ご案内中のセミナー(トップページ)2014年セミナーカレンダー|12月20日(土)

セミナーご案内

歌舞伎「伊賀越道中双六」観劇会 & チケット斡旋
(1)観劇会

セミナーご案内

和・倶楽部・歌舞伎観劇会及びチケット斡旋です。毎回お話ししている事ですが、超初心者の会、きっかけがあれば歌舞伎デビューをしたい方に最適です。

毎公演実施している国立劇場の歌舞伎観劇会、10月、11月の会が受付中です。(10/19 11/15)12月は今回案内が2回目、20日の会詳細です。

1月10日(土)は新春歌舞伎の会「南総里見八犬伝」3月8日(日)には舞台見学付の会です。それぞれ予約OKですので、ご連絡ください。

歌舞伎・文楽などが気になっているけれどきっかけがない、仲間がいないから行けないという方に最適な企画、そんな日本文化超初心者の「和・倶楽部」です。

観劇会の日はこんなプログラムです。
・歌舞伎デビューセミナー
・本公演観劇
・終演後の茶話会で質問タイム
どんな初歩的な質問もOKの初心者満足タイムです。

12月の歌舞伎は「伊賀越道中双六」(いがごえどうちゅうすごろく)二代目中村吉右衛門(屋号は播磨屋)が座頭(ざがしら)です。そして49年ぶりの「岡崎」、大変珍しい公演になります。

伊賀越といえば「沼津」、平作と十兵衛、父子再会、死の別れ、、、大変有名な場面です。今回はここがかからず「岡崎」なのです。

機会が少ないの理由、、実子殺害、あまりに残酷、だから役者がやりたがらない、そんな話を聞いたことがあります。納得です。

今回吉右衛門さんが勇気をもって49年ぶりに挑む、勿論初めて観る人が多いですし、とても貴重な公演です。

「伊賀越道中双六」は日本三大仇討の一つです。荒木又右衛門、今回の役名は唐木政右衛門による仇討、この流れで観ると、仇討への流れがよく分かるでしょう。

ちなみに後の二つの仇討はこれです。
・曽我兄弟の仇討
・忠臣蔵
それぞれいろんな歌舞伎作品になっています。

詳細はこのサイト、チラシをご覧ください。

今回公演サイト
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2014/25121.html?lan=j

チラシ写真
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/img/leaflet/H26-12igagoedouchusugoroku-dan-omote.jpg
チラシ裏(あらすじなどがあります)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/img/leaflet/H26-11meibokusendaihagi-hon-ura.jpg

<今回公演サイトより>
通し狂言伊賀越道中双六 (いがごえどうちゅうすごろく)
五幕六場
国立劇場美術係=美術

序 幕 相州鎌倉 和田行家屋敷の場
二幕目 大和郡山 誉田家城中の場
三幕目 三州藤川 新関の場
      同   裏手竹藪の場
四幕目 三州岡崎 山田幸兵衛住家の場
大 詰 伊賀上野 敵討の場

(出演)
中 村 吉右衛門
中 村 芝  雀
中 村 錦 之 助
尾 上 菊 之 助
中 村 又 五 郎
中 村 歌  六
         ほか

この有名作品で歌舞伎デビューをしませんか?歌舞伎デビューの方でご希望があれば、開演前レクチャーを実施します。

デビューセミナー、観劇、茶話会、とギリークラブらしい歌舞伎超初心者の会です。この機会に歌舞伎デビューは如何ですか?

上記に書きましたが、この日が駄目な方で、自分で観てみようかなと思われる方にチケットを斡旋させて頂きます。

歌舞伎は役者を観に行く芸能ですし、日本の生んだ世界遺産の芸能です。ぜひご一緒しましょう。どうぞご連絡ください。



<参考・公演記者会見より>

●中村吉右衛門・中村東蔵・中村歌六・中村芝雀・中村又五郎・中村錦之助・尾上菊之助
12月歌舞伎公演『通し狂言 伊賀越道中双六』の記者会見を行いました。
http://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/26/12125.html

国立劇場での『伊賀越道中双六』の上演は4回目。今回は、剣豪・荒木又右衛門をモデルにした主人公・唐木政右衛門の物語に焦点を絞り、44年ぶりの上演となる「岡崎」(山田幸兵衛住家)を含めた通し狂言でお送りします。

 全篇を通じて苦衷を秘めた人物として描かれている政右衛門は難役で、その表現が特に集約されている「岡崎」は、戦後になると、上演の機会にあまり恵まれませんでした。今回、中村吉右衛門が、初代吉右衛門の持ち役であった政右衛門に満を持して挑み、また、充実のキャストも揃ったことで、待望の上演が実現します。本年の掉尾を飾る感動の舞台をお見逃しなく!

