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セミナーご案内

「世界報道写真展2015」
 〜セミナー、鑑賞、交流会〜

セミナーご案内

「世界報道写真展2015」鑑賞&交流会、間が空いてしまいましたが、今年は実施します。

先週末(6/26)内覧会に行ってきましたが、これは貴重な体験であり“世界の現実”が分かります。

世界報道写真財団のオランダの方が話をされていました。「一般ニュースの部で受賞したリビア沖の難民船の写真、もうすぐ新天地に行けるという喜びに溢れ笑顔の人が多い」

レセプション直後に確認しましたが、本当にそうでした。これは大きな写真だから分かる事であり、サイトやデータでは感じる事が出来ません。

日本のメディアに滅多に載らない写真が多く、今の世界を知る時には大変貴重な情報です。SNSでも知る事の出来ない“今の世界”です。

写真の力は本当に素晴らしいと感じます。音も無く、動かなくても、出てくるメッセージ!それはそこで向き合った人だけが感じられます。

外国人の報道写真家の視点で世界の現実を見せて貰う、ショックを受ける写真もありますし、考えさせられます。普段の生活では出会わない体験がここにあります。

まずはセミナーです。写真美術館の学芸員の方から、今年の「世界報道写真コンテスト」の話を聞きます。そして、実際に鑑賞しますが、これはご自由に、自分のペースで、観方で時間を過ごして下さい。ご希望があればセミナー前に観て頂く事も出来ます。

そしてギリーらしい交流会を付けます。自由参加ですが、同じ写真を観た人が集まり、ベルギービールを飲みながら軽く感想を言い合いましょう。

自分とは違う見方をしている人が居ますし、受ける印象も人によってまちまち、これが健全です。そして一瞬にして仲間になってしまうのです。

そんな流れの「世界報道写真展2015」鑑賞&交流会ギリークラブ4つの柱の一つが国際交流ですが、世界を知り、日本を知り、仲間と知り合う時間です。

これまで恵比寿の東京都写真美術館で開催していましたが美術館の改修期間に入ってしまい、池袋で開催です。街の雰囲気も異なりますので、そんな点も興味深いです。

奮ってのご参加お待ちしています。


公式サイトから抜粋

「世界報道写真展」は1955年にオランダのアムステルダムで、世界報道写真財団が発足したことにより、翌年から始まったドキュメンタリー、報道写真の展覧会です。毎年、1月から2月にかけて主に前年に撮影された写真を対象にした「世界報道写真コンテスト」が開かれ、国際審査員団によって入賞作品が選ばれます。十数人から成る審査員団は毎年メンバーを替えて、審査の中立性を保つ努力がなされています。

今年の「第58回 世界報道写真コンテスト」には、131の国と地域、5,692人のプロの写真家から、合計9万7,912点の作品が応募されました。1年を通じて、世界の45カ国約100会場(2014年実績)で開かれる本展は、約200万人が会場に足を運ぶ世界最大規模の写真展です。

今年は41人がコンテストでの入賞を果たしました。コンテストの部門は全部で8つ。さらにそれぞれが「単写真(写真1枚)」と「組写真(複数の写真で構成)」に分かれています。入賞者は部門毎に各1位から3位までのいずれかに該当します。

入賞者の中から、その年の最も優れた写真1点に対しては「世界報道写真大賞」が贈られます。今年の大賞受賞者はデンマークのマッズ・ニッセン氏がロシアで同性愛の男性2人の姿を撮影した作品です。

同氏は「ロシアでは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)の暮らしがますます困難になっている。性的少数者は法的、社会的な差別や嫌がらせ、犯罪の被害にさらされている」ととらえています。

「一般ニュース」の部などでは、ウクライナの混乱を示す写真も受賞しています。セルゲイ・イルニツキー氏(ロシア)はウクライナ・ドネツク中心街の台所の残骸を撮影し、多数の死傷者を出した砲撃の惨状を静かに伝え、「一般ニュースの部」単写真1位を受賞しています。また、スポーツや自然、ポートレートなど幅広い分野の写真を紹介しているのも本展の魅力です。鮑泰良氏(中国)はサッカーW杯の決勝戦で、ドイツに敗れたアルゼンチンのメッシ選手を捉え、アミ・ヴィタール氏はケニア北部の自然保護区に生きる野生のサイとサンブル族の若者を撮影、受賞しました。さらに、今回からは「長期取材」の部が新設され、前年に撮影された写真だけではなく、長期プロジェクトで撮影した作品も展示されます。

同じ時代を生きる人たちの、普段目にすることが少ない現実。写真展を通して、世界で起きている紛争や現代社会の問題、奇跡的なスポーツの瞬間や、壊されゆく自然の姿を知ることのできる貴重な展覧会です。

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<参考サイト>

○「世界報道写真展2015」
http://www.asahi.com/event/wpph/

○会期のご案内:この日駄目な方は会期中にお出かけ下さい。
6/27(土)〜8/9(日)
 10:00〜17:00(金・土は20:00まで)
休館日 7月6日 27日

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実施概要

「世界報道写真展2015」
 〜セミナー、鑑賞、交流会〜
日時 7月17日(金)18:00〜20:30
18:00 セミナー(会議室にて)
18:30 鑑賞タイム
19:30 懇親会(参加自由・飲み物代個人負担)
会場 東京芸術劇場(池袋)ギャラリー1
豊島区西池袋1-8-1
TEL:03-5391-2111
http://www.geigeki.jp/access/index.html
*セミナー会場など詳細はご参加者に連絡します。
講師 伊藤貴弘氏(東京都写真美術館 学芸員)
会費 正会員 3,000円 ビジター登録者 5,000円
(セミナー代、チケット代)
*懇親会の飲み物代は各自ご負担です。
募集人数 10名
正会員の方優先、先着順で申し受けます。
締切 7月15日(水)
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・締め切り後でも席があればお受けしますので、ご連絡ください。
・キャンセル待ちもできます。 

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