<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

レクチャー付きオペラ鑑賞『チェネレントラ』

<ご案内>

オペラレクチャー付き観劇プラン
ロッシーニ「チェネレントラ」

 「チェネレントラ」とは「シンデレラ」のイタリア語読み。
皆様ご存じのぺローの童話を原作にした喜歌劇です。

故ジャン・ピエール・ポネル演出のこの舞台は「チェネレントラ」の決定版とも言われ、その魅力をあますことなく伝えてくれます。
また、タイトルのイメージとは裏腹に、超絶技巧が繰り広げられるこの「チェネレントラ」は、確たる技術のある歌手でなければ歌いこなすことができない極めて難度の高いオペラであることも要注目ポイント。難曲中の難曲を歌いこなす華麗な声の競演に耳を潤していただきたいと思います。

中でも、アンジェリーナ(チェネレントラ)役のカサロヴァ、王子役のシラグーザは世界の一流劇場でひっぱりだこの二人です。
豪華なセット・衣装、馴染みのあるストーリー、そして何より美声。難しいことは考えず、ひたすらオペラの楽しさに身を委ねていただける作品です。まずはレクチャーで、どんな作品か味見してみてください。

<あらすじ>
【第1幕】男爵ドン・マニーフィコ(B)の屋敷。クロリンダ(S)とティスベ(Ms)の継姉2人を世話するアンジェリーナ(チェネレントラ)(Ms)は、物乞いの男に水と食べ物を与える。彼は実は王子ラミーロ(T)の家庭教師アリドーロ(B)である。従者に扮した王子が屋敷に入り込み、アンジェリーナと一目で恋に落ちる。一方、王子の従者ダンディーニ(Br)が王子に成りすまして現れ、姉娘たちを城の舞踏会に招く。アンジェリーナも行きたがるが継父マニーフィコが拒む。城の大広間では姉娘2人がダンディーニを取り合うが、突然現れた絶世の美女(実はアンジェリーナ)に皆が驚く。

【第2幕】城の中。王子姿のダンディーニが出てきてアンジェリーナに求愛するが、彼女は「従者の方を愛しています」と語る。その言葉を耳にしたラミーロは、早速出てきて求婚する。すると、彼女は腕輪を差し出し、「これで探して下さい」と告げて姿を消す。屋敷では、男爵と姉娘たちがアンジェリーナに八つ当たりする。外は嵐になり、馬車が転覆、乗っていたダンディーニが屋敷を訪れる。王子も次いで現れ、アンジェリーナを見つけて城に連れ帰る。王宮では、幸せを手にした彼女が父や姉たちを許し、フィナーレの大アリア〈悲しみと涙に生まれ育ち〉を歌って幕となる。

<キャスト>
【ドン・ラミーロ】アントニーノ・シラグーザ
【ダンディーニ】ロベルト・デ・カンディア
【ドン・マニフィコ】ブルーノ・デ・シモーネ
【アンジェリーナ】ヴェッセリーナ・カサロヴァ
【アリドーロ】ギュンター・グロイスベック

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

<参考サイト>

今回公演「チェネレントラ」の案内

「チェネレントラ」 Wikipedia

新国立劇場トップ

オペラ入門

<今回公演のキャスト・スタッフのプロフィール>

【指揮】デイヴィッド・サイラス
Conductor : David  Syrus
1971年より英国ロイヤルオペラでヘッド・オブ・ミュージックとして『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファントゥテ』『皇帝ティトゥスの慈悲』『魔笛』『さまよえるオランダ人『椿姫』『ファルスタッフ』『イエヌーファ』『カーチャ・カバノヴァー』『サロメ』『エレクトラ』『ナクソス島のアリアドネ』『カルメン』『売られた花嫁』『ねじの回転』など数多くの作品を指揮しているほか、コンサート指揮者としてもBBC交響楽団、バンベルク交響楽団、ロンドン・シンフォニエッタなどを指揮している。リサイタルの伴奏ピアニストとしても定評がある。新国立劇場初登場。

【演出】ジャン=ピエール・ポネル
Production : Jean-Pierre Ponnelle
1932年パリ生まれ。ストラスブールとソルボンヌ大学で哲学、文学、美術史を、後にベルリン自由大学で演劇学を学ぶ。50年よりオペラとバレエの舞台装置と衣裳デザインを手がけるようになる。62年に、ライン・ドイツ・オペラで、初めてのオペラ・プロダクションとして『トリスタンとイゾルデ』を演出。1968/1969シーズンにザルツブルク音楽祭で演出した『セビリアの理髪師』により、オペラ演出家として国際的な名声を得る。81年にバイロイト音楽祭で演出した『トリスタンとイゾルデ』は、バイロイト史上、もっとも美しい作品の一つとして知られている。ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイムといった著名な指揮者と、メトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、パリのシャンゼリゼ劇場など各地で仕事をともにした。また、カール・ベーム指揮の『フィガロの結婚』など、数多くのオペラ映画も残してる。88年にミュンヘンで没。

