<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

ソラリスワインと併せて阿曽達治シェフのメニュー
〜島崎大氏のワイン造り哲学を聞き、フルコースを味わう〜


<ご報告>


いやあ、凄い会でした。小林由佳さんの実施レポートです。

赤ワインブームの98年以降、自社のワインリストを「スタンダードワイン」「国産プレミアムワイン」「銘醸ワイン」という3つに位置付けしたマンズワイン。今回の主役、ソラリスは、国産葡萄100%の「国産プレミアムワイン」に含まれます。国産プレミアムワインには、「土と人間の働きかけでできる/作り手の主張がある/流行に流されない王道を築く/飲み手を感動させられる」という高いハードルが課せられ、契約栽培地との共同作業による土壌作り、手作業にこだわった製造、樽の厳選から商品の低温発送まで、高品質維持を徹底しています。

「ソラリスは、ラテン語で"太陽の"という形容詞です。マークも太陽の中に葡萄を模しています」と、まずその名前の所以をご紹介くださったのは、ソラリスの生みの親、マンズワイン品質管理部長・参事の島崎 大さん。島崎さんは山梨大学発酵生産学部を卒業して1983年に当社に入社。その後ボルドー大学ワイン醸造学部へ留学し、ワイン醸造士資格やワイン利き酒適正資格を取得しました。フランスの5大シャトーのひとつ「シャトー ラトゥール」での実務経験もあり、帰国後フランスで得た知識のもと作られたソラリスは、フランスの国際コンクールで金賞を受賞。それまでの功績を称えられ、07年のNewsweek日本版では、『世界が尊敬する日本人100人』にも選ばれています。

マンズワインの契約栽培地は長野県の松本、上田、小諸、そして山形県や岡山県にもありますが、少量生産の高級品種で作られるソラリスは、「甲州」以外を長野県の小諸ワイナリーで作られています。長野県の小諸IC近くにあるこのワイナリーは、冬場はマイナス10度を下回る地域にありますが、葡萄の味の濃さを決める日照時間、酸味に影響する冷涼な気温がワイン作りに適しており、フランスの国際コンクールで金賞を受賞した「ソラリス 信州シャルドネ樽仕込み」を生んだ、国内最古のヨーロッパ品種株もここにあるそうです。

このワイナリーの収穫時には、珍しい光景も見られるそうです。「毎年葡萄がたわわに実る8月、マンズワインのトップレンジに使う葡萄の木だけは、枝に付く実よりも木の下に落とされた実のほうが多いというのが特徴的ですね。これは1本の木に付く葡萄を制限することで、残った葡萄の味を濃くすることが目的から。手塩かけた実を落とすのは忍びないのですが、この決断で美味しい葡萄が手に入るんです。醸造に高い技術を持っていても、ワインの出来栄えの8割は葡萄で決まります。葡萄のポテンシャル以上のワインを作ることはできません。だから、土壌作りや収穫からキッチリやらないといけないんです」。

小諸ワイナリーの葡萄の木には、傘状の屋根が付いたような垣根があります。島崎さんによると、これは他国でも目にするワイン用葡萄の垣根なのだそうです。「これは雨が熟した葡萄に当たらないようにするレインカット(マンズレインカット栽培法)です。日本はフランスに比べて降雨量が多いため、収穫前に雨に当たった葡萄が痛むことがあります。そこで悪天候時は垣根を完全にカバーして、葡萄の木に雨が当たらないようにするんです。従来の日本で使われてきた垣根とは異なります」。ちなみに、葡萄の収穫はすべて手作業だそうです。「以前、東山メルローを機械で収穫してみたところ、機械では取りきれないことがわかりました。そこで収穫はすべて手作業に。1日2トンの収穫が限界なので、世界でいちばん仕込みの速度が遅いワイナリーなのかもしれませんが、今ではソラリス以外のワインのためにも同じ作業をしています」。

