ご案内中のセミナー(トップページ)2016年セミナーカレンダー|2016年11月12日(土)/13日(日)

セミナーご案内

<和・倶楽部 大阪で文楽観劇>
〜本場だから出来るプログラムで、楽しく触れる〜

セミナーご案内

以前に予告した会、正式に案内させて頂きます。秋の大阪で名作文楽を観ませんか?
東京では観られない内容ぎっしりです。特に関西在住の方、この機会に文楽デビューしませんか?

<11月12日(土)のプログラム>

◆まずは「文楽デビューセミナー」です。
文楽とは?人形浄瑠璃って何?
どんな芸能で、何が特徴なの?
どんな作品があり、歌舞伎とはどう違うの?
どこに行ったら観られ、どう楽しめんだら良いの?
今回の作品はどんな内容?

全く初めての方対象に渡辺がご説明します。少しご存知の方も基本は本当に大切です。ただ渡辺は評論家ではないので分からない事は宿題とし、専門家、当事者に聞いた上でお答えします。

◆そして衣裳部屋見学です。
国立文楽劇場の衣裳部屋に入ると、壮観です。
人形の衣裳がずらりと並び、生地も沢山!
人間が着る衣裳と人形の衣裳がどう違うのか、
人形遣いが使いやすい縫い方は?
などを衣裳係の米田さんから聞きます。

米田さんにはその日観劇する作品の中で、「あの衣裳は注目」なぜなら・・・を聞かせて!と我儘言ってます。そして12月の東京「仮名手本忠臣蔵」や新春公演の事も、“衣装で楽しむ文楽観劇”の手掛かりになれば嬉しいです。

◆続いて資料展示室で「勧進帳」学習
国立文楽劇場1回には資料展示室があります。
第二部最後の演目「勧進帳」の世界が学べます。
能・歌舞伎・文楽で描かれる勧進帳の世界、
衣裳や小道具、錦絵、写真等、様々な資料があるそうです。

◆いよいよ第二部公演観劇
有名作品揃いです!(※演目解説は下記)
「増補忠臣蔵」(ぞうほちゅうしんぐら)本蔵下屋敷の段
「艶容女舞衣」(はですがたおんなまいぎぬ)酒屋の段
「勧進帳」(かんじんちょう)

◆終演後の食事会
今回は人形遣い吉田幸助さんが一緒してくれます。
「勧進帳」終了直後、興奮冷めやらぬ内に楽しく飲みましょう。
きっと盛り上がりますよ。
幸助さんは11月30日に池上実相寺でワークショップ出演です。

<11月13日(日)のプログラム>

◆舞台見学
文楽の舞台とは?船底、床、面白いものが一杯です。
大阪の劇場は楽屋前の廊下に人形がずらりと立っています。
それはそれは壮観ですし、迫力があります。
一人遣いの詰め人形などは壁にぶら下がっていますが、
これが一体一体表情が異なるんですね。
人形をこんな間近で見るのは本当に貴重、東京では無理です。
人形遣い吉田幸助さんが案内してくれますので、何でも質問できます。

◆場合によっては文楽デビューのお手伝い
 (初めての方には渡辺がロビー解説します。)

◆ 第一部公演観劇<BR> こちらも有名作品です!(※演目解説は下記)
「花上野誉碑」(はなのうえのほまれのいしぶみ)志渡寺の段
「恋娘昔八丈」(こいむすめむかしはちじょう)城木屋の段/鈴ヶ森の段
「日高川入相花王」(ひだかがわいりあいざくら)渡し場の段

奮ってのご参加お待ちしています。

<今回公演サイト>
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2016/5492.html?lan=j

●チラシ(表)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/H2811bunraku_poster.jpg

●チラシ(裏)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/H2811bunraku_ura.jpg

●配役
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/bunraku/pdf/2811Haiyaku2.pdf

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<参考サイト>

●楽文楽(らぶんらく)FACEBOOK ページ
http://www.facebook.com/labunraku ※渡辺が編集長です。

●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp

●文楽(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/

●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html

●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/

●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/


<今回演目解説:チラシより>

「花上野誉碑」
讃岐丸亀城主に仕える森口源太左衛門に闇討ちされた民谷源八の幼い息子・坊太郎は、叔父・槌谷内記の計らいで志渡寺に預けられていますが、口がきけない病にかかっています。源太左衛門と内記の剣術試合が行われる志渡寺にやってきた坊太郎の乳母・お辻が見たのは、試合が終わり勝ち誇る源太左衛門と禁制の桃を盗んだ罪に問われる坊太郎の姿でした。坊太郎が盗みを働いたのは、坊太郎の病に心を痛めて?せ衰えたお辻のためだったのです。それを知ったお辻は、必死の思いで坊太郎の病気平癒を金毘羅権現に祈りますが・・・

