ご案内中のセミナー(トップページ)2015年セミナーカレンダー|2015年1月24日(土)・1月25日(日)

セミナーご案内

<和・倶楽部 大阪で文楽観劇>
〜本場だから出来るプログラムで、楽しく触れる〜

セミナーご案内

1月の国立文楽劇場は正月公演です。舞台の上には「睨み鯛(にらみだい)」が二匹睨み合っています。以前大阪の芝居小屋は必ず正月にはこれがあったそうです。

毎年「睨み鯛」を見て、ああ正月なんだなぁと思いますが、今年はちょっとプライベートの予定が立て込み、大阪の正月公演は千秋楽近くのお誘いになってしまいました。でも最後の正月気分を大阪の文楽劇場でご一緒しませんか?

特に関西地区の方、ぜひぜひご一緒しましょう。大阪の生んだ芸能ですが、大阪人が観ないと、まるごとそのまま東京に行ってしまうかもしれないですよ。そうならない内に大阪人が「自分の芸能」として愛情を持って劇場に出かけてください。まだご覧になったことのない方には、渡辺が責任を持ってデビュー指南させて頂きます。

お申し込みお待ちしています。

<今回公演サイト>
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2014/3866.html
○チラシ(表)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/201501bunraku_kaisetsu_omote.jpg
○チラシ(裏)解説・ストーリーなどがあります。
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/201501bunraku_kaisetsu_ura.jpg

<※演目解説 チラシより>
〇24日鑑賞作品
「日吉丸稚桜」(ひよしまるわかきのさくら)
・駒木山城中(こまきやまじょうちゅう)の段
斎藤家の居城稲田山城(稲葉山城、後の岐阜城)を攻める駒木山の城主木下藤吉(このしたとうきち)(藤吉郎後の豊臣秀吉)は、主君小田春永(織田信長)より、斎藤家から輿入れした萬代姫(濃姫)を討てと命じられていました。藤吉の家来堀尾茂助義晴(吉晴)は、恋女房のお政の父、五郎助が叔父の仇であることを知り、お政と離縁しようとします。悲嘆にくれるお政は自害し、茂助は姫の身代わりにするのでした。娘の最期を目の当たりにした斎藤家の旧臣五郎助は切腹し、稲田山城への抜け道を教えます。五郎助の子竹松は加藤虎之助正清(清正)と名乗って藤吉の家臣に加わります。

「冥途の飛脚」(めいどのひきゃく)
・淡路町の段
飛脚屋亀屋の養子忠兵衛は遊女梅川に会うために店の運転資金に手をつけ、友人の丹波屋八右衛門に迷惑をかけています。為替金三百両の催促を受けた忠兵衛は、大金を懐に店を出ますが、歓楽街の灯が目に入ると大きく心が揺れるのでした。

・封印切の段
梅川は忠兵衛を待っていましたが、現れたのは八右衛門で、忠兵衛の悪い噂を言い立てます。立ち聞きした忠兵衛は憤慨し、つかみかかります。間に入る梅川の手前、忠兵衛は為替金封印を切り、その金で八右衛門に借金を返し、梅川を身請けしてしまいます。全てを明かされた梅川は、忠兵衛に従って廓をあとにするのでした。
・道行相合かご
夫婦は一つの駕籠に相乗りし、みぞれ交じりの空の下、忠兵衛の故郷新口村を目指して逃れて行きます。

〇25日鑑賞作品
「花競四季寿」(はなくらべしきのことぶき)
新年を寿ぐ万才(春)、素朴な娘心を描く海女(夏)、名高い美人歌人・小野小町の晩年を描く関寺小町(秋)、春の訪れを待ち望む鷺の化身が舞う鷺娘(冬)。近畿圏の四季折々の情景を綴った景事(音楽性と舞踊的要素が濃い演目)です。

「彦山権現誓助剣」(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
・杉坂墓所(すぎさかはかしょ)の段
毛谷村(けやむら)の六助は剣豪吉岡一味斎に認められた剣客でしたが、士官を断っていました。領主の立浪家は試合で六助に勝った者を召し抱えることにします。墓参りをする六助の前に、浪人微塵弾正(みじんだんじょう)が現れ、自分の士官のため試合に負けてくれと頼みます。その後、六助は瀕死の吉岡の家来佐五平から幼子弥三松(やそまつ)を託されます。

・毛谷村(けやむら)の段
立浪家の使者の前で六助は弾正に勝ちを譲ります。六助の元を訪れた老女お幸は六助に親子になろうと申し入れ、虚無僧姿の女性は、六助に斬りかかります。その女性は一味斎の養女お園で、実は六助の許婚でした。一味斎が京極内匠(きょうごくたくみ)に闇討ちにされた、仇討のため京極を探していたのです。お幸は一味斎の未亡人、弥三松は孫と分かり、また弾正が京極の変名であったと知った六助は、助太刀することを誓うのでした。

「義経千本桜」
・道行初音旅(みちゆきはつねの給び
「義経千本桜」より白拍子静御前(しずかごぜん)が愛する源義経の元へ向かう道のりを描く一幕。護衛の佐藤忠信を相手に舞いと戦物語を繰り広げます。華やかで豪快な演奏、花盛りの舞台を背景とした、道行物の代表作です。

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<文楽を知るためのサイト>

●楽文楽(らぶんらく)FACEBOOK ページ ※渡辺が編集長です。
http://www.facebook.com/labunraku

●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html

●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html

●文楽(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/

●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/

●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/

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実施概要

<和・倶楽部 大阪で文楽観劇>
〜本場だから出来るプログラムで、楽しく触れる〜
日時 ●1月24日(土)15時 文楽デビューセミナー及び楽屋訪問
16時 文楽公演観劇
20時10分頃 終演
その後、技芸員を囲む食事会
鑑賞演目:
「日吉丸稚桜」(ひよしまるわかきのさくら)
 駒木山城中の段
「冥途の飛脚」(めいどのひきゃく)
 淡路町の段/封印切の段/道行相合かご

●1月25日(日)
10時 舞台見学
11時 文楽公演観劇
15時30分 終演予定 その後は未定(何か考えます)
鑑賞演目:
「花競四季寿」(はなくらべしきのことぶき)
 万才・海女・関寺小町・鷺娘
「彦山権現誓助剣」(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
 杉坂墓所の段/毛谷村の段
「義経千本桜」(よしつねせんぼんざくら)
 道行初音旅
会場 国立文楽劇場
大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10 TEL: 06-6212-2531
(国立文楽劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/access/
地下鉄堺筋線・千日前線 「日本橋」下車 7出口より徒歩1分
※ 宿泊・交通の手配は各自行って下さい。
会費 各日とも 正会員 8,000円 ビジター 9,000円
(良席チケット代・プログラム、謝礼分担金)
食事会会費は当日集金します。
募集人数 各日10名
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。
・締め切り後でも席があればご参加可能です。
※ 本件はチケット物、申し込み後のキャンセルは不可です。ご協力をお願いします。
締切 1月20日(月)

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