ソラリスに使用する樽は、キッコーマンの輸入部門に依頼してフランスから取り寄せたもので、樽の仕入れ先はあえて複数にしているそうです。「以前はシャルドネの香りも土からのものだと考えフランスの土壌を研究していましたが、樽の香りだとわかりました。以来、複数のメーカーから樽を仕入れていますが、これは毎年樽の良しあしにバラつきがあるからです。コレとひとつに決めないようにしています」。

今回のセミナーに用意されたワインは、どれもレアワインばかりでした。マンズワインのオンラインショップでなら入手可能ですが、それでも完売しているものもあります(葡萄の出来が悪い年は国産プレミアムは作られないため、ますますレアに)。そして大切に作られたワインの発送は、すべて温度管理発送。ワイナリーそのままの品質を保った状態で届けられるそうです。

さて、今回の会場に設けられた6つのテーブルには、マンズワイン取締役・副社長の茂木信三郎さんや島崎さんをはじめ、ソラリスを熟知する専門家が各テーブルにつき、参加者からの質問に臨機応変に対応して下さいました。ソラリスのためにレストランASOの阿曽達治グランシェフ企画の元、ASOグループの高松優シェフが陣頭指揮し、 2010年度版「ミシュラン・ガイド」で目出度く一つ星を獲得したアイコニックのチームが用意してくれたコースは、まずは2種類のバター「プレーン」と「スモーク」のサービスから始まりました。島崎さんからソラリスの魅力を存分に教えていただいた参加者一同、早速バターをパンに付け、食前酒のスパークリング「ソラリス信州シャルドネ・メトッド・トラディッショネル・ブリュット2006」を楽しみます。

「ソラリス信州シャルドネ・メトッド・トラディッショネル・ブリュット2006」
X「三種の海老のマリネ ホワイトバルサミコゼリー」

1本ずつ手作業でデコルジュマンを行っているというこの辛口のシャルドネは、バーカウンターで飲んでいた時には会食前の心地よい緊張感を演出する引き締まった味わいでしたが、口の中でスモークされたバターの風味と一体になると、そのコクと相まる躍動感が食欲を掻き立てます。続いてコースのひと品目「三種の海老のマリネ ホワイトバルサミコゼリー」が登場したところで、島崎 大さんからのコメントが。「このブリュットは糖分を16グラムに徹底しています。柔らかい、優しい印象で、発砲も程よく仕上げてありますから、ウェルカムドリンクとしてキリッと冷たいところから飲み始めて、時間をかけてその変化を楽しんでもらえたらと思います」。

横に倒したフルートグラスに、カラフルな小花とホワイトバルサミコのゼリーであしらわれた色鮮やかな海老。そしてその下にアボカドのクリーム。「ワインの酸味がホワイトバルサミコの爽やかな酸味を引き立てていますね」と島崎さん。海老の甘み、ホワイトバルサミコの緩やかな酸味、クリーミィなアボカドのソースという異なる3つのテクスチャーが口のなかで程よく絡み合い、ワインをふくむとそのハーモニーがさらに上昇するよう。正しく当日発表になったミシュランで1ツ星を獲得したチームの技が光ります。

「ソラリス信州シャルドネ樽仕込2007」X「甘鯛のカルツォーネ」
続く2皿目は、「甘鯛のカルツォーネ」。これには白ワイン「ソラリス信州シャルドネ樽仕込2007」がともされます。半円状に折られた薄いピザ生地の中には、甘鯛やキノコ、さやえんどうにチーズ。その脇にはウロコをパリパリに揚げた甘鯛の皮。これ以上ないほどキリリと冷やされ果実香と樽の香りが際立つワインが、ピザ生地の中でほっこり蒸し焼きにされた素材の食感と対照的。一皿目とは趣向の異なるマリアージュです。ひと口サイズで添えられたウロコは食感が楽しく、ワインで〆た口で食べると舌の上でたやすく砕けるパリパリ感が引き立ちます。「後に続くお料理に響きますから」と注意を受けても、素材のジュースがタップリしみ込んだピザ生地も美味しく、つい食べ過ぎてしまう人も。