ドン・ラミーロ:アントニーノ・シラグーザ
Don Ramiro : Antonino Siragusa
2002年『セビリアの理髪師』アルマヴィーヴァ伯爵に続いて2回目の新国立劇場登場となる。1964年、イタリアのメッシーナ生まれ。同市のコレッリ音楽アカデミーで学ぶ。96年に『愛の妙薬』のネモリーノでオペラデビュー。その後イタリア各地の歌劇場に出演し、ミラノ・スカラ座には『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオでデビュー。これまでにウィーン国立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ローマ歌劇場、バイエルン州立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などで歌っている。『セビリアの理髪師』『ドン・パスクワーレ』エルネスト、『ジャンニ・スキッキ』リヌッチオ、『セミラーミデ』イドレーノ、『アルジェのイタリア女』リンドーロ、『チェネレントラ』ドン・ラミーロ、『夢遊病の女』エルヴィーノなど幅広いレパートリーを誇る。

ダンディーニ:ロベルト・デ・カンディア
Don Ramiro:Dandini:Roberto de Candia
1999年『マノン・レスコー』レスコー、2002年『セビリアの理髪師』フィガロに続いて3回目の新国立劇場登場となる。イタリア生まれ。当初はチェロを学んでいたが、声楽に転向。96年にリッカルド・ムーティ指揮の『アルミーデ』でミラノ・スカラ座にデビュー。グラインドボーン音楽祭、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、メトロポリタン歌劇場、ザルツブルク音楽祭、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)など世界各地で活躍。レパートリーは『マノン・レスコー』レスコー、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『運命の力』メリトーネ、『チェネレントラ』ダンディーニ、『セビリアの理髪師』フィガロ、『愛の妙薬』ベルコーレなどが挙げられる。

ドン・マニフィコ:ブルーノ・デ・シモーネ
Don Magnifico / :Bruno de Simone
ナポリ生まれ。大学終了後、セスト・ブルスカンティーニに師事し声楽を学び始める。国内外の様々なコンクールで受賞し、高い評価を得る。1980年にスポレート歌劇場でデビューした後、1700〜800年代のドラマ・ジョコーソとオペラ・ブッファ、特にドニゼッティとロッシーニ作品のスペシャリストとして頭角を現す。ミラノ・スカラ座、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティバル、フィレンツェ五月祭、トリノ歌劇場等イタリア国内外の主要な劇場や音楽祭に定期的に招聘され、芸術性の高さで称賛を浴びる。ロッシーニのレパートリーとしては、主に『セビリアの理髪師』ドン・バルトロ、『チェネレントラ』ドン・マニフィコ、『アルジェのイタリア女』タッデーオ、『オリー伯爵』ランボー、『絹のはしご』ジェルマーノ、『試金石』パクーヴィオ、『マティルデ・ディ・シャブラン』詩人イシドーロが挙げられる。新国立劇場初登場。

アンジェリーナ:ヴェッセリーナ・カサロヴァ
Angelina (Cenerentola) / Vesselina Kasarova
ブルガリアのスタラ・ザゴラ生まれ。4歳よりピアノを始め、当初はピアニストを目指していたが、声楽に転向し、ソフィア音楽アカデミーで学ぶ。1989年にドイツのコンクールに優勝したのをきっかけにチューリヒ歌劇場と契約。91年にザルツブルク音楽祭に初出演。続けてウィーン国立歌劇場に『セビリアの理髪師』ロジーナでデビュー。瞬く間に人気を博し、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤルオペラ、バルセロナのリセウ劇場、バイエルン州立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座など世界各地の著名歌劇場に招かれる。モーツァルト作品、ベルカント・パート、フランスオペラには特に定評があり、ニコラウス・アーノンクール、小澤征爾、リッカルド・ムーティといった著名な指揮者と共演している。新国立劇場初登場。

<実施概要>

○オペラ「チェネレントラ」本公演鑑賞&交流

○日時:6/7(日)14:00開演

○会場:新国立劇場 オペラ劇場

○会費:ギリークラブメンバー 27,000円 ビジター29,000円
(S席のチケット、終演後の交流会費)

○交流会のゲスト:飯島 健氏(新国立劇場 支援業務室 主幹)

○募集人数:申込先着順 10名(ギリークラブ会員優先)

○締切:5月15日(金)
※締め切り前でも満員の際には閉め切りとなります。
※チケット確保の都合上、申し込み後のキャンセル不可です。
ご理解とご協力をお願いします。