ご案内中のセミナー(トップページ)2011年セミナーカレンダー|10月8日(土)

セミナーご案内

歌舞伎観劇会 「開幕驚奇復讐譚」(かいまくきょうきあだうちものがたり)

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セミナーご案内

ギリークラブの中で、日本文化シリーズを特に、「和・倶楽部」と称しています。ご存知のように、「日本文化を理解したいと思う超初心者の会」です。

周囲にそんな方はいらっしゃいませんか?またはご自身がそろそろ歌舞伎でも知ってみたいな、と思われていませんか?

興味はあるけれど仲間がいないという方は、ややもすると気後れする事が多いかと思いますが、ギリークラブにいらっしゃれば全く問題ありません。

・基本的に対象は「超初心者」です。
・どんな初歩的な質問もOKです。
・詳しいご参加者も手取り足取り教えてくれます。
・周囲にプロが、当日分らない事は後日お答えします。
・でも、エキスパートも無視できない内容なのです。
・個人の観劇では体験できないコンテンツが一杯です。

それが、ギリークラブ日本文化の会「和・倶楽部」です。

「自国文化を知る事がビジネスに繋がる」
これは渡辺の持論でもあります。

ビジネスは、ハウツー、専門知識だけで良いのでしょうか?残念ながら、教養の無い方は信用されませんし、新分野に挑戦する時にこそ、教養が武器になります。

人間としての幅を広げ、奥行きを深める事、これは人生を豊かにするだけでなく、信頼を勝ち取ります。私は「ビジネスパーソンへの文化武装」を提案しています。

現役ビジネスパーソンの方、グループで、ご夫婦で、どうぞ奮ってのご参加をお待ちしています。勿論お一人でもどうぞ、すぐお仲間が出来ます。

400年経ったから伝統芸能だと言われていますが、歌舞伎は元々大衆芸能であり、娯楽です。結構いい加減なで、なあんだという話もあります。

でも、歌舞伎はやっぱり素晴らしい芸能、独特の楽しみ方がある、だから400年も続いている、日本人に合っている芸能なのです。

(1)セミナー 歌舞伎デビューの為に
(2)歌舞伎作品鑑賞
(3)茶話会 なんでも質問
(4)自由参加 終演後交流飲み会(これが盛り上がるんですね)
という形式で実施します。

今回の鑑賞作品です。人間国宝の俳優・尾上菊五郎が座長(ざがしら=一座のかしら)で、なんと明治7年以来の再演ですから誰も観た事がない作品です。でも関係者一同大いに気合が入っているようですよ!

舞台は室町時代、でも芝居は江戸時代の歌舞伎、そして現代らしく“両宙乗り”なども見せ場もある、なかなかいろんな見ごたえがありそうです。

<観賞作品:国立劇場資料より>
国立劇場開場四十五周年記念 十月歌舞伎公演
平成23年度(第66回)文化庁芸術祭主催

曲亭馬琴=作『開巻驚奇 客伝』より
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸課=脚本
通し狂言 開幕驚奇復讐譚(かいまくきょうきあだうちものがたり)五幕十場
国立劇場美術係=美術

発  端      新田貞方討死の場
序  幕(相模) 箱根賽の河原の場
        底倉温泉藤白家浴館の場
二幕目(大和) 吉野山奥草庵の場
三幕目(伊勢) 上多気宿街道筋の場
          同     旅籠屋の場
          同     店先の場
          飼坂峠の場
四幕目(河内) 千剣破村木綿張荷二郎内の場
大  詰(山城) 北山殿金閣の場

 (出演)
  尾 上 菊 五 郎
  尾 上 松  緑
  尾 上 菊 之 助
  中 村 時  蔵
           ほか

皆様のお陰をもちまして、今秋、国立劇場は開場四 十五周年を迎えます。 それを記念する歌舞伎公演の第一弾として、十月は『開幕驚奇復讐譚』を上演します。 国立劇場では初めてとなる“両宙乗り”などの見せ場を盛り込んだ《馬琴歌舞伎》をお楽しみ下さい。