「ソラリス・ユヴェンタ・ルージュ2006」X
「熟成和牛の炭火焼き ランプと内腿肉」

3皿目「熟成和牛の炭火焼き ランプと内腿肉」には、赤ワイン「ソラリス・ユヴェンタ・ルージュ2006」が添えられます。島崎さんによると、これは早くから楽しめる赤。瓶詰直後からでも美味しく飲めると言います。なかでも2006年は出色だそう。ランプ(写真右)と内腿肉はどちらもしっかり焼き色のついていますが、ナイフを入れれば中は鮮やかなピンク色。「濃厚でも繊細さも感じる肉質がユヴェンタの軽やかさが合うと思います。ソラリス 信州東山カベルネ・ソーヴィニヨンと合わせてもよかったかも」と島崎さん。

栽培と醸造のコミュニケーションが大切
「9年の経験があると言っても、9回しかワインを作っていないんです。ワインは穀類の酒と違って、1年に1度しか作る機会がありませんから」というのは、土壌の専門家として契約栽培地を担当する小諸ワイナリー 製造グループ主査・掛川さん。初めてワインに感動したのは、62年のムートンを飲んだ時だと言います。「62年の時を経ても、香りも味もしっかりしていました。濃縮したしっかりとした味わいが残っていたことに深く感動しました」。生産を管理する立場の掛川さんからは、現場のコミュニケーションの大切さを教えていただきました。「栽培と醸造は、ひと昔前は住み分けされた別々の分野でした。でも同じワインで結果を出すためにも、今はこの2者間の情報交換を大切にしています」。掛川さんは作業を通じて地元の人たちとも交流を深めていますが、さらに近隣の他者ワイナリーの関係者とも酒宴を設けることもあるとか。企業秘密漏えいの心配は? という質問には「同じ地域で葡萄を育てている者同士ですから、抱えている悩みも一緒なんです。だからざっくばらんな会話の中でヒントを見つけたり、問題を話し合ったりするのは楽しいですよ」。葡萄の実の選別には地元のシルバー人材センターから派遣された高齢者も参加するため、国産プレミアムワイン作りは、地域活性にも貢献しています。

「ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン2007」X
「チーズの盛り合わせ」

2本目の赤ワイン「ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン2007」には、「チーズの盛り合わせ」が登場しました。ローズマリーが漂いドライアイスの演出が楽しいガラス器に、エスプーマされたゴルゴンゾーラのムースがたっぷり。ウォッシュタイプのマンステールチーズ、ハードタイプのコンテチーズには、ローズマリーと生ハムを散らしたハチミツが付きます。島崎さんによると、2007年のこのヴィンテージは、その軽やかでエレガントなボディが東山の中でも珍しいのだそうです。06年まではすでに完売という人気のワイン。皆さん、すでに満腹に近い状態でしたが、このゴルゴンゾーラのムースと赤の相性には歓喜の声が。このチーズが苦手という人も、エスプーマされ口どけの軽いゴルゴンゾーラと赤ワインの質の高い渋みのマリアージュは格別だと言います。生ハムの塩気が効いたハチミツと2種のチーズも、ワインの芳醇な香りをしっかりと受け止め、インパクトの強い食とワインが口の中でやさしく飽和するかのよう。阿曽シェフは、当初このひと皿にまったく別のチーズを考えていたそうですが、東山の美味しさを実感、ブルーチーズとカベルネの相性の良さを確信したそうです。

「ソラリス信濃リースリング・クリオ・エクストラクショッン2006」
「白桃のコンポート」

コースの最後を飾るデザートと食後酒は、バーカウンターに移動していただきました。「白桃のコンポート」には、デザートワイン「ソラリス信濃リースリング・クリオ・エクストラクショッン2006」です。クリーミィなコンポートに華やかな香りが、鼻腔に抜けるまでもなく口にふくんだ瞬間から広がります。マンズワイン副社長の茂木さんは、「デザートとコーヒーの相性、ハードリカーとデザートの相性は理解されやすいのですが、甘いアルコールと甘いスイーツという組み合わせは"渋茶と和菓子"の文化を持つ日本人にはなかなか溶け込めないんです。でもヨーロッパでは甘口の白ワインと甘いスイーツは当たり前。だからその奥義を極めることが、今後の課題なんです」と教えて下さいました。

