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セミナーご案内

『ルコント物語 第三章』
〜伝説のフランス菓子店を学び、食べる〜

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「ルコント物語」ではアンドレ・ルコントさんの事、ルコントのお菓子、日本におけるフランス菓子文化、様々な事を聞きながら楽しく美味しく進めています。“食べてきく、聞いて食べる”、甘いセミナーです。

5月、7月に続く第三章のテーマは「クリスマス」アンドレ・ルコント氏に直接薫陶を受けた島田 進シェフに、色々思い出話を聞きながらクリスマス菓子を学びましょう。

日本でのクリスマスケーキ、最初はいつでしょうか?シーズンではない苺をショートケーキに乗せたのは?いろんなエピソードがあります。

こんな話も漏れ聞いています。1968年12月17日に六本木にオープンした当時、外国の方が望むような本格的なフランス菓子店が無く、開店直後のクリスマスはフランス大使館などからクリスマスケーキ(ブッシュドノエル)の注文が殺到した事。いざ出来上がると今度はケーキを入れる箱がなく靴の箱を手配した・・・でも考え直してホテルオークラの方に相談して箱屋さんを紹介してもらいお願いして一晩で作ってもらった・・・といったエ ピソードがありました。

クリスマスはイエス・キリストの誕生日、キリスト教徒の方にとっては大切なイベントで、アドベント(降臨節)に入ってからが期間になりますが、日本では関係なく11月半ばになるとクリスマス気分です。

ルコントさんはそんな日本にいらしたフランス人として、クリスマスのお菓子をどのように準備したか、日本人向け、駐日外国人の方向けにどう啓蒙したのか、そんな話を聞きたいと思います。

そして・・・ルコントのクリスマスケーキです。各種準備頂き食べます。これも島田シェフにお聞きしながらです。こんなお菓子を予定しています。

アドベント菓子
●クリスマスプディング
●シュトーレン

クリスマスケーキ
●ブッシュ・ド・ノエル
●ショコラ、カフェ、グランマニエ

クリスマス時期アントルメ
●フェスティバル
●タルトフレーズ
●サントノーレ

それぞれ各国クリスマスの特徴がありますし、また味わいの差もありますので、どうぞ比較して味わって下さい。

クリスマスケーキ何でも質問、そして、場合によっては予約もしてください。今年のアドベントは12月1日(日)スタートのようですが、一足早くクリスマスケーキを味わいましょう。

奮ってのご参加お待ちしています。

※以下は第一回目の案内に載せたコピーです。参考までに再掲します。

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ルコントというお菓子屋さん、ご存知ですね?「現存する最古のフランス菓子専門店」六本木にあった、伝説の店です。

フランス人パティシエ、アンドレ・ルコント氏が日本で初めて開いたフランス菓子専門店は1968年12月六本木に開店、1999年彼が逝去した後もマダム・ルコントと職人達で遺志を引き継いでましたが、2010年9月に突然閉店、再開が望まれていました。

ルコントさんの経歴は下記に記しますが、彼こそ日本のスイーツブームの草分けであり、入手困難だった菓子材料の輸入会社も築きました。

今年3月、「ルコント広尾店」が再オープンしました。早速出かけてきましたが、美味しいケーキが並び、広尾のランドマークになりつつありますし、ここにはアンドレ・ルコント氏が生きています。

アンドレ・ルコント氏の信念であった、“Tout a la francaise.(万事フランス流に)”を受け継ぎ、「懐かしくて新しい」というコンセプトの店です。

1階はケーキや焼菓子販売のパティスリーガラス張りの明るい店は美味しそうな雰囲気で、地下はケーキとお茶を楽しむサロン・ド・テ、しっとり落ち着いて“美味しい時間”に最適です。

今回はアンドレ・ルコントさんのお話しを伺います。ルコントさんは日本の洋菓子発展に貢献して頂いたか、夢を持ってパティシエを目指す若者がどれだけいたのか?など、戦後のフランス菓子発展期の話を聞きます。お話して頂けるのは島田進シェフです。

島田シェフは六本木『ルコント』総料理長も勤められ、ルコントさんのお話しを伺うには最適の方であり、この広尾店のお菓子の監修者でもあります。

勿論話だけでなく、いろいろお菓子を食べます。何をどうやって食べるのかは相談中ですが、お菓子だけでなくキッシュなども準備しています。

話しを聞いてから食べるルコントのお菓子、どうぞ楽しみにしていらして下さい。

ちなみにどんなお菓子があるかというと、サイトにはこう書いてあります。

ルコントのこだわり
ルコントの真髄であるケーキや焼菓子、マカロンなど、
大人から子供まで楽しんでいただけるようにと考案した、
伝統的で懐かしさを感じさせるフランス菓子の数々をご用意しております。

