ご案内中のセミナー(トップページ)2017年セミナーカレンダー|2018年7月23日(月)

セミナーご案内

満員御礼

ワイン ツール・ド・ニッポン

セミナーご案内

「ワイン ツール・ド・ニッポン」が始まりました。毎回出る必要などない、でも3年はやろうという意気込み、トップソムリエ、阿部誠さんと一緒に盛り上がっています。

第一回目の会でも話題になりましたが、ここ30年ほど日本のワイン環境は一変しています。飲み手は当然ですが、作り手もです。

高温多湿の日本は葡萄づくりには不適格と言われ、棚からぶら下る作り方、かつ飲用習慣もあり生食用葡萄が大半、世界の葡萄産地のように垣根が広がる光景は無かったのです。

それが近年ワインの作り手がどんどん増えています。鹿児島と沖縄以外、全県にワイナリーがあるのです!栽培技術、醸造技術も進歩、日本人の勤勉さもありますが、何といっても大変な努力と創意工夫、頭の下がる思いです。

この企画は愛すべき同胞が一生懸命作っているワインを、阿部誠さんのセレクト、テイスティングコメントを聞きながら、比較試飲して特徴を知り、自分の好みを知る、そんな内容です。

2002年度日本最優秀ソムリエ阿部誠氏がワインの選定と評価、それに合わせる料理は学士会館の大坂総料理長が調理、飲み比べ、フードペアリングのシりーズ企画になります。

2回目〜4回目の案内です。阿部さんに無理を言ってアイテムを決めて貰いました。毎回10名以内ですので、ご希望の方は早めにご連絡ください。

◆7月23日 スパークリングワイン比較
1)スパークリング E1 ドミセック ロゼ 14(ソガ・P・エ・F) ロゼ泡 長野県
2)のぼ ドミ・セック 13(ココファーム&ワイナリー) 白泡 栃木県
3)キャンベル サンスフル 17(さっぽろ藤野ワイナリー) 赤微泡 北海道
4)HASE-DERA ナチュラル SP 17(さっぽろ藤野ワイナリー) 白泡 北海道
5)あわここ 16(ココファーム&ワイナリー) 白泡 栃木県
6)甲州 スパークリング 平山オリジナル (大和葡萄酒) 白泡 山梨県

この三回でも栃木、長野、京都、山梨、愛知、北海道、様々な生産者の方が頑張っている事が分かります。阿部誠氏のセレクト、どれも美味しいです。ご期待下さい。

それぞれのワインの飲みながら産地に思いを馳せ、作り手の情熱を感じ、皆で飲み、食べ、かつ楽しむ、試験ではありません、一般人が楽しむ時間です。そんなお気持ちで奮ってのご参加お待ちしています。

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以降の計画です。
2018年
8月  北海道のワイナリー(1)
9月  北海道のワイナリー(2)
10月  東北のワイナリー
11月  生産者を迎えての会(1)
12月  山梨のワイナリー(1)

2019年
1月   山梨のワイナリー(2)
2月   長野のワイナリー(1)
3月  長野のワイナリー(2)
4月   関西のワイナリー
5月  生産者を迎えての会(2)
6月  中国地方のワイナリー
7月  九州のワイナリー
8月  甲州飲み比べ
9月  シャルドネ飲み比べ
10月  生産者を迎えての会(3)
11月  ケルナー飲み比べ
12月  マスカットベィリーA飲み比べ

2020年
1月  白の土着品種の飲み比べ
2月  メルロー飲み比べ
3月  生産者を迎えての会(4)
4月  ヴァイゲルト飲み比べ
5月   カベルネソーヴィニヨン飲み比べ
6月  生産者を迎えての会(5)
7月  ビールの会
8月  国産ウイスキーの会
9月  ピノノワール飲み比べ
10月  赤の土着品種の飲み比べ
11月  生産者を迎えての会(6)
12月  日本のスパークリングワイン比較 Part2

奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考サイト>


<企画意図・長文です>

最近とても評価が上がっている日本ワイン。でもメソポタミア文明の頃から飲まれているのがワイン、これを日本人が飲みだしたのはほんの最近の事です。

ベリー・ブラザース&ラッドという英国のワイン商の創業は1698年、その時日本は鎖国中の江戸期、元禄時代です。このワイン商、世界中でで作られるワイン、生産者など産地事情に精通、同時に大航海で広がった世界各地にあるホテルやレストランでの要望も。そのベストマッチングがワインマーチャントのビジネスです。何世代にも渡る付き合いは300年以上、残念ながら日本と歴史が違います。

今年は明治維新から150年、西洋化への歴史はご存知の通りですが、日本でのワイン作りも明治に始まります。西欧に学び、追いかけているのが現実ですが、作っても飲んでくれなければビジネスにはなりません。

私がサントリーに入社した74年、初出張は山梨ワイナリー、その頃はひっそりと、地味に作っておりました。その時代ワインを飲む習慣など無かったのですから、段ボールにワイン抜きを1個添付、ワイングラスをプレミアムに、抜栓出来、グラスがある状況を作るべく、かなり努力しました。

飲んだ経験の無い方にワインを飲んで貰う為、様々な広告宣伝活動、強力なマーケティング活動を実施、黎明期の日本ワイン市場開拓の現場、第一線にいました。

メルシャン、マンズワイン、合同酒精などの競合メーカー、輸入ワインインポーターの方も一緒に努力し、今もそれは続いています。でも都市部ではともかく、日本でのワイン消費はまだこれからでしょう。

日本人は他国の技術や文化をどんどん取り入れ、更に改善する意欲と努力をする民族です。ワインも同じ、近年日本のワインはとても評価されています。素晴らしい賞も頂いています。

2000年以上続いているロマネ・コンティやボルドー五大シャトーなど、世界のトップになる為にはまだまだ時間がかかると思いますが、どんな人が頑張って日本ワインを作り、努力と工夫をしているか、同胞として何が応援できるかを知る企画をスタートさせます。

日本ワインの“お客様を向いた活動”は時流に乗っています。日本酒業界は勿論、様々な産業の方にもヒントがあるはずです。AI、IOT、ディープラーニング、ロボット、自動制御、、、、様々なキーワードに翻弄されている全業種、世代の方に学んでほしいです。

教室での座学ではなく、「飲みながら食べながらの学び、交流する場」です。ワインは飲めば酔う・・・楽しく酔って学ぶ、これがギリークラブです。

2002年度日本最優秀ソムリエ、阿部誠さんとの共同企画です。トップソムリエの的確なテイスティングコメント、生産者は勿論、飲み手やサービススタッフ、料理人には、滅多にない貴重な事ですし、比較試飲はとても大切です。

飲み手視点で、日本ワインを学びワインの取り組みを知る飲み会です。ワインを作っている方、勧めている方、学んでいる方、これからの考えている方、いろんな方が一緒になればと願っています。

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実施概要

満員御礼

ワイン ツール・ド・ニッポン
日時 7月23日(月)日本のスパークリングワイン比較
時間は各日とも19:00〜21:30
場所 学士会館内レストラン「Latin(ラタン)」
千代田区神田錦町3-28
https://www.gakushikaikan.co.jp/access/
会費 ギリークラブ正会員:12,000円 ビジター登録者 14,000円
(セミナー、ワイン、着席コース料理 各日共に)
ゲスト 阿部 誠氏(2002年度日本最優秀ソムリエ)
調理 大坂 勝氏(学士会館 総料理長)
募集人数 8名(正会員優先 先着順)
締切 7月17日(火)
※締切日前に定員に達したら締め切ります。
※事情により内容が変更になる事もあります。
※ご参加者はギリークラブのルールに従って頂きます。
(紹介の無い方は参加出来ません)
※初参加者はビジター登録が必要です。

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