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セミナーご案内

ワイン ツール・ド・ニッポン 第一回
〜「日本ワインと国産ワイン」〜

セミナーご案内

「ワイン ツール・ド・ニッポン」という企画を始めます。

2002年度日本最優秀ソムリエ阿部誠氏がワインの選定と評価、それに合わせる料理は学士会館の大坂総料理長が調理、飲み比べ、フードペアリングのシりーズ企画になります。

いかにもギリークラブらしい構成、展開、人選ですが、とりあえずは3年、このような計画を考えています。日程や内容の変更も当然あるでしょうし、生産者の方を迎える会、ワイナリーに行く会も企画します。、まずはオリジナルプランです。

以下は大体の予定、事情による変更もあると思いますが、何を考えているかをお分かりいただく為のプログラムです。

2018年
4月  日本ワインと国産ワインの比較
5月  日本の白ワイン比較
6月  日本の赤ワイン比較
7月  日本のスパークリングワイン比較
8月  北海道のワイナリー(1)
9月  北海道のワイナリー(2)
10月  東北のワイナリー
11月  生産者を迎えての会(1)
12月  山梨のワイナリー(1)

2019年
1月   山梨のワイナリー(2)
2月   長野のワイナリー(1)
3月  長野のワイナリー(2)
4月   関西のワイナリー
5月  生産者を迎えての会(2)
6月  中国地方のワイナリー
7月  九州のワイナリー
8月  甲州飲み比べ
9月  シャルドネ飲み比べ
10月  生産者を迎えての会(3)
11月  ケルナー飲み比べ
12月  マスカットベィリーA飲み比べ

2020年
1月  白の土着品種の飲み比べ
2月  メルロー飲み比べ
3月  生産者を迎えての会(4)
4月  ヴァイゲルト飲み比べ
5月   カベルネソーヴィニヨン飲み比べ
6月  生産者を迎えての会(5)
7月  ビールの会
8月  国産ウイスキーの会
9月  ピノノワール飲み比べ
10月  赤の土着品種の飲み比べ
11月  生産者を迎えての会(6)
12月  日本のスパークリングワイン比較 Part2

記念すべき第一回のテーマは「日本ワインと国産ワイン」
以下の7種類の飲み比べ、滅多にやらないし、面白いです。

【スパークリング】
サン・スフル 白 デラウェア 2017 750ml

【白ワイン】
ワイン専科 パック 白 1.8L
ジャパンプレミアム 甲州 2013 750ml

【ロゼワイン】
メルシャンビストロ ペットボトル ロゼ゙ 1.5L
シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ2014

【赤ワイン】
サントリー カップワイン赤
シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2013

これから「日本ワイン」を学ぶ序章、との位置付けです。日本ワインに関して、当日ご参加の方と色々お話ししたいと思います。下記<企画意図>は長文です。興味ある方だけお読みください。

このシリーズは、少人数でやります。決してマニアックにするつもりはありませんが、かなり貴重な飲み比べ、初心者には難しいかもしれません。

でも決して無理という事はありませんし、個人では出来ない飲み比べ、阿部さんというプロがいます。優しく、易しく教えて頂き、コメントも聞けます。ソムリエ試験を受ける為の企画ではなく、楽しむ為の会です。
奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考サイト>



<企画意図・長文です>

最近とても評価が上がっている日本ワイン。でもメソポタミア文明の頃から飲まれているのがワイン、これを日本人が飲みだしたのはほんの最近の事です。

ベリー・ブラザース&ラッドという英国のワイン商の創業は1698年、その時日本は鎖国中の江戸期、元禄時代です。このワイン商、世界中でで作られるワイン、生産者など産地事情に精通、同時に大航海で広がった世界各地にあるホテルやレストランでの要望も。そのベストマッチングがワインマーチャントのビジネスです。何世代にも渡る付き合いは300年以上、残念ながら日本と歴史が違います。

今年は明治維新から150年、西洋化への歴史はご存知の通りですが、日本でのワイン作りも明治に始まります。西欧に学び、追いかけているのが現実ですが、作っても飲んでくれなければビジネスにはなりません。

私がサントリーに入社した74年、初出張は山梨ワイナリー、その頃はひっそりと、地味に作っておりました。その時代ワインを飲む習慣など無かったのですから、段ボールにワイン抜きを1個添付、ワイングラスをプレミアムに、抜栓出来、グラスがある状況を作るべく、かなり努力しました。

飲んだ経験の無い方にワインを飲んで貰う為、様々な広告宣伝活動、強力なマーケティング活動を実施、黎明期の日本ワイン市場開拓の現場、第一線にいました。

メルシャン、マンズ、合同酒精などの競合メーカー、輸入ワインインポーターの方も一緒に努力し、今もそれは続いています。でも都市部ではともかく、日本でのワイン消費はまだこれからでしょう。

日本人は他国の技術や文化をどんどん取り入れ、更に改善する意欲と努力をする民族です。ワインも同じ、近年日本のワインはとても評価されています。素晴らしい賞も頂いています。

2000年以上続いているロマネ・コンティやボルドー五大シャトーなど、世界のトップになる為にはまだまだ時間がかかると思いますが、どんな人が頑張って日本ワインを作り、努力と工夫をしているか、同胞として何が応援できるかを知る企画をスタートさせます。

日本ワインの“お客様を向いた活動”は時流に乗っています。日本酒業界は勿論、様々な産業の方にもヒントがあるはずです。AI、IOT、ディープラーニング、ロボット、自動制御、、、、様々なキーワードに翻弄されている全業種、世代の方に学んでほしいです。

教室での座学ではなく、「飲みながら食べながらの学び、交流する場」です。ワインは飲めば酔う・・・楽しく酔って学ぶ、これがギリークラブです。

2002年度日本最優秀ソムリエ、阿部誠さんとの共同企画です。トップソムリエの的確なテイスティングコメント、生産者は勿論、飲み手やサービススタッフ、料理人には、滅多にない貴重な事ですし、比較試飲はとても大切です。

飲み手視点で、日本ワインを学びワインの取り組みを知る飲み会です。ワインを作っている方、勧めている方、学んでいる方、これからの考えている方、いろんな方が一緒になればと願っています。

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実施概要

ワイン ツール・ド・ニッポン 第一回
〜「日本ワインと国産ワイン」〜
日時 4月5日(木)19:00〜21:30
19:00 ワイン ツール・ド・ニッポンのご説明
19:30 比較試飲&食事開始
21:30 終了・解散
会場 学士会館内レストラン「Latin(ラタン)」
千代田区神田錦町3-28
https://www.gakushikaikan.co.jp/access/
会費 ギリークラブ正会員:12,000円 ビジター登録者 14,000円
(セミナー、ワイン、着席料理)
ゲスト 阿部 誠氏(2002年度日本最優秀ソムリエ)
調理 時田 太氏(中国料理紅楼夢 料理長)
募集人数 10名(正会員優先 先着順)
※ 希望者多数の場合、多少は調整可能です。
締切 3月30日(金)
※ 締切日前に定員に達したら締め切ります。
※ 事情により内容が変更になる事もあります。

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