヤマソーヴィニヨン2015 月山ワイン(山形県)
(4)下北ワイン Ryo ピノノワール2016 サンマモルワイナリー(青森県)
(5)下北ワイン Ryo Classicピノノワール2015 サンマモルワイナリー(青森県)
(6)マイスターセレクション キュヴェツヴァイゲルトレーベ樽熟成2014 朝日町ワイン(山形県)
場所 学士会館内レストラン「Latin(ラタン)」
千代田区神田錦町3-28
https://www.gakushikaikan.co.jp/access/
会費 ギリークラブ正会員:12,000円 ビジター登録者 14,000円
(セミナー、ワイン、着席コース料理)
ゲスト 阿部 誠氏(2002年度日本最優秀ソムリエ)
調理 大坂 勝氏(学士会館 総料理長)
今回募集 10名(正会員優先 先着順)
締切 10月15日(月)

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