「恋娘昔八丈」
老舗材木商城木屋の娘・お駒は武家の尾花才三郎と恋仲ですが、才三郎は主家の家宝である茶入探索のために浪人となります。髪結に姿をやつして城木屋を訪れた才三郎に、お駒は佃屋喜蔵との意にそわない結婚について訴えますが、父親の庄兵衛に涙ながらに事情を説かれ、才三郎ともども承知します。実は才三郎の探す茶入は喜蔵の手にあり、喜蔵は城木屋の番頭・丈八とも通じていました。喜蔵を手にかけたお駒は、夫殺しの罪で鈴ヶ森の刑場に引き出されますが、丈八に縄をかけた才三郎が現れ、大団円を迎えます。

「日高川入相花王」
安珍と清姫の伝説が元になった作品です。日高川に辿りついた清姫は、渡し守に舟を出すように頼みますが、安珍から向こう岸に渡さぬように言い含められている渡し守は相手にしません。思い余った清姫が川へ飛び込むと、その姿は大蛇と化して安珍がいる道成寺へと向かうのでした。

「増補忠臣蔵」
松の廊下の一件で下屋敷に蟄居している加古川本蔵のもとを、主君桃井若狭之助が訪れます。供をしてきた井浪伴左衛門は、若狭之助の妹・三千歳姫に言い寄るばかりか、茶釜に毒を仕込んで主君や本蔵の暗殺を企んでいます。若狭之助の命により縄で縛られ引き出される本蔵ですが、若狭乃助が討ったのは伴左衛門でした。若狭之助は、本蔵が娘の許嫁の父である大星由良助に討たれる覚悟であることを見抜いており、主家を守った忠心を惜しみながら、虚無僧に身をやつすための袈裟と尺八を与え、由良助の住居がある山科への出立を許すのでした。

「艶容女舞衣」(はですがたおんなまいぎぬ)酒屋の段
大坂・上塩町で酒屋茜屋を営む半兵衛の息子・半七は、妻のお園を顧みずに女芸人の美濃屋三勝と子まで儲けたために勘当されたうえ、三勝に横恋慕する男を手に掛けてお尋ね者になっています。半七の留守に、実家に戻されていたお園が父・宗岸に連れられてやってきますが、半兵衛はもはや嫁ではないと聞き入れません。それは、罪を犯した息子のためにお園が寡婦になるのを不憫に思うゆえであり、自らは息子に代わって縄を打たれる覚悟でした。二組の親子の心模様と、お園が切々と語る夫への思い、半七と三勝の行方・・・それぞれに涙を誘います。

「勧進帳」(かんじんちょう)
兄の源頼朝に追われる身となった源義経一行が、加賀国・安宅の関に差し掛かった際の、関守の富樫之介正広とのやり取りを描いた本作を、今回は花道を使った豪快な演出でご覧いただきます。
山伏姿の一行を怪しむ富樫に対して、弁慶は白紙の一巻を勧進帳として堂々と読み上げ、山伏の法についても淀みなく答えます。そして通行が許されるものの、今度は強力姿の義経が呼び止められてしまいます。疑いを晴らそうと必死に義経を打つ弁慶の姿に、富樫は関所の通過を許すのでした。

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実施概要

<和・倶楽部 大阪で文楽観劇>
〜本場だから出来るプログラムで、楽しく触れる〜
日時 <11月12日(土)セミナー、第2部観劇、食事会>
14:00 文楽デビューセミナー(@劇場内会議室)
14:45 衣裳部屋見学&衣裳見どころセミナー
15:15 資料展示室で「勧進帳」学習
16:00 第2部公演観劇 (20:10終演予定)
「増補忠臣蔵」(ぞうほちゅうしんぐら)本蔵下屋敷の段
「艶容女舞衣」(はですがたおんなまいぎぬ)酒屋の段
「勧進帳」(かんじんちょう)
20:30 技芸員を囲む食事会(会費別途 会場未定)

<11月13日(日)舞台見学&第1部観劇>
10:00 舞台&楽屋見学
(10:30 初めての方はデビューセミナー@ロビー)
11:00 第1部公演観劇(15:25終演予定)
「花上野誉碑」(はなのうえのほまれのいしぶみ)志渡寺の段
「恋娘昔八丈」(こいむすめむかしはちじょう)城木屋の段/鈴ヶ森の段
「日高川入相花王」(ひだかがわいりあいざくら)渡し場の段
会場 国立文楽劇場
大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10 TEL: 06-6212-2531
(国立文楽劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/access/
地下鉄堺筋線・千日前線 「日本橋」下車 7出口より徒歩1分
※ 宿泊・交通の手配は各自行って下さい。
会費 各日 正会員:8,000円 ビジター:10,000円
(チケット代+謝礼分担金)
※食事会会費は当日集金します。
募集人数 各日5名
締切 11月7日(月)
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。
・締め切り後でも席があればご参加可能です。
※ 本件はチケット物、申し込み後のキャンセルは不可です。ご協力をお願いします。
※ 劇場集合・解散です。交通・宿泊はご自身での手配です。

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