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「カンヌの10年に、広告産業の潮流が見える。広告の歴史弾丸ツアー。」

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打ち合わせで博報堂ケトルさんに行きました。素晴らしい!

円形の打ち合わせスペースの上に、天井からやかんがぶら下がっています。ラグビーの試合で見る“ちから水”のやかんが・・・

そうか、ケトルは薬缶なんだ、と思いましたら、かなりのこだわりでその薬缶を探し、吊るしていると。

そんなオフィスでクリエイティブの仕事をする、良い発想が生まれるんだろうなと、心底羨ましくなりました。

広告クリエイティブ、本当に大切です。ネット時代になって、コミュニケーション手段も変わり、テンポ早く反応しないと許されない時代です。それが良いのかどうか、はなはだ疑問ですが・・・・

「う〜」、とか「あ〜」とかの後、ポツリと放つ一言、頭の中をいろんなものがグルぐる渦巻く中で閃くもの、哲学の道を歩きながらじっくり考える事・・・

そうやって色々な事は発明されてきましたし、「いいなぁ」と思われる事は時代を越えて大切です。いつの世も、人を幸せにしない物は淘汰されます。

勿論SLが走った牧歌的な時代に戻るはずもなく、当然ですが、どんどんペースアップしていくでしょうし、Iphone5の処理力アップはストレスを少なくしてくれます。

ただ、だから良かった、だけでは済まないような気もします。それ自体が変化するメディアから流れる広告の影響は大きく、それによって認知度が上がり、好意度、そして購買・・・

これが広告クリエイティブの力である事は変わりません。時代変化はあっても、人間の心を動かす事が重要です。クリエイティブの良しあしがそれを左右します。

「広告のクリエイティブを考える」過去に何回もこのテーマで実施してきました。私は若い頃から宣伝の仕事が長く、無条件に広告が好きですし、優秀なクリエイティブが人を変えると信じているからです。

で、色々企画している中で、今回木村さんに出会いました。お話の中でカンヌの10年の話を伺い、「これだぁ!」と。木村さんに伺うこの話、見せて頂く作品、大興奮です。

木村さんはこのように書いて頂きました。

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カンヌの10年に、広告産業の潮流が見える。広告の歴史弾丸ツアー。

6月に南仏カンヌで行われる世界最大の広告の祭典、カンヌフェスティバルオブクリエイティビティは、毎年世界中の新しいアイデアや手口の宝庫です。

しかし時系列で見ないとその文脈が見えて来ないと言われています。9年間カンヌに毎年参加し、審査員も勤めた木村健太郎が、広告業界のトレンドや変化がいつどうやって起きて来たかを、各年の個人的に好きな受賞作を多数紹介しながら斬って行きます奮ってのご参加お待ちしています。

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もうこれだけで全てがお分かりだと思います。現在は「カンヌフェスティバルオブクリエイティビティ」ですが、長らく国際広告祭と呼ばれ、優秀な広告作品に出会える場です。

私が入社した年に、サミー・デイビスJr起用した作品「サントリーホワイト」のCFが日本で初めてのグランプリ、私にとってのカンヌは、レッドカーペットの映画祭ではなく広告祭です。

余談ですが、その後ワインの仕事でフランスに行き、カンヌの海辺でこのCFの話をしながらワインを飲んでいたら、.「男2人でロゼ!」と田崎真也氏に笑われた事を突然思い出しました。そんな事はどうでも良い事です。

木村さんに伺うカンヌの10年、本当に楽しみです。そして場所も冒頭に書いた、博報堂ケトルさんにお願いしました。あのオフィスは一見の価値があります。いいなぁ、と心底思わされます場所で広告の会です。

当日説明して頂きますが、遊び心、クリエイティブマインド、こういう場所で優秀な広告作品が生まれるんですね。ご参加お待ちしています。


<木村健太郎氏プロフィール>

博報堂ケトル
代表取締役共同CEO、エグゼクティブクリエイティブディレクター、アカウントプランナー

1992年博報堂入社後、
戦略からクリエイティブ、デジタルやPRまでを一貫して行う独自のスタイルを確立し、
2006年博報堂ケトルを設立。
既存の広告手法にとらわれない斬新な統合キャンペーンで、
アイデアを沸騰させて世の中を沸かし続けている。
2012年のカンヌ5部門受賞、アドフェストダブルグランプリ、アドスターズグランプリをはじめとして、
これまでにD&ADイエローペンシル、クリオ賞ゴールド、ACCメダリスト、
毎日広告賞最高賞など国内外の広告賞を多数受賞。
また10回の国際賞審査員経験を持ち、海外での講演も多い。

