ご案内中のセミナー(トップページ)|2013年セミナーカレンダー|9月8日(日)・9月16日(月・祝)
セミナーご案内
和・倶楽部 9月文楽観劇会 〜「伊賀越道中双六」、2回に分けて〜 |
セミナーご案内
ギリークラブ・和・倶楽部の文楽鑑賞会、これは開始以来の大人気シリーズです。
ここで文楽に出会い、魅力にはまった方が沢山います。文楽など観なくても生きていけますが、知っていると大げさですが、人生が変わります。
歌舞伎、ミュージカル、映画、音楽、スポーツ、、、全て「人」が演じ、演奏し、プレーしますので、その人の芸に惚れますし、スターシステムです。
その意味では文楽もそうなのですが、人形が演じる、、、と、作品への感情移入が異なります。そして、そこにある何とも言えない世界に入り込むのです。ここで感じる事は本当に深く、日本も知る事が出来ます。
ギリークラブは常に「超初心者の為の会」ですので、どんな初歩的な質問でもお受けし、疑問を解消し、同時に達人も無視できない体験をご提供しております。
長年継続していると、有難い事に多くの方が協力して頂け、それまで知らなかった事も分るようになります。ご参加者と一緒に学び、理解を深めております。
そんなギリークラブ・和・倶楽部の文楽観劇会、9 月は「伊賀越道中双六」(いがごえどうちゅうすごろく)を、1部、2部通すという画期的な公演です。
「伊賀越道中双六」と言えば沼津の段、何回観ても興味深く、そして涙してしまうほど、文楽の名場面の象徴みたいな段ですが、殆どの人が今回通し狂言観劇初体験だと思います。
「伊賀越道中双六」は日本三大仇討の一つ、荒木又右衛門による伊賀上野鍵屋の辻での敵討ちをモデルにした時代物です。
チラシにはこう書いてあります。鎌倉から東海道を西に向かいつつ見事に敵を討ち果たすまでを道中双六に見立て、そこで敵同士になってしまった親子、わが子を殺しても義理を立て通そうとする弟子と師匠など、仇討ちの背景にさまざまな人々の思いが交錯します。文楽の醍醐味を存分にお楽しみ頂ける大作です。
そう、これは“大作”なのです。どんな物語なのか、このサイトでご覧ください。紹介動画や東海道の地図、格段のあらすじ等があります。
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc16/iga/index.html
通し狂言ですから順番が大切です。1部の会、2部の会と2週連続で観劇会を実施します。勿論どちらかだけでも大丈夫ですが、どうせなら両方観ませんか?
なお、大阪の文楽劇場も11月公演はこの「伊賀越道中双六」、東京で見逃したら大阪に行く事も出来ます。
ちなみに国立劇場の11月歌舞伎公演では、坂田藤十郎で「伊賀越道中双六」通し狂言です。文楽と歌舞伎で楽しめる「伊賀越道中双六」の秋です。
これは本当に注目、一生のうちにこんな事はないでしょうし、今後有名場面である沼津や岡崎は何回も観るでしょうから、この秋に知っておくと楽しみが違ってきます。
そして、、、9月の観劇会に参加の方へのプレゼント!「伊賀越道中双六」セミナーに、無料でご招待です。(他の会との共催です)
平日夕方ですが、秋にご覧になる「伊賀越道中双六」文楽、歌舞伎、双方の楽しみ方などをお聞きします。セミナー講師:演劇評論家 犬丸 治氏タイトル(仮):『文楽、歌舞伎から見た「伊賀越道中双六」』
歌舞伎や文楽への愛情は言葉では言い尽くせぬほど深い方、9月観劇会お申し込みの方のみご参加頂けますので、ぜひご参加いただきますようご案内申し上げます。セミナー後は犬丸さんを囲む飲み会もあります。(別会費)
ギリーで「伊賀越道中双六」の秋をご一緒しませんか?大変人気が高く、またまた完売が予想されていますので、必ず締切日までにお申し込みをお願いします。奮ってのご参加お待ちしています。
※“見取り狂言” 人気場面だけを上演するのを“見取り狂言”と呼びます。より取り見取りの“見取り”、歌舞伎座での通常パターンですが、これに対して国立劇場でよくあるのがこのような通し狂言です。これに対し連続上演、ストーリー仕立てが“通し狂言”です。 ちなみにここでいう“狂言”とは、能狂言の狂言、あの「太郎冠者〜、次郎冠者〜」のあの“狂言”ではなく、歌舞伎や文楽の出し物の“狂言”と呼びます。 |
<参考>文楽を知るためのサイト
●文楽応援サイト「楽文楽」 渡辺が編集長です!