 この作品の原作は、曲亭馬琴(きょくていばきん)が晩年に手掛けた長篇読本(小説)『開巻驚奇侠客伝(かいかんきょうききょうかくでん)』です。『南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)』『椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)』に次ぐ馬琴得意の史伝物の傑作として高く評価されています。『侠客伝』という題名の由来は、中国の白話(はくわ)小説(口語体の小説)の趣向を取り入れて、善を扶(たす)けて悪を除く《義侠》の精神をテーマに用いたことに拠ります。

室町時代初期、三代将軍足利義満は、約六十年間対立していた《南北朝》を合体させましたが、政治的野望の実現のために、反抗する南朝方の武将を滅亡に追い込みます。そこで、その遺臣―新田義貞や楠木正成(本作での苗字は「楠」)の末裔が、義侠の精神を備えた剣術《剣侠》によって、足利将軍家を始め権力悪に復讐を挑みます。彼らの活躍が、個性的なキャラクターを絡めながら、雄大な構想と大胆なフィクションで描かれています。

 『侠客伝』は、慶応元年(一八六五)に河竹黙阿弥の脚色で初めて歌舞伎化されましたが再演されず、異なる脚色で明治七年(一八七四)に大阪で上演されて以降、歌舞伎の舞台からは遠ざかっていました。今回は、原作を基本に、黙阿弥版の脚色を参照しながら、人物や場面の設定に大幅なアレンジや創作を加え、新作歌舞伎としてご覧いただきます。

新田の子孫・小六(ころく)と楠の子孫・姑摩姫(こまひめ)の復讐の顛末、両家と深い因縁を持つ謎の盗賊・木綿張荷二郎(ゆうばりにじろう)と魔性の女・長総の皮肉な運命を、意外性に富んだ展開で描きます。また、客席上の左右を同時に飛ぶ“両宙乗り”や立廻りなど娯楽性豊かな趣向も盛り込み、波瀾万丈のドラマが繰り広げられます。
 菊五郎を中心に、時蔵、松緑、菊之助ほかお馴染みの座組が、近年演じてきた復活通し狂言でのノウハウを活かして意欲的に取り組む新作《馬琴歌舞伎》に、ご期待ください。

公演チラシ<表>
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/senden-tanpatu/kaimakudanomote.jpg
公演チラシ<裏>
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/senden-tanpatu/kaimakudanura.jpg

ということで秋の一日、歌舞伎でご一緒しませんか?芸能は明日を生きる力を与えてくれます。 震災発生からそろそろ半年、歌舞伎で元気になりませんか?奮ってのご参加お待ちしています。

<予告>
11月の歌舞伎の会は、坂田藤十郎、中村魁春、中村翫雀、中村梅玉他で近松門左衛門の「日本振袖始」、「曽根崎心中」、2作品を観ます。11月13日(日)に実施予定です。
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/
観劇後希望の方は、ご予約可能です。
ご連絡ください。

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<参考>

<歌舞伎を知るためのサイト>

●日本芸術文化振興会(国立劇場)
http://www.ntj.jac.go.jp/

●伝統歌舞伎保存会
http://www.kabuki.or.jp/

●歌舞伎・演劇
http://www.shochiku.co.jp/play/

●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/

●日本俳優協会
http://www.actors.or.jp/index2.html

●今回公演情報
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/

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実施概要

歌舞伎観劇会 「開幕驚奇復讐譚」(かいまくきょうきあだうちものがたり)
日時 10月8日(土)12:00開演
場所 国立劇場大劇場
10:30 歌舞伎デビューセミナー
 お話し:東雲喜光氏(古遊座主催)
12:00 歌舞伎「開幕驚奇復讐譚」観賞
15:30 終演予定
終演後茶話会
16:30 終了
※この後に別企画「飲み会」があります。
準備の都合上、ご意向をお聞かせ下さい。
観賞演目 「開幕驚奇復讐譚」
出演:尾上菊五郎、尾上松緑、尾上菊之助、中村時蔵 ほか
会費 ギリークラブ正会員 12,000円 ビジター14,000円
(チケット代、プログラム、謝礼・諸経費分担金)
*茶話会飲食は個別お支払いです。
参加人数 20名
正会員の方優先、先着順で申し受けますが、
希望者多数の場合には可能な限り増枠します。
ご意向お聞かせ下さい。
締切 9月15日(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。
会場 国立劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/kokuritsu/index.html#access

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