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<参考サイト>

●博報堂ケトル
http://www.kettle.co.jp/

●カンヌライオンズ
http://www.canneslionsjapan.com/


<参考:「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」:オフィシャルサイトから抜粋>

世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバル。その中でも世界最大級の規模を誇るのが「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」です。

長らく「Cannes Lions International Advertising Festival」という名称で運営し、日本語では「カンヌ国際広告祭」として親しまれてきましたが、2011年から正式名称が「Cannes Lions International Festival of Creativity」と変更された事を受け、それに伴い日本語名称も「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」へ変更を致しました。

毎年6月に、1週間にわたってフランスのカンヌで開催されるカンヌライオンズの特徴は、充実したセミナーにあります。1週間に渡る会期は、毎日朝から夕方まで業界の最先端企業の数十に渡るセミナーで埋め尽くされます。また他のアワードと違う部分は、会期中に審査が行われる事です。会場では参加者が全エントリー作品を見る事が出来るので、参加者にとっては自分の観点の評価を世界のトップクリエーターで構成される審査員団の評価基準とオンタイムで比較できるという貴重な機会となります。

次のビジネスにつながる絶好の機会
世界中の広告関係者が一堂に会するカンヌライオンズ。毎年、フェスティバルに参加する広告を始めとする業界関係者の数は8,000人から10,000人にも上ります。

グローバル企業がグループ会社を集めてミーティングを開いたり、各参加企業がそれぞれ独自のパーティーを開いたり、関係者同士の交流も非常に盛んです。この機会を利用して大きなビジネスチャンスをつかむクリエイターも少なくありません。参加するだけでも感性が刺激される意義深い祭典ですが、是非、自分をアピールする絶好の機会としてとらえてみてください。きっと将来につながる人脈を築き上げられるはずです。

ヒストリー
1954年
劇場CM会社の世界的な業界団体である財団法人、Screen Advertising World Association(通称SAWA)が、当時盛んであった劇場CMの振興のために創設。
1961年
株式会社東映エージエンシーがカンヌ国際広告祭の日本代表理事企業として、フェスティバルのプロモートを始める。
1974年
フィルム部門にて、日本の作品が初のグランプリ受賞。
1992年
屋外広告・印刷物を対象としたプレス&アウトドア部門創設。
1998年
インターネットを対象としたサイバー部門創設。
1999年
メディアの優れた活用手法を競うメディア部門創設。
2002年
ダイレクトマーケティングを対象としたダイレクト部門創設。
2005年
ラジオ部門が創設。
最も斬新なクリエイティビティを評価し、高いプレステージ性を持つチタニウム部門創設。
2006年
消費者を動かす創造的なプロモーションを対象としたプロモ部門創設(現在はプロモ&アクティベーション部門)。
プレス&アウトドア部門から屋外広告を対象とするアウトドア部門が分離。
2007年
チタニウム部門に、最先端の統合キャンペーンを評価するインテグレーテッド部門が加わり、チタニウム&インテグレーテッド部門となる。
2008年
優れたデザイン性を競うデザイン部門創設。
2009年
PRの手法を競うPR部門創設。
2010年
映像制作の技術面を評価するフィルム・クラフト部門創設。
2011年
広告主のビジネスに与えた効果を競うクリエイティブ・イフェクティブネス部門設立。

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実施概要

「カンヌの10年に、広告産業の潮流が見える。広告の歴史弾丸ツアー。」
日時 10月17日(水)19:00〜21:00
会場 博報堂ケトル
港区赤坂五丁目3番1号 赤坂Bizタワー TEL: 03-6441-6322
http://www.biztower.net/access/index.html
※入館に当たっては登録が必要です。当日ビル1階で待ち合わせします。
ゲスト 木村 健太郎氏(博報堂ケトル 代表取締役 共同CEO エグゼクティブ クリエイティブディレクター)
参加費 正会員 5,000円、同伴ビジター 7,000円
(セミナー費、各種費用分担金)
募集人数 20名(先着順・正会員優先です)
締切 10月12日(金)
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。
※空席があれば直前でも参加可能です。

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