<GILLIE>株式会社ギリー
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和・倶楽部 1,500円で歌舞伎を見る会

<ご案内>

歌舞伎公演は高い、というイメージがあります。映画やコンサートに比べると、出演俳優や裏方さんの人数、舞台や衣装などの演出に関わる費用などを考えると、これは止むをえない状況である事も事実です。

オペラなどもその最たるもので、コスト度外視とは言いませんが、採算を取る為の協賛がないと、大変な入場料になってしまうのです。自国文化を守る為、各国は貴重な予算を割いて居る事を理解すべきかと思います。

さて、そんな中でも歌舞伎座であれば一幕見席という席があります。
http://www.kabuki-za.co.jp/ti/tik_3.html
愛好者の方が並んでいる光景をご覧になったことがあるかと思いますが、本当に上の席ですが、安価な料金で楽しんでいらっしゃいます。

歌舞伎座の一幕見席は、当日販売のみで予約できませんが、国立劇場の天井桟敷、3等席は予約できます。1500円です。今回の和・倶楽部では3等席で歌舞伎を見る会にご案内します。

歌舞伎を見た事がない方、1,500円で歌舞伎デビューしませんか?プログラムも付けませんので、必要な方はご自分で買って下さい。あらすじは以下に記しておきますし、情報は沢山取れる時代、観劇前にご自身で調べるのも楽しいものです。劇場裏手にある伝統芸能情報館にも資料は沢山あります。

自国文化に親しむのは、とても意味があること、真の国際化とは自分の国を知ることです。これを機に歌舞伎デビューをされませんか?

3月14日(日)、あたかもホワイトデーです。
昼の部(11:30開演、15時終演)と夜の部(16:30開演、20時終演)
2回公演で各10席を押えました。ご希望の席を斡旋します。

渡辺は夜の部でご一緒しますので、ご希望の方は終演後飲み会をしましょう。“観劇後の感激”、と私は呼んでいますが、一緒に同じ芝居を観た方は、初対面でもすぐ仲良くなります。

話題が共通であり、感想を言い合ったり、疑問をぶつけあったり、ありゃ変だとけなしあったり、けっこう楽しいのですね。もちろんお仲間と来ても結構ですし、お連れの無い方も共通の趣味を持つ友人と知り合う場です。

今回は歌舞伎の会費よりも飲み代の方がはるかに高くなりますが(多分6,000円位です)、自由参加という事でお決め下さい。

聞いて頂ければ知っている限りの歌舞伎基礎知識はお話します。勿論専門家ではないので、宿題にする事が多いと思いますが、私の周囲にはプロが沢山いますので、ご安心ください。

不況の時代だからという訳ではありませんが、安価に見て交流する、というのも貴重なチャンスかと思います。

一等席の方が良く見えるのは当たり前ですが、芝居が始まったら引き込まれます。俳優の表情が見たければオペラグラスをお持ちになれば問題ありません。初心者の方は勿論、エキスパートの方にもイヤホンガイドはお勧めです。

今後、和・倶楽部を全面的に安くするという訳ではありませんが、限られたお金をどう分配するか、一つのヒントかと思います。3時間半も芝居を見て1,500円!そんな会があっても良いのではと思います。

若手公演の今回、魚屋宗五郎を天井桟敷からご覧になりませんか?奮ってのご参加お待ちしています。

<今回の演目>
河竹黙阿弥=作
尾上菊五郎=監修
通し狂言 新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)四幕六場
−お蔦殺しと魚屋宗五郎−
国立劇場美術係=美術

序幕  磯部邸弁天堂の場
     同    お蔦部屋の場
二幕目 磯部邸井戸館詮議の場
三幕目 片門前魚屋宗五郎内の場
四幕目 磯部邸玄関先の場
      同 庭先の場

愛妾お蔦/宗五郎女房おはま     片岡 孝太郎
魚屋宗五郎             尾上 松 緑
浦戸紋三郎/小奴三吉        坂東 亀 寿
召使おなぎ             中村 梅 枝
鳶吉五郎              中村 萬太郎
岩上典蔵              片岡 亀 蔵
磯部主計之介            大谷友右衛門
家老浦戸十左衛門          坂東 彦三郎

◆今回公演情報
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/2399.html

本作は、河竹黙阿弥が、怪談物として有名な「皿屋敷」の設定と趣向を取り入れて新たに書き下ろした世話物。江戸の情趣を色濃く湛えた名作として人気のある演目です。

 一般には「魚屋宗五郎」の件りが有名ですが、今回は「皿屋敷」の趣向による「お蔦殺し」の部分からの通し上演。物語り全体の流れを、分かりやすくお楽しみ頂けます。

 魚屋宗五郎の妹お蔦は、旗本磯部主計之助に妾奉公をしています。しかし、磯部家用人の岩上典蔵がお蔦に横恋慕。なびかぬお蔦への恨みと、お家横領の悪巧みを知られたことから、お蔦を不義者におとしいれます。報告を聞いて逆上した主計之助は、お蔦を手討ちにしてしまいます。

 兄の宗五郎はじめ一家の者は、不義を働いたとあっては手打ちも仕方がないと諦めをつけていました。そこへ、お蔦の召使いのおなぎが酒を持って悔みにやってきます。おなぎから事件の真相を聞いた宗五郎は、妹不憫さと磯部家への怒りに、禁酒を破って酒を飲み始めます。もともと酒乱の宗五郎は、飲みだすと止まりません。ついには、必死に止める一家の者を振り切って、磯部の屋敷に乗り込んでいきますが・・・・。

 普段は思慮深い宗五郎が、悲しみのあまり酒を飲み、別人のように乱れていくさまが大きな見どころ。

 菊五郎の監修のもと、孝太郎がお蔦と宗五郎の女房おはまという対照的な二役に、松緑が祖父の当たり役の宗五郎にともに初役で挑みます。花形若手俳優によるエネルギッシュな舞台にご期待下さい。

<実施概要>

●1,500円で歌舞伎を見る会

●日時:3月14日(日)
(昼の部)11:30開演 15時終演予定
(夜の部)15:30開演 20時終演予定

●演目:新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)
通称 魚屋宗五郎
出演:片岡孝太郎、尾上松緑 他
(演目概要は、以下に記しておきます)

●会費:ギリークラブ会員 1,500円 ビジター2,000円
 (3等席のチケット代金のみ)
メンバーの方優先、先着順で申し受けます

●募集人数:昼・夜 各10席

●〆切り 2月20日
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。

●会場 国立劇場大劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/kokuritsu/index.html#access

・満員の際、料金が高くなっても同日観劇希望の方はお知らせください。
(1等A 8,500円 1等B6,100円 2等 2,500円)