http://labunraku.jp
●楽文楽(らぶんらく)FACEBOOK ページ
http://www.facebook.com/labunraku
●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html
●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html
●文楽ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/
●今回公演サイト
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2013/9106.html
●チラシ(あらすじ)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/img/leaflet/igagoedoutyuusugoroku-ura.jpg
〇犬丸治氏プロフィール
演劇評論家。昭和34年(1959)東京生まれ。昭和57年(1982)慶応義塾大学経済学部卒業。歌舞伎学会運営委員。演劇学会、国際浮世絵学会、近世文学会、日本演劇協会各会員。現在演劇雑誌「テアトロ」、読売新聞に歌舞伎評執筆。
<文楽とは> 正式には人形浄瑠璃という芸能、通称「文楽」と言います。太夫が義太夫節で語る浄瑠璃に合わせ、人形が演じます。三味線は決して伴奏ではありません。というような事をレクチャーでお話しします。 江戸初めから隆盛し、歌舞伎と人気を二分した大衆芸能、300年以上続いているので、伝統芸能と呼ばれていますが、当日の日本人を知る貴重な情報がここにはあります。 もちろん娯楽ですから単に楽しめばよいのですが、現代とは違う事も多いので、少し知っておくと楽しめます。これはイヤホンガイドの解説などで知ることが出来ます。 真の国際化とは自分の国を知る事です。文楽や歌舞伎を知っておくと、自分が豊かになり、かつビジネスをする際にも幅が広がってきます。 |
実施概要
和・倶楽部 9月文楽観劇会 〜「伊賀越道中双六」、2回に分けて〜 | |
日時 |
(1)第1部観劇会 ●9月8日(日) ・ 9:45 文楽デビューセミナー(希望者のみ) ・10:15 終了・劇場へ移動 ・10:30 受付開始 ・11:00 公演観劇 <鑑賞作品> 「伊賀越道中双六」(いがごえどうちゅうすごろく) 和田行家屋敷の段 円覚寺の段 唐木政右衛門屋敷の段 誉田家大広間の段 沼津里の段 平作内の段 千本松原の段 ・15:55 終演・文楽の余韻を楽しみ語り合う茶話会 (どなたかゲストに来て頂きます。) (2)第2部観劇会 ●9月16日(月・祝) ・15:15 文楽デビューセミナー(希望者のみ) ・15:45 終了・劇場へ移動 ・16:00 受付開始 ・16:30 公演観劇 <鑑賞作品> 「伊賀越道中双六」(いがごえどうちゅうすごろく) 藤川新関の段 引抜き 寿柱立万歳 竹藪の段 岡崎の段 伏見北国屋の段 伊賀上野敵討の段 ・20:40 終演 希望者はその後交流食事会に行きましょう。 技芸員の方を囲む貴重な会です。 |
オプション |
作品解説&懇親会 日時:8月29日(木)16:00〜 場所:国立劇場・伝統芸能情報館3階 会費:無料(9月の観劇会ご参加者対象です) 備考:終了後講師を囲んでの懇親会実施(会費5,000円の予定) |
会場 |
国立劇場(半蔵門) ・セミナー:伝統芸能情報館3F (国立劇場裏手) ・文楽観劇:国立劇場小劇場 (国立劇場への行き方) http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/access.html |
会費 |
ギリークラブ正会員 8,500円 ビジター 10,500円 ・チケット代+プログラム+謝礼金分担金 |
募集人数 |
各日30名 正会員優先、先着順で申し受けます。 |
締切 |
7月29日(月) ・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。 ・キャンセル待ちもできます。 |