会終盤ともなると、参加者の皆さんは全員が満面の笑み。ここまでワインと料理を堪能してつくづく痛感したのは、上質なワインと料理を楽しむ時は、ワイン識者が一緒のほうが、断然楽しめるということです。マリアージュの良さは実感できても、その理由はなかなか説明できないもの。その"なんだかすごく美味しい"の"なんだか"を明確にして下さる識者のコメントが、卓上を一層盛り上げてくれます。そしてテーブル全員がマリアージュを楽しんでいるという環境も大切。自分の感想を意見しあう、識者の見解を参考にまた口に含むという今回の会、これもメ食育モになるのでしょうか?

お酒をきちんと知り、本当の美味しさを学ぶ"酒育"のススメ
「実は今、"酒育(しゅいく)のススメ"を考えています」というのは掛川さん。「生まれて初めてお酒を口にして、美味しいと感じる人はまずいないでしょう。お酒独特の渋み、酸味、苦みは、本来、味覚が危険を知らせるシグナルにつながります。しかし繰り返し飲み学んでいくことで、それが美味しいと感じるようになる。今の若者は味に関係なくすぐ酔えるということから缶焼酎などでお酒を知り始めますが、そうではなくて、飲み始めからきちんと作られたものを飲み、美味をきちんと知るということを提案していきたいんです」。......なるほど、確かに"酒育"は大切。お酒の飲み始めの頃は、自分の酒量を知ることばかりオトナに諭されてきましたが、次世代にもソラリスのような上質な国産ワインを早くから知ってほしいものです。


ソラリス信州シャルドネ・メトッド・トラディッショネル・ブリュット2006

ソラリス信州シャルドネ樽仕込2007
 

ソラリス・ユヴェンタ・ルージュ2006

ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン2007

ソラリス信濃リースリング・クリオ・エクストラクショッン2006

三種の海老のマリネ ホワイトバルサミコゼリー
 

甘鯛のカルツォーネ

 

熟成和牛の炭火焼き ランプと内腿肉

チーズの盛り合わせ

白桃のコンポート
 
 


<ご案内>



三種の海老のマリネホ ワイトバルサミコゼリー

甘鯛のカルツォーネ

甘鯛のカルツォーネ

熟成和牛の炭火焼き イチボ と もも肉

チーズの盛り合わせ

桃のコンポート

コーヒー

トリュフチョコ

昨年10月、小諸ワイナリー訪問が大好評だったソラリスの会、ここにある写真で当日の様子が分かります。いやぁ、楽しかったし、勉強になった一日でした。
http://www.gillie.co.jp/g_club/seminar2008/1018.shtml

そこでも参加者の方と盛り上がって、もう1年経ってしまいましたが、その後醸造責任者の島崎さんともコンタクトをとりつつ、今回懸案である、東京でソラリスを飲む会がやっと実現です。勿論、島崎さんにも来て頂いて話を聞きながらの開催です。

当日は食前酒から食後酒まで、全てワイン、もちろんソラリスで、というなかなかできないラインナップでワイン&食事会ですが、料理はなんと、阿曽達治グランシェフにお願いしました。

阿曽シェフとはそう、もう15年以上のお付き合い、長いです。ひらまつの平松社長の片腕、というのはご存じだと思いますが、リストランテASO、アルジェントASO、ASOチェレステなどを展開、今回会場のアイコニックも阿曽グループ傘下のお店、「ソラリスに合わせて料理を考えて下さい」と無理を言いました。

ご快諾頂きましたので、ワインを飲んで頂きメニューを考えて頂きました。当日ゆっくり説明もお聞き頂き、マリアージュを楽しんで下さい。私が試食したら、そのレポートはサイトにアップします。

