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セミナーご案内

読書会「何のために働くのか」
〜 寺島実郎氏と自分を創る生き方を考える 〜

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寺島実郎氏、もう説明する必要もない論客ですが、この本『何のために働くのか 自分を創る生き方』を読むと、新しい寺島さんが分かります。ぜひお読みください。

ある占い師に「あなたは16歳から成長していない」と言われ考えました。もう40年以上大人になっていない、きっと死ぬまで成長出来ない、妻や子供、そして周囲に迷惑をかけるじじいになっていくのだと。(笑)

冗談はともかくこの本、私のような年齢でも本当に刺激になります。自分の為にも、また次の世代の為にもなります。

まずは自分が読まない事には何も言えません。どうぞご一読ください。ギリークラブの場で、寺島さんご自身と語り合いましょう。

寺島さんには、本に書ききれなかった事、出版後の周囲の反響などをお話しして下さいとお願いしています。

ただ、参加者の方には読後の感想、質問を頂戴できれば、これを先にお届けして置きますので、これを参加の条件としたいと思います。

単なる講演会ではなく、他の参加者の方にも参考になる、何らかのテーマについての意見交換会にしたいと思いますので、「読書会」という主旨をご理解の上、お読みになり、意見を事前にお出しいただけましたら幸いです。

会場の文庫カフェも寺島さんの考えの元、寺島文庫ビルの1階にあるユニークな店です。

コーヒーを飲み、ちょっとパンなどかじって、意義のある時間をご一緒しましょう。奮ってのご参加お待ちしています。



◆書名: 『何のために働くのか 自分を創る生き方』
◆著者: 寺島実郎
◆発刊: 文藝春秋社 文春新書(224ページ)
◆発売: 2013年6月20日
◆定価: 788円(税込)

◇出版社紹介文:
「私はなぜこの仕事をしているのか」。忙しさに、「働く意味」を見失い、虚脱感に襲われることはありませんか。
長年、三井物産をはじめ世界を舞台に活躍してきた寺島実郎さんは、「働く意味」を見出しにくい現代社会に私たちは生きている、と指摘します。
それでは、日々、生き生きと打ち込める「自分が納得がいく仕事」を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。経済的自立を得る「カセギ」と、社会に貢献する「ツトメ」を両立させよう、と寺島さんは言います。働くことで悩んでいるすべての人にぜひ読んでほしい1冊です。

●アマゾンのページです。
http://www.amazon.co.jp/

書評:大学生を含めた若い世代にぜひ読んでほしい本だ。

企業に勤めながら、仕事を通じて時代と格闘し、成長を続けてきた男の物語である。
寺島さんは卒業時に、アカデミズム、ジャーナリスム、産業現場という3つの選択肢を考えたのだが、数十年経ってみると産学官とジャーナリスムの仕事をするという現在の場にたどり着いている。原点に回帰したという以上に、関心と興味を持ち続け結果的に3つの選択肢のすべてを実現しているということもできる。

1980年からの7年間に及ぶ寺島さんの「失語症」の時代に私は出会っている。中央公論の「われら戦後世代の坂の上の雲」で名前は知っていた。ニューヨークとワシントン時代には現地に何度も訪ねたし、帰国の度に東京で何度も会っている。その間がメディアへの論文や著作を出さなかった「失語症」の時代だったのは初めて知った。「われら戦後世代の坂の上の雲」から「地球儀を手に考えるアメリカ」までの期間である。海外での知見を深めるうちに、自分でわかったつもりでいたが、まったくわかっていなかったことに気づく。半知半解の自分に気づき沈潜する時代だ。この期間、大きな時代の波に飲み込まれ格闘する中から寺島さんは失語症状態を脱していく。

この本のキーワードを以下にあげていく。
寺島の自分史から。
「マザコン」「読んだこと、感じたことがににじみ出るような文章を書き、それを人に読んでもらうこと」「短歌」「自分の書いた文章で、人の心をつかまえたり、人の気持ちを動かしたりする。そういうことに自分が向いているのではないか」「三つの選択肢。アカデミズム、ジャーナリズム、産業現場」「マージナルマン(境界人)」「中央公論の粕谷一希」「1980年のわれら戦後世代の坂の上の雲」「折り合い」「2か月で辞表、大原寛」「IJPC(イラン・ジャパン石油化学)」問題解決のために情報を集める」「1980年以降7年間の失語症時代」「NYC、WAS」「問題解決をしてきたことが誇り」「知的三角測量」「知的インフラとしての人的ネットワーク」「サムライ・イングリッシュ」

働く意味
「カセギとツトメ」「不条理の克服」「歴史の進歩」「天命」「天職」「まっとうな大人」「教育が残る」「使命感の自覚」「一点の素心」「こだわり」「小成」「謙虚」「出会いと自覚」「時代認識」「6つのジャンル:環境、新エネルギー。医療・介護・健康。次世代ICT。食と農業。グローバルサービス、エンターテイメント、観光、文化交流。新しい公共、NPO、NGO」「企業モノ小説」「自分のネットワーク」「親というハードル」「新渡戸の武士道と内村の後世への最大遺物」「高尚なる生涯」「歴史における個人の役割は重い」「個人・組織・国家「アーチスト・オブ・ライフ」「ワークウェア(能動的福祉)社会の地平」

メガトレンド
「グローバル化と全員参加型秩序」「アジアダイナミズムとネットワーク型の世界観」「IT革命の本質」「食と農業の未来」「技術と産業の創生とTPP問題」「エネルギー・パラダイムの転換」

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<参考>


●日本総研
http://www.jri.co.jp/

●本の話web(自著を語る 寺島氏登場です)
http://hon.bunshun.jp/articles/-/1672

●寺島実郎(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/


<参考:寺島実郎氏経歴>

1947年8月11日 北海道に生まれる
1973年 早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了 同年三井物産株式会社に入社
1983年〜84年 米ブルッキングス研究所出向
1987年〜91年 米国三井物産ニューヨーク本店情報企画担当課長
1991年〜97年 米国三井物産ワシントン事務所長
1997年4月〜99年 三井物産業務部総合情報室長
1999年10月〜09年 株式会社三井物産戦略研究所 所長
2001年6月〜06年 財団法人日本総合研究所 理事長
2002年4月〜09年 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授
2003年4月〜06年 三井物産株式会社 執行役員
2006年4月〜09年 三井物産株式会社 常務執行役員
2006年4月〜10年 財団法人日本総合研究所 会長
2009年4月〜 多摩大学 学長 株式会社三井物産戦略研究所 会長
2010年4月 早稲田大学名誉博士学位
2010年6月〜 財団法人日本総合研究所 理事長

現在就任中の役職など、詳細は以下のサイトに
http://www.nissoken.jp/president/profile/

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実施概要

読書会「何のために働くのか」
〜 寺島実郎氏と自分を創る生き方を考える 〜
日時 7月29日(月)19:00〜21:30
会場 文庫cafe みねるばの森
千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1F
TEL: 03-5215-2950
http://www.terashima-bunko.com/bunko-cafe/access.html
ゲスト 寺島実郎氏
参加費 正会員 5,000円 ビジター 7,000円
(セミナー代、会場費、軽食&飲み物代)
※終了後の懇親食事会(参加自由)は会費別途
但し寺島さんは懇親会には参加されません。
募集 30名限定(正会員優先・先着順)
締切 7月22日(月)
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。

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