<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

『遅咲き偉人伝 〜人生後半に輝いた日本人〜』
〜久恒啓一氏と考える、生き方の知恵〜

<ご案内>


久恒啓一氏、ギリークラブでも過去何回か登場頂き、早朝セミナーも含め何回か実施した「図解」テーマの会は特に好評です。

また正会員のみ参加して頂いている、多摩大学教授陣のセミナーも彼との共同企画です。

この多摩大セミナー、大好評のうちに第一期が終わり、1月12日から第二期6回シリーズが始まります。テーマは「情報化時代の情報・知識のあり方」正会員の方だけにご案内中です。

その久恒氏の100冊目の著作は新境地の作品、いまや彼のライフワークとも言える「人物記念館」訪問の旅そこから生まれた第一作でもあります。

2004年から始まった人物記念館訪問の旅は既に400館に迫っており、そのバイタリティには本当に感心します。訪問した人だけが得られる達人の生き様、力のこもったメッセージに感銘を受けられているのだろうと思います。常人にはなかなか真似できない凄い事で羨ましい限りです。

達人の中から「遅咲きの日本人」19人をピックアップしたのが今回の本です。15日頃に書店に並ぶそうですが、ギリークラブでは久恒氏と一緒に、この遅咲き偉人の生き方を考えてみたいと思います。

渡辺は一足先に読まさせて頂きました。記念館が出来た位ですから著名人が多いですが、私の不勉強で知らない方もいます。

それぞれ懸命に生きた証を、片鱗ではありますが垣間見る事が出来、70代、80代、90代になっても挑戦された生き方に深く感銘を受けました。

そろそろ次世代にバトンを渡した方、渡す事を考えている方にはぜひご一読をお勧めします。自分の人生を考えるよいヒントがあると思います。

久恒氏の新しいテーマの本、この会をどうしようか、彼と実施時期や実施方法などを相談しましたが、本に書ききれなかった事もお聞きながら、著者と話し合える場にしたいと思います。

講義や講演ではなく、著者を囲む交流会です。久恒教授と、そして「遅咲き偉人伝」に興味を持って参加される方と、ぜひしっかり交流してください。それがギリークラブらしい時間の過ごし方です。

年末、平日昼間、という時間帯ですが、必ずや有意義な時間になると思います。奮ってのご参加お待ちしています。

できれば本を読んできて頂きたいですが、正月休みに読むというのもよいでしょう。

またご参加できない方も、ぜひご一読をお勧めします。読んだ上で年賀状で友人に勧めるのも良いかと思います。

<参考情報>

<久恒啓一氏プロフィール>
昭和25年大分県生まれ 九州大学法学部卒業。
昭和48年日本航空株式会社入社、ロンドン空港支店、
客室本部労務担当等を経て、本社広報課長、サービス委員会事務局次長を歴任。
ビジネスマン時代から「知的生産の技術」研究会(現在はNPO法人)に所属し著作活動も展開。

日本航空を早期退職し、平成9年4月新設の宮城大学教授に就任。
学生とともに成長する教育者、地域とともに歩む研究者、
県立大学教授としての社会貢献という3つのテーマで活発に活動。
著作や雑誌への寄稿や講演など全国区で活躍する一方、
宮城県では多数の審議会・委員会の委員などをつとめた。

平成20年4月より多摩大学経営情報学部教授に就任。
平成21年2月より学長室長。
4月より多摩大学総合研究所所長。NPO法人知的生産の技術研究会理事長。
平成16年度より中国・吉林大学客員教授。
平成20年度より宮城大学名誉教授。


<参考:『遅咲き偉人伝 〜人生後半に輝いた日本人〜』 概要>
久恒氏が自身のブログでこう書いています。
http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/

新著「遅咲き偉人伝−−人生後半に輝いた日本人」(PHP)の見本が届いた。12月15日あたりに書店に並ぶ。この本は渾身の力を込めた本であり、百冊目の記念すべき著書でもあるので、寺島実郎さんに推薦文を書いてもらった。ぜひ多くの人に読んで欲しい。

(寺島実郎さんの推薦文)
自分は何をするために生きるべきかへの問いかけと迷い、先達はそれをいかに克服したのかを考える上で、久恒啓一氏の労作は示唆的である。

以下、「まえがき」から。
、、その「人物記念館の旅」の巡礼の中で得た結論は、「人の偉さは人に与える影響力の総量で決まる」、ということである。

広く影響を与える人は偉い人だ。そして広く深く影響を与える人は、もっと偉い人だ。更に広く深く、そして長く影響を与える人は最も偉い人である。

遅咲きの人には長く仕事をしている人が多い。世に出るまでの修行の期間が長く、その間にじっくりと自身の力で成熟しているから、遅咲きの人は長持ちしている。したがって影響力の総量において実は早咲きの人に比べると圧倒的に勝っているということになる。

そして、今日に至るまで、彼が生きた時代を超えてその影響が及ぶということになると、その総量はとてつもなく大きくなり、偉人になっていく。

「少にして学べば則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば則ち老いて衰えず。老いて学べば則ち死して朽ちず。」江戸時代の儒学者・佐藤一斎の味わい深い言葉である。生涯学習の時代にふさわしい言葉だ。

この本で取り上げた近代日本の偉人に共通するのは、「死して朽ちず」、つまり素晴らしい業績をあげた人物の醸した香りが後の世の人にも影響を与え続けているということである。
長寿化社会は遅咲きの時代である。

徳富蘇峰は「世に千載の世なく、人に百年の寿命なし」と言ったが、私たちは人生100年時代を迎えようしている。これからの時代では、70代、80代、90代という人生後半の人々の中から様々の分野でスターが生まれてくるだろう。そういった時代を生きる上で、この本で取り上げた遅咲きの偉人達の生き方、仕事ぶりは大いに参考になると思う。

「少子高齢社会」には問題山積みという論調が多いが、高齢者こそ長い時間をかけて何事かを為すことができるし、その姿が、少なくなる若者への無言の教育にもなる、そういう時代になっていくだろう。」

取り上げた遅咲きの偉人達は、下記の人々。

多彩型:松本清張・森繁久弥・与謝野晶子・遠藤周作・武者小路実篤
一筋型:牧野富太郎・大山康晴・野上弥生子・本居宣長・石井桃子・平櫛田中
脱皮型:徳富蘇峰・寺山修司・川田龍吉
二足型:森鴎外・新田次郎・宮脇俊三・村野四郎・高村光太郎

<参考サイト>

●久恒啓一氏オフィシャルサイト
http://www.hisatune.net/

●人物記念館の旅
http://www.hisatune.net/kinenkan/kanto.htm

●多摩大学
http://www.tama.ac.jp/

<実施概要>

●『遅咲き偉人伝 〜人生後半に輝いた日本人〜』
〜久恒啓一氏と考える、生き方の知恵〜

●日時:12月22日(水)13:30〜15:30

●会場:東京21Cクラブ
千代田区丸の内1-5-1(新丸ビル10階)TEL:03-5208-2121
ご参加の方に入館方法をご連絡します。

●ゲスト:
久恒啓一氏(多摩大学 経営情報学部教授・NPO法人 知的生産の技術研究会理事長)

●会費:ギリークラブ会員 5,000円 ビジター 7,000円

●参加人数:申込先着順 20名限定 (正会員優先です)

●締切:12月18日(金)
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。