ワインと料理はこのような組み合わせです。各ワインの特徴は島崎さんに書いて頂きました。なぜこのソラリスなのか、良くお分かりになると思います。(分からない言葉は当日説明して頂きましょう)

◆食前酒(スパークリング)
ソラリス信州シャルドネ・メトッド・トラディッショネル・ブリュット2006
http://www.mannswine-shop.com/solaris/560730.htm
料理:三種の海老のマリネホワイトバルサミコゼリー
昨年、2005年をリリースしたソラリスのスパークリングワインです。シャンパーニュと同じ壜内二次発酵でつくるブラン・ド・ブランです。今年から、ルミュアージュはジャイロパレットを導入して機械化していますが、1本ずつ手でデゴルジュマンして仕上げます。現在、ルミュアージュの最終段階、ギリークラブの催しの一週間前にデゴルジュマン予定です。出来立ての味をお楽しみいただけます。

◆白ワイン
ソラリス信州シャルドネ樽仕込2007
http://www.mannswine-shop.com/solaris/560300.htm
一昨年小諸で収穫したシャルドネを樽で発酵させた辛口の白ワインです。壜詰して一年余りが経過し、ぶどう由来の果実香と、樽の香りがほどよく調和してきました。適度な酸味とボリューム感があり、のみ応えのある味わいです。
料理:甘鯛のカルツォーネ

◆赤ワイン 1
ソラリス・ユヴェンタ・ルージュ2006
http://www.mannswine-shop.com/solaris/560240.htm
ソラリスの品質向上を目指し、2003年ヴィンテージからぶどうの選別をより厳しくおこなうことにしました。この選別にもれて、ソラリスになれなくなったぶどうを、しかし、ソラリス同様に丁寧に醸造して仕上げた赤ワインです。いわばソラリスの「セカンド」ワインですが、比較的軽やかな味わいで、バランスがよく、壜詰直後からおいしく飲んでいただけるのが特長です。また、ひじょうに幅広いお料理にあわせることができることもこのワインの魅力です。
料理:熟成和牛の炭火焼き

◆赤ワイン 2
ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン2007
http://www.mannswine-shop.com/solaris/569120.htm
ソラリスの赤ワイントップレンジのひとつです。長野県上田市塩田平にある東山地区の畑で厳しく収量制限して収穫したぶどうを用いてつくりました。ひとつぶごとに選果をおこなう、常軌を逸したほどの丁寧さで仕込まれたワインは、19ヶ月フランス産オークの新樽で育成し、最後は卵白で仕上げて壜詰します。2007年ヴィンテージは7月に詰めたばかりで、本来であれば数年間壜熟成してからお召し上がりいただきたいところですが、「東山」としては比較的エレガントなタイプなので、充分おいしく飲んでいただけると思います。何より、皆さんにソラリスのトップレンジのポテンシャルを知っていただきたくて今回のアイテムにすこし無理を承知で入れてみました。
チーズの盛り合わせ

◆食後酒
ソラリス信濃リースリング・クリオ・エクストラクショッン2006
http://www.mannswine-shop.com/solaris/560490.htm
収穫したぶどうを冷凍庫で凍らせ、溶けてくるのところを搾っていく「クリオ・エクストラクション」というひじょうに手間のかかる手法でつくった甘口の白ワインです。通常のワインの3倍もの原料使う贅沢な作り方ですが、できあがるワインはそれに見合う、美しい黄金色と複雑で豊かな香り、濃厚で飲み応えのある味わいを持っています。壜内での熟成もほどよく進み、食事の最後を締めくくるのにふさわしいワインだと思います。信濃リースリングはマンズワインがシャルドネとリースリングを交配してつくった独自の品種でアロマティックな香りが特徴です。
デザート:桃のコンポート