フルーツケーキ
10種類のドライフルーツをたっぷり使ったルコントの
スペシャリテ。ラム酒に漬け込んだドライフルーツは、
代々受け継がれた蜜を使用した伝統の味。

ケーキ
しっかりとお酒をきかせたフランスならではの大人のお菓子
から、見た目も楽しいお子様にも楽しんでいただけるもの、
季節の移ろいを感じていただけるお菓子など
多くのケーキを揃えました。

焼菓子
定番である「マドレーヌ」や「フリアン」をはじめ、
バターをたっぷり使った深みのある味わいの焼菓子を
ご用意しました。

先日“ババ”を買って帰り家で頂戴しましたが、ラムとレーズンの美味しい大人が楽しむケーキ、、本当に美味しくて、夫婦で顔を見合わせたほどです。

いろんなお菓子を当日少しづつ食べられるよう、お店の方と相談しておきます。
(お土産購入希望の方は早めに来て下さいね)

少人数で申し訳ありませんが、ルコント氏に思いを馳せ、美味しいお菓子で笑顔になりましょう。奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考>


●ルコント
http://www.a-lecomte.com

●アンドレ・ルコント
http://ja.wikipedia.org/wiki/

●パティシエ・シマ
http://www.g-chef.com/restaurant/rst58.html



<アンドレ・ルコント氏経歴 ウィキペディアより抜粋>

1931年 パリの南ロワール生まれ。
13歳でお菓子の世界に入り、1945年 14歳 モンタルジーで一番腕のよいマイスター マルセル・ルナン氏のもとで見習いとして修業。
16歳のときパティシエとしての国家試験に合格。
兵役後、パリの高級ホテル「ジョルジュ・サンク」(当時4つ星)に入社。
20代前半でスーシェフ(副シェフ)になると、ホテルの常連客に呼ばれて、世界各地に足を運ぶ。
1963年ホテルオークラのシェフ・パティシエとして来日。
本格的な砂糖菓子の彫刻を日本で最初に広めた。
1968年12月、六本木「A.ルコント」オープン。
日本人に本場フランスの味をよく知ってもらおうと、フランスと同じ材料・同じレシピにこだわった。
“Tout a la Francaise”(万事、フランス流に…)が、彼の信念である。
頑固なほどの味へのこだわりが皇室やフランス大使館をはじめ、各国大使館や政府官庁なども支持され、現在でも御用達になっている。
併設されたサロン・ド・テには、一流芸能人や政・財界人まで、時代を代表する顔ぶれが集まった。
1978年 本店を六本木から青山に移転
続いて、新宿伊勢丹店・三越日本橋店・三越銀座店・丸の内店(現在は閉店)をオープンさせる。
1994年、「ブラッスリールコント」オープン。
1999年 逝去(享年68歳)

アンドレ・ルコントはシェフとしても一流で、東京サミットの際は、フランス大統領主催晩餐会の料理も担当していた。フランス料理アカデミー日本支部の初代会長を務める。
現在は、古くからの友人でもあるジョエル・ブリュアンが2代目を務めている。その他の親しい友人には、ポール・ボキューズやジョエル・ロブションなどの料理人、ピエール・エルメの師匠であるガストン・ルノートル(菓子職人)、日本のフランスパンの父であるフィリップ・ビゴ(パン職人)、前フランス大統領のジャック・シラクがいる。
オープン当時、フランスの材料を手に入れることが非常に困難であり、今では、お菓子には欠かせない菓子材料を輸入する会社を築いたのもルコントである。

<島田進シェフ経歴>

1946年三重県出身
画家を目指して神戸で絵の勉強に励んでいたが師の勧めで上京。
当時六本木にオープンしたばかりの日本で最初のフランス菓子専門店「A.ルコント」と運命的に出会う。
3年勤務し渡仏。「ダロワイヨ」「ブッダ」「ベッケル」などで経験を積み約3年間滞在する。
帰国後、フランスの一流レストラン「マキシム・ド・パリ」銀座店のシェフパティシエを務め、その後「A.ルコント」に総製菓長として迎えらえ日本にフランス菓子を広めた第一人者アンドレ・ルコント氏の片腕 として活躍する。
1998年に麹町に「パティシエ・シマ」をオープン。

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実施概要

『ルコント物語 第三章』
〜伝説のフランス菓子店を学び、食べる〜
日時 11月8日(金)19:00〜21:00
場所 ルコント広尾店
港区南麻布5-16-13 TEL: 03-3447-7600
http://www.a-lecomte.com/shop/
日比谷線 広尾駅1番出口より徒歩2分
ゲスト 島田 進氏(パティシエ・シマ オーナーシェフ)
参加費 ギリークラブ正会員 5,000円 ビジター同伴 7,000円
(セミナー代、ケーキ代 他)
募集 15名限定 (正会員優先、先着順)
締切 11月1日(金)
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。

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