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セミナーご案内

「ミレー」をテーマに、甲府日帰り小旅行
〜レクチャー&鑑賞 ミレーに親しむ芸術の秋〜

セミナーご案内


 左から 種をまく人 落ち穂拾い ミレー


山梨県立美術館でのギリークラブを募集中ですが、思った以上に申し込みが少ない状態です。やはり甲府にとなると敷居が高いのでしょうが、前回の案内原稿に全く力が無かったと大反省です。

美術館からお借りしたDVDを観ているのですが、ミレーというのは「農民画家」なんですね。バルビゾン派というのはフォンテンブローの森に魅せられた画家・・・、うーん、無学な私が知らない事ばかりです。

代表作である「落ち穂拾い」にも多くの習作があり、農村の最貧層に認めらた作業を黙々とこなす農民へのミレーという画家の敬愛の気持ちがこもっている・・・なんとも清々しい気持ちでまた観ています。中学高校時代、美術の時間に何をしていたのか、はたまた教科書には書いてなかったのか、最近そのDVDで新しい発見をしています。

で、山梨県がそれを集めているのは、農業県、自然県だからという事だそうで、これは素晴らしい事だと改めて思いました。バブル時期、“金にまかせて買ったミレー”そんな美術館だと思っていた私が馬鹿でした。山梨県の方に申し訳ない、大いに反省しました。

でも、山梨の人がどれぐらいそれを知っているのしょうか?少なくとも知り合いのマスコミやワイン関係者の方から、「そんな県だ」、「見に来て!」という話は聞きません。地元の人が知ったら誇らしい事ですし、せっかく集めたミレー他の作品を、そんな気持ちで観て、農業、自然を考えたいでしょう。

東京にはない、素晴らしい大自然、夏暑く、冬寒い盆地だからこそできる農作物、そんな中で暮らしている方々が羨ましいです。山梨県の友人に、「美術館に行け」と言っています。他県の農業関係者や自然保護に興味のある方に紹介し、この事を一緒に語りたい気持ちです。ここ数年農家の仲間と一緒にプロジェクトをしていますが、そういう友人にも熱く語りたいと思っています。まあ「余計なお節介」にはちがいありませんが、今回ギリー(=案内人)が知ってしまったのだから、あきらめて頂くしかないですね。

ミレーとバルビゾン派の絵を観に甲府に行き、農業を、自然の素晴らしさを感じる、、、絵画を集めてくれている山梨県に深く感謝です。震災の年にこれを知ったのは何かのめぐり合わせです。無理をすることはありませんが、ご興味があればご一緒しましょう。

(2011.9.28 追記:渡辺幸裕)

以下はオリジナルの案内です。

「芸術の秋」ですねぇ。9月でもこんなに暑いと「秋はどこに?」という気もしますが、秋は多くの美術展などが開かれるので、こう呼ばれていますし、11月3日には「文化の日」も来ます。

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、、、、いろんな事を楽しめるのが、暑さも和らぎ寒くなる前、本当に秋らしい事で一日を過ごしたいものです。

この半年、気持ちに余裕のない時間を送った方は多いですし、まだまだ厳しい状況が続くことも予想されます。そんな時こそ、”つかの間の心の安息”が必要ではないでしょうか。、

今回は甲府小旅行を企画しました。ミレー作品の購入で話題になった山梨県立美術館でももう開館33年、ミレーの絵画が70点もあります。これは見に行かねばと思っています。

甲実は近い甲府!山梨には大自然も一杯、本題のミレーに親しむのは勿論ですが、ご希望の方はオプション企画も用意していますので、山梨の「ほうとう」、「ワイン」などもご一緒しましょう。

こんな予定を考えています。
・13:00  山梨県立美術館集合
・13:15〜 ミニレクチャー「ミレー作品と山梨県立美術館」
・14:00〜 ギャラリートーク
・14:30〜 自由鑑賞
・16:00〜 ミレーなんでも質問会
・17:00  解散

まずはミレーを知りましょう。知らなくても生きていけますが、知っていると心が豊かになる、それが教養というもの、この機会に学びましょう。

なぜ山梨県がミレーに着目したのか。ミレーとはどんな画家なのか。彼に代表されるバルビゾン派とはなんなのか?「種まく人」、「落ち穂拾い」「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」それぞれの絵に学べること・・・

ミレーは「農民画家」だったのですね。恥ずかしながら今回初めて知りました。代表作を観てみると、納得するのですが、最近農家さんと親しくしているので、とても気になります。

最近は多くの情報がネットにあり、事前学習出来ますが、折角本物がある美術館に行くのですから、画家が自らの手で描いた気持ちを想像しながら何かを得て下さい。

向山さんは美術館勤務が25年以上、生き字引のような方そんな方に伺うミレーの話は、ご期待下さい。向山さんのギャラリートーク、大変貴重です。

そして、自分のペースで、自由に鑑賞する時間も大切、心豊かになり、本当の自分の時間を持って下さい。

そして、、、向山学芸課長や美術館の方と知り合うと、きっと今まで知らなかった事が沢山ある事も分かり、それ以外の美術館に行こうという気持ちになると思います。

この日山梨に宿泊、翌日も秋を満喫するのも一興です。ご興味のある方はご一緒しませんか?
山梨県が農業県である事が感じられるかもしれません。

◆ ◆ オプション企画 ◆ ◆

(1)丸の内でミレーを学ぶ

・10月11日(火)19時から実施します。
ちょっとだけ資料映像など観ながら、ミレー基礎知識を学びましょう。
(講師の方はいませんので、自主予習会です)
会費は参加人数によります。ご希望をお聞かせ下さい。

(2)「ほうとう」ランチ会

当日12:00〜
美術館前の店「小作」に勝手に行きます。
http://www.kosaku.co.jp/

よろしければご一緒しましょう。
会費は無し、食事代金個別支払い。

(3)ワイナリー見学&ワイン食事会

17:30 サドヤ訪問 ワインセラー見学
18:00 ワイン&ディナー会
20:30 終了解散

会費は無し、食事代金&見学費用個別支払。
飲むワインの量にもよりますが、飲んで食べて8000円程度かと思います。

先日行ってきましたが、このセラー一見の価値あり!
日本のワイン造りの歴史が学べます。
http://www.winery.or.jp/member/sadoya.html

食事も素晴らしい!ミレーを楽しんだ後はこういう雰囲気がいいな、と。
萩原社長自らご案内頂く事になると思います。

(参考・モデル列車・渡辺はこれで行こうかと・・・)

<往路>

・10:00 新宿発 スーパーあずさ11号
・11:28 甲府着
もう1本、2本早くてもいいですね。

印傳博物館(http://www.inden-museum.jp/)訪問も貴重です。

<復路>

21:09 甲府発 スーパーあずさ36号
22:37 新宿着

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参考サイト

●山梨県立美術館
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/

●ミレー(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/

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実施概要

「ミレー」をテーマに、甲府日帰り小旅行
〜レクチャー&鑑賞 ミレーに親しむ芸術の秋〜
日時 10月15日(土)13:00〜17:00
会場 山梨県立美術館
山梨県甲府市貢川1-4-27
TEL:055-228-3322
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp
※ご参加者に詳細をお知らせしますが、現地集合&解散です。
ゲスト 向山富士雄氏(山梨県立美術館 学芸課長)
参加費 正会員 2,000円、ビジター4,000円
(入館料、レクチャー代、事務局費など)
参加人数 申込先着順 10名限定
締切 10月8日それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。
※事情により予定が変更になる事もあります。ご了解ください。

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