これらに合わせた阿曽さんの料理が出てきます。
どうですか?とっても楽しみですね。

当日の会はこのように進行します。
18:30 受付開始 アペリティフ交流会
  バーコーナーでスパークリングワイン片手に交流タイム
島崎さんと、ご参加者同士が仲良くなる時間です。
19:00 ソラリスミニセミナー
  島崎氏によるワインセミナーです。
  ワインづくりの哲学や情熱みたいなものを語って頂きます。
 勿論ワイナリーや葡萄の写真なども見ながら・・・
 (あまりその前飲んで寝ないように注意ですね)
19:30 食事開始
  料理説明 阿曽達治シェフ または高松 優シェフ
  阿曽さんに来てほしいと頼んでありますが、ちょっと分かりません。
  これまた昔からお世話になっている高松 優統括料理長にお願いするかもしれません。
  ワイン説明 島崎大氏 これは当然ですね。
21:00 デザート & ディジェスティフ交流会
  デザートタイムには再びバーコーナーに移動、他のテーブルの方とも一緒に、
  デザートワインを飲みながら、お洒落に〆の交流です。
21:30 終了・お開き

ちょっと勉強もして、美味しいワインと料理、大変贅沢な時間になると思います。

マンズのプレミアムワイン「ソラリス」は葡萄品種はもとより、小諸ワイナリー内及び長野県内の契約栽培地のみの栽培地に限定し、栽培法、収穫量、醸造法に徹底してこだわり、つくりあげるワインです。昨年このこだわりを現地で見せて頂き、本当に驚いたものです。

現場で大いなるこだわりを語っていた島崎さん、お酒が入るとどんな話をしてくれるのでしょうか?勿論ソラリスの事は当然ですが、彼が交流する世界の醸造家、普段お付き合いしている葡萄農家の方々、そんな方の事も聞きたいですね。

酒は決して蘊蓄を垂れる為に飲むものではなく、食事を美味しくし、同席している人との時間をより楽しくしてくれます。その為にちょっとだけ学び、教養として身につけましょう。

今回は、島崎さんはじめマンズワインの方がと席を囲みますが、ソラリスと阿曽達治さんの料理のマリアージュが大いに手助けしてくれます。どうぞ奮ってのご参加をお待ちしています。

ちょっとお洒落をして来てくださっても結構ですよ。あ、別にドレスコードはありませんが、ジャケット程度はお願いします。

島崎さんに書いて貰いました。
<ソラリスへの想い>

「ソラリス」は2001年に、それまでマンズワインがつくってきたトップレンジのワインを集めてスタートしたシリーズです。「ソラリス」はラテン語で「太陽の」という意味の形容詞。良いワインは良いぶどうから、そしてその良いぶどうを育むのは太陽、ということで、マンズワインの商標はぶどうが太陽の中に配されていますが、これにちなんで命名しました。目標は、日本のぶどうから世界のトップレンジに伍するようなワインをつくること。そのために、畑から醸造、物流にいたるまですべての工程で、労を惜しまず、徹底的に効率よりも品質を重視したワイン作りをおこなっています。原料ぶどうの産地に近い小諸ワイナリーに、少量の丁寧なワイン作りに適した設備や道具を順次整え、毎年少しでも品質の向上につながると思えることは必ずやる、というスタンスで望んでいます。

マンズワインは創業当初から国産ぶどうにこだわったワイン作りをしてきました。その成果は優れた交配種である信濃リースリングや、ヨーロッパ系品種の健全な栽培に威力を発揮するレインカット栽培などに現れています。ソラリスが誕生した時期には、すでにこうした技術は確立しており、国産ぶどうを使ったワインとしては高い評価を受けていました。しかし、世界のトップレンジを目指すからにはやるべきことはたくさんありますし、まだ気づいていないこともあるはずです。そうしたことを地道に、しかし着実に実行することだけが、目標に近づく道だと信じています。

日本の気候は、ぶどう栽培にとって、決して恵まれたものではありません。しかし、フランスの銘醸地の多くも、相対的に不利な自然条件をうまく逆手に取るようにして高品質のワイン生み出すようになったことを考えれば、私たちの目標は無謀なものではないはずです。むしろ、日本でしかできないような個性を高い次元で盛り込んだワインをつくることを目標に毎年ワイン作りに励んでいます。