<中村吉右衛門のメッセージ>

今回、「岡崎」という非常に珍しい場面を取り上げることになりました。過去の資料も少ない中、手探りで作っていかなければなりませんが、共演者の皆さんの力をお借りして、素晴らしい舞台にしたいと思っております。

 芝居のテーマである仇討ちは、武家社会では義務でした。そのため、仇討ちを課せられた当事者は、今では考えられないような苦悩を味わいます。政右衛門は妻と離縁し、実の子供を殺してまで仇討ちを成就させます。そうせざるを得なかった武士の世界の厳しさと、それを背負った人間の悲しみを、少しでもお客様に感じていただけるよう勤めます。また、深い悲しみを乗り越え、最後に仇討ちを果たしたことで得られる達成感や開放感のようなものを、お客様とともに味わうことができればと考えております。

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<参考>

●日本芸術文化振興会(国立劇場)
http://www.ntj.jac.go.jp/

●伝統歌舞伎保存会
http://www.kabuki.or.jp/

●歌舞伎・演劇(松竹)
http://www.shochiku.co.jp/play/

●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/

●日本俳優協会
http://www.actors.or.jp/index2.html

●中村吉右衛門 (2代目)
http://jp.ask.com/wiki/

●中村吉右衛門 歌舞伎俳優図鑑より
現代歌舞伎を代表する立役の一人。堂々たる体躯と陰影に富む演技、滋味あふれるセリフの巧さは定評がある。父・松本白鸚と義父・初代中村吉右衛門の芸風を見事に継承し、自家薬籠中のものとした。『仮名手本忠臣蔵』の大星由良之助、『義経千本桜』渡海屋・大物浦の知盛、『俊寛』の俊寛僧都などをはじめとして、義太夫狂言の時代物の立役ではいまや第一人者。『金閣寺』の松永大膳のような〈国崩し〉といわれる大敵や、『東海道四谷怪談』の伊右衛門、『色彩間苅豆』の与右衛門のような白塗りの〈色悪〉もいい。世話物では『極付幡随長兵衛』の幡随院長兵衛など、また『隅田川続俤』の法界坊のような三枚目の役どころまで、幅広い芸域で代表作も多い。『井伊大老』の井伊直弼、『御浜御殿綱豊卿』の徳川綱豊など、近代的な人物像の造形の深さは比類ない。池波正太郎原作のテレビドラマ『鬼平犯科帳』でも有名。
http://www.kabuki.ne.jp/meikandb/meikan/actor/79

●「伊賀越道中双六」(文化デジタルライブラリー(文楽)) http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc16/iga/index.html

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実施概要

歌舞伎「伊賀越道中双六」観劇会 & チケット斡旋
(1)観劇会
日時 12月20日(土)
 11:00〜11:30 歌舞伎デビューセミナー(東雲善光氏)
 12:00〜16:30 歌舞伎鑑賞「伊賀越道中双六」
 16:40〜17:30 茶話会(参加自由・別会費)
その後希望者で「歌舞伎忘年会」です!
会場 国立劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/access.html
会費 ギリークラブ正会員 11,500円 ビジター13,500円
(チケット代、プログラム、諸経費分担金)
茶話会時の飲み物は各自負担
募集人数 20名
正会員の方優先、先着順で申し受けますが、
希望者多数の場合には可能な限り増枠します。
ご意向お聞かせ下さい。

(2)チケット斡旋
12月20日都合が悪い方はチケットを斡旋致します。
公演は12月3日(水)〜12月26日(金)
開演時間は全日12:00〜
但し12日(金)・19 日(金)は16時開演(20時20分終演予定)
1等A席 9,500円 1等B席 6,300円 2等A席 4,600円 2等B席 2,600円
3等席 1,500円(学生割引あり)
締切 11月3日(月)
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・締め切り後でも席があればお受けしますので、ご連絡下さい。
・キャンセル待ちもできます。

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