ご案内中のセミナー(トップページ)|2016年セミナーカレンダー|2016年11月26日(土)
セミナーご案内
“美”と“食”箱根小旅行 〜ザ・プリンス箱根芦ノ湖&POLA美術館〜 |
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予告した「箱根小旅行」、現地打ち合わせをしてきました。素晴らしい秋の一日になりそうです。“美食”という言葉はありますが、“美”と“食”テーマ、いかにもギリークラブらしいと、自分で悦に入っています。
ザ・プリンス箱根芦ノ湖は、静かな湖畔にあります。対岸には一軒の建物も見えないどころか、富士山が・・・レストランの窓から、庭から、、、非日常の空間です。
ホテルさんの案内ですから、色んな事を教えて頂けますし、個人旅行、観光での訪問では味わえない時間です。そして、、、総料理長の食事を味わえます。
下井総料理長とは高輪の料理長時代から長い付き合いですが、箱根・伊豆エリアのメニュー充実、レベルアップの為に、精鋭が送り込まれたという人事だと思います。
伊豆箱根エリアでの担当は14か所だそうで、これは大変です。でも聞いてみたらそのエリアの美味しい食材を探しまわり、近隣ホテルやオーベルジュとも交流、「美味しい箱根」に邁進されてます。
赴任1年・四季を体験されてのメニューお願いしました。具体的なメニューは当日のお楽しみですが、伊豆箱根エリアの美味しい食材を使った料理ですよ。次回は夕食にしてお酒もしっかり飲み、満天の星を見る宿泊企画にしたいと思います。
当日は下井総料理長にそんなお話を伺い、食べます!楽しみにしていて下さい。これが箱根“食”の部、そして“美”の部。
POLA美術館、これが本当に素晴らしい!ここで一日過ごせるような美術館なのですが、今回は様子見。ギリークラブが自信をもってご紹介申し上げます。
POLA美術館の何たるかは食事会の時に話して頂きますが、今回の企画展「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ」はキュレーターの今井さんにお話を伺います。
下見の日も下井総料理長も一緒に今井さんの話を聞いてから、“パリの境界線”を楽しむ時間を持たせて貰いましたが、「さわり」を聞いてから鑑賞は、本当に豊かな時間になります。
丁寧すぎるな解説を聞くと、他人の評論の確認だけになり、自らのクリエイティビティを錆びさせることになりがち。でも、人それぞれの鑑賞の仕方で楽しんで頂ければと思います。
で、「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ」です。ここに概要があります。
http://www.polamuseum.or.jp/sp/paris_2016/
参考までに3人のプロフィールだけ転記します。
〇レオナール藤田 プロフィール 東京生まれ。東京美術学校を卒業後、画家をめざして1913年に渡仏。乳白色の滑らかな下地に繊細な黒の輪郭線を描く手法を確立し、エコール・ド・パリの代表格として人気を博しました。1955年、フランスに帰化します。 職人気質のフジタは、絵筆を持つ手先の器用さはもちろんのこと、裁縫、大工仕事、金属の加工、絵手紙などにも手わざの才能を発揮し、洋服から自宅の内装までも好む通りに手作りしました。ひたむきに技術を磨こうとする職人たちに共感を抱き続け、〈小さな職人たち〉のシリーズには、さまざまな職人の姿を描いています。 本展覧会では、渡仏したフジタが1910年代にパリ郊外の風景に原点を見いだし、その後も画家と職人の境界を越え、手仕事に生涯を捧げた越境者としての制作を追います。 〇アンリ・ルソー プロフィール 1844年、フランス北西部の町ラヴァルに生まれ、パリで通関税徴収の職を得て、パリ市内と郊外を結ぶ門や河岸などの巡回にあたりました。美術学校に通うことなく40歳の頃に本格的に絵を描き始め、独自の画境を切り拓きます。日曜画家として果敢に発表を続けるルソーを、同郷の劇作家アルフレッド・ジャリが賛辞を込めて「税関吏ルソー」と呼んだことから、この名で知られるようになりました。 伝統的な画題にとらわれることなく、エッフェル塔や鉄橋などの産業発展の象徴を即物的に描き、都市と田舎が出あう郊外の労働者階級の憩いの場に、新しい時代へのいきいきとした期待感を見出しました。 〇ウジェーヌ・アジェ プロフィール ボルドー近郊のリブルヌに生まれる。役者に憧れるが挫折し、33歳の頃に画家を目指すも断念。その後、職業写真家を志し、芸術家や装飾家の制作の資料となる写真や、パリの街並みや職人の姿、郊外の風景を撮影する。歴史的建造物、古い街並、店先、庭園、そこに住まう人びとなど、変わりゆく「古きパリ」を丹念に記録した。それらの写真は、パリの貴重な記録として、図書館や博物館に収められた。 晩年に、アジェの近所に住んでいたアメリカ人の画家で写真家のマン・レイと助手のアボットにより写真が見出され、シュルレアリストの雑誌に紹介されて以降、広く知られるようになり、歿後に高い評価を得た。 |
15分程度の見どころ解説、1時間半位の自由鑑賞、最後に再び今井さんに質問をする・・・そして17時の閉館時間で我々も解散です。
25年以上の付き合いで旧友、黒岩祐治神奈川県知事からは、「箱根を含む県西地域は未病の戦略エリアになっており、“美”と“食”の企画はまさにそのコンセプトにぴったり」というメッセージも頂戴しました。
秋の一日を箱根でほっこりする時間を持ちましょう。奮ってのご参加お待ちしています。
<参考サイト>
●ザ・プリンス箱根芦ノ湖
http://www.princehotels.co.jp/the_prince_hakone/
●POLA美術館
http://www.polamuseum.or.jp
●同 ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/
実施概要
“美”と“食”箱根小旅行 〜ザ・プリンス箱根芦ノ湖&POLA美術館〜 | |
日時 |
11月26日(土)12:30〜17:00 ・12:30 ザ・プリンス箱根芦ノ湖集合 ホテル内外散策 ※交通手段は色々ありますが、11:30小田原発のバスに合わせています。 ・13:00 総料理長の食事会開始 こんな話を聞きながらの食事会です。 ・「食で楽しむ箱根の四季」(総料理長から) ・「箱根の美術館・POLA美術館の概要」(POLA美術館さんから) ・14:30 美術館に移動 ・15:00 POLA美術館着 学芸員から“見どころ解説”セミナー ・15:15 自由鑑賞タイム ・16:30 学芸員に何でも質問 ・17:00 終了/解散 |
会場 |
● ザ・プリンス箱根芦ノ湖 神奈川県足柄群箱根町元箱根144 http://www.princehotels.co.jp/the_prince_hakone/ ● POLA美術館 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚町1285 http://www.polamuseum.or.jp |
会費 |
ギリークラブ正会員 8,000円 ビジター10,000円 (セミナー代、食事&ドリンク、入場料) |
参加人数 |
10名(正会員優先 先着順) 希望者多数の場合、可能な範囲内で拡大します。 |
ゲスト |
下井和彦氏(ザ・プリンス 箱根総料理長(兼)伊豆総料理長) 今井敬子氏(ポーラ美術館 学芸課長) |
締切 | 11月21日(月) ※満員の際、キャンセル待ちは可能です。 ※11月21日以降のキャンセルは会費のご負担をお願いします。 |