ご案内中のセミナー(トップページ)2013年セミナーカレンダー|9月25日(水)

セミナーご案内

季節を楽しむ中国宮廷料理 <中秋の宴>
〜 中国特級調理技師に学ぶ中国の食 〜

セミナーご案内

各季節を味わう中国料理の会5回目です。以前の会に来ていなくても、全く問題ありません。素晴らしい料理を再現して食べ、中国を学ぶ場ですが、これが本当に素晴らしい!この日だけの体験です。調整してでも参加する価値のある料理達です。

メインは松茸に加え、この季節でなければ手に入らない珍しいきのこをいろいろ使用した壺蒸しスープと、スッポンと秋の味覚のお料理だそうです。

仲秋は月とともに豊穣の秋の実りを楽しむ節句なので、特級調理技師の郭さん、紫苑の料理人チームの方が様々に工夫して秋を表現して頂けるそうです。

さしもの夏もこの異常気象と共に変わりつつあります。大雨の中にもコオロギは大騒ぎ、もう秋ですよね・・・楽しみましょうよ。

一部表示できない外字は〇としましたが、何となく想像して頂けると思います。本当に美味しそうで、楽しみです。

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【前 菜】
初秋彩〇盤 初秋の前菜の盛合せ
葡萄鶏肝腸 手作り干しぶどうと鶏肝の腸詰
香煎芋頭〇 タロ芋のお焼き
糟〇秋刀魚 秋刀魚の麹焼き
鮮菱蘭花干 菱の実と押し豆腐の香料煮込み
桂花紅楓薯 薩摩芋の金木犀風味

【主 菜】
鮮菌満壇香 松茸と旬のきのこの壷蒸しスープ
〇春巻伴〇鴨 北京ダックときのこの春巻
秋実炒甲魚 秋の実とスッポンの香り炒め

【食 事】
雲南過橋米線 雲南風スープ米麺

【デザート】
中秋月餅小甜点 中秋月餅と小さな点心

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旧暦8月15日の中秋節、春節(旧正月)、端午節と共に中国の三大節句の一つです。満月は家族が一人も欠けることがない「団円(家族円満)」の象徴とされ、嫁いだ娘も実家に戻り、家族がそろって月に供え物をし、月を愛でながら飲食を共にする習慣があります。この時に供えるのが「月餅」です。

西太后は仲秋の夜に大臣、宮女たちを集め、離宮の頤和園で月を祭る大典を行ったと言われます。供える品物は精選した月餅、七節の蓮根、各種の果物の他に、特に直径数尺に及ぶ大きな「月華」(帝王と皇后は「餅」と「病」の発音が近いのを忌んで、宮中では月餅を月華と呼ばせた)をつくらせて供えました。湖面には蓮華灯篭が並び、湖に映る月とともに、御膳坊(皇帝専用の厨房)で作られた料理を運んで、宴を楽しんだと伝えられます。

今回は、実りの秋に旬を迎える素材を多用し、庶民から宮中まで様々な仲秋の宴をイメージしたコースを組み立てて頂きます。

勿論調理して頂くのは、中国特級調理技師郭 明氏、日本橋紫苑の調理長、和田貴志氏にお願いしており、この日だけの特別メニューになります。

毎回本当に素晴らしい料理をお出し頂いており、これは参加された方、食べた方の勝ち!食べ終わった時、お互い顔を見合わせる満足の表情!

料理関係者、プロの料理人の方の評価が大変高く、凄い腕の料理人が作る中国料理は、美味しさは勿論、お腹に全くもたれないのです。

美味しい料理は人を笑顔にします。平和な時間は笑顔から始まります。「食文化を通じた日中交流」

小さな事ですがギリークラブの提案です。奮ってのご参加お待ちしています。

この後の展開予定ですが、10月に「重陽の節句の宴」11月は初旬「上海蟹の席」

それぞれ内容や会費も異なると思いますが、どうぞご予定ください。

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<参考>


●日本橋紫苑
http://www.n-shion.jp

●銀座アスター
http://www.ginza-aster.co.jp/

●中国料理(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/

●中国宮廷料理参考(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/



<郭明さんプロフィール>

1956年 北京生まれ
1976年 北京第一服務局料理専科卒業
1976年 北京市「倣膳飯荘」※に調理師として就職
1983年 東京のテレビ局主催「世界料理大会」に参加。特別賞と優秀創意賞を獲得。
1985年 一級厨師試験に合格。倣膳飯荘副調理長に就任。
  中国中央テレビ局「全国中級厨師函授学院」の教師として30例に及び中国名菜の作り方を収録放送。
  香港グルメウィークにメインシェフとして招かれ、「中国宮廷宴」を実演。
1986年 北京市優秀青年厨師に選ばれる。
  オランダにメインシェフとして招かれ、「中国宮廷宴」を実演。
  イギリスにメインシェフとして招かれ、「宮廷御宴」を実演。
1987年 特級調理技師試験に合格。
  三越百貨店日本橋本店に招かれ、「満漢全席」を実演。
1988年 北京市調理大会に出場。優秀賞を獲得。
1992年 銀座アスター食品株式会社の技術顧問として契約。現在に到る。

※倣膳飯庄は80年の歴史を持つ中国国内最初の宮廷料理レストランである。

1925年、北海公園が開園された際にもと宮廷の料理係であった趙仁齋と息子、趙炳南が孫紹然、王玉山、趙承寿等の宮廷料理人を招き北海公園の北岸に開設した茶館「倣膳茶社」が始まりで、1955年に私営から国営に、1956年に名前を「倣膳飯庄」に改め、1959年に北岸から瓊華島、○瀾堂、道寧斎など乾隆年間に建てられた建築群に移転した。

すべての宮廷の調理法を用いて忠実に再現された宮廷料理を提供している。
主なものとして、宮廷デザートや宴会料理、有名な「満漢全席」など手の込んだ料理の数々は中国国内に留まらず国外からも多くの人気を集め、国内外様々な方面の著名人がこの店を訪れている。


<二十四節気とは>

二十四節気は月の動きに合わせて作られた太陰暦が、太陽の動きと無関係であるために実際の四季の周期と暦にずれが生じ農耕等に不便が生じるため、戦国時代に考案された。1 太陽年を太陽の黄道上の視位置によって24 等分したもの。

春の始まり「立春」、春の中間点「春分」といった昼夜の長短を基準とした季節区分に「啓蟄」「清明」といった物候の節気が入る。中国には二十四節気に合わせた、行事風俗が伝わる。

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実施概要

季節を楽しむ中国宮廷料理 <中秋の宴>
〜 中国特級調理技師に学ぶ中国の食 〜
日時 9月25日(水)19:00〜21:30
19:00 中秋節の行事、料理に関してのお話
19:15 食事開始「中秋節の季節料理を楽しむ」
※メニューは上記
21:00 終了 宮廷料理何でも質問タイム
21:30 解散予定
会場 日本橋紫苑
中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 新館10F
TEL: 03-5205-8268
http://www.n-shion.jp
参加費 正会員 12,000円 ビジター 14,000円
(セミナー代、食事代、飲み物代)
講師 郭 明氏  (日本橋紫苑グランシェフ 特級調理技師)
和田 貴志氏(日本橋紫苑 調理長)
和多田麻美氏(銀座アスター 営業企画チーム)
募集 10名(先着順・正会員優先です)
希望者多数の場合、紫苑さんと相談の上枠を拡大します。
締切 9月18日(水)
それ以前でも満員の際には締め切ります。
キャンセル待ちも出来ます。
締め切り後でも対応可能なら参加できます。

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