<当日メニュー>

当日の料理、試食会で食べてきました。凄いですよ!
食べなければこの美味しさは分かりませんし、私が暗い中で撮影した写真、現物とはほど遠いものです。済みません。でも何とか想像して下さい。

(1) 三種の海老のマリネ ホワイトバルサミコ酢ゼリーを添えて
白海老、甘海老、オマール海老という三種の海老とアボカドのサラダの上にマリネした海老、そして、ほんのり酸味のホワイトバルサミコゼリー。濃厚なアボカドとさっぱりしたゼリーのバランスが白ワインに大変合います。グラスに入ったプレゼンテーションも新線のビジュアルです。

(2) 甘鯛のカルツォーネ
甘鯛本来の味を引き出すように、カルツォーネ(ピザ生地)でモッツァレラチーズ、いちじくと共に蒸し焼き、生地を切る時の楽しさ、開いた時に広がる甘鯛の香り、とっても楽しい料理です。ワインソースをかけるとまた味わいが変わります。周りの生地も大変美味しいのですが、かなりのボリュームで残してしまいました。何も残さないというギリークラブのコンセプトからは抵抗があるのですが・・・

(3) 熟成和牛の炭火焼
50日間熟成させた最上級の和牛の炭火焼きです。イチボともも肉の2つ、これが本当に美味しい!大感激です。骨付きのまま、熟成させる事によって霜の脂身が程よい甘みを出てきます。他の店では食べられない一品であり、ソースをかけるよりもそのままのお肉の味を楽しみたいです。

(4)チーズ盛り合わせ
これを聞いた時、普通の皿盛を想像した私が馬鹿でした。全然違った「料理」でした。ゴルゴンゾーラムースと2種のフロマージュ ローズマリーの香りのプレートは、豪華な一皿なのですが、特にゴルゴンゾーラをクリームと和えムース状に食べやすく仕上げた(エスプーマといいます)ものは、口に含むとソフトな感覚で香りが広がります。そしてワインを一口飲むと・・・香りが全く変わり、ぐぐっぐっと口中に複雑で新鮮な味わいが広がります。お好みでパンチェッタ(ベーコン)を添えた蜂蜜を一緒に食べると、また違った味わいが楽しめます。

(5)白桃のコンポート
白桃を白ワインとシロップで煮込み、じっくりと冷やし、ミント風味のアングレーズソース(ヴァニラソース)と一緒に楽しむデザートですが、これも本当に美味しい。デザートワインとのバランスが絶妙でした。デザートは5種類試作して最後はこれに絞り込んだそうです。最終選考で対抗になったのは葡萄を使ったデザートでしたが、この白桃の美味しさにはかなわなかったそうです。

いかがですか?
阿曽達治シェフ自ら考え、試食して選んだメニュー、圧倒的な美味しさに本当にびっくりしました。またそれぞれのソラリスに本当に合っています。

<参考サイト>

●ソラリス
http://202.239.155.79/manns/brand/solaris/

●マンズワイン
http://www.kikkoman.co.jp/manns/

●アイコニック
http://www.conran-restaurants.jp/iconic/

●レストランASO
http://www.aso-net.jp/aso/

<実施概要>

●ソラリスワインと併せて阿曽達治シェフのメニュー
〜島崎大氏のワイン造り哲学を聞き、フルコースを味わう〜

●日時:11月17日(火) 19:00〜21:30

●会場:レストラン アイコニック
東京都中央区銀座2-4-6 銀座Velvia館 9階
TEL :03-3562-7500
地図:http://www.conran-restaurants.jp/iconic/map.php

●ゲスト:
島崎 大氏(マンズワイン ソラリス醸造責任者)

●会費:ギリークラブ会員 15,000円 ビジター17,000円
(入場料、バックステージツアー、交流会費)

●募集人数:20名限定

●応募締め切り:11月11日(水)
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※キャンセル待ちもお受けします。その旨ご連絡下さい。