<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

メンタルヘルスセミナー 「女性と依存」 

<ご案内>

ギリークラブの健康シリーズ、いろんな切り口で実施していますが、メンタルヘルスもこのようにストレスの多い時代には重要です。過去何回かお話頂いている最上悠氏、今回はこのテーマです。

以下は最上氏と打ち合わせた内容です。

今、女性の社会進出に伴い、ストレスが増える中で、女性の依存は大いに問題になっています。
 女性の依存問題とは、自身の抱える依存の問題だけでなく、男性を過度に依存させてしまう女性も同じくらい問題になり、つまり男性の自立問題とも絡んできます。

<女性と依存>
まともに生きる女性ほどストレスだらけの現代社会。
気分転換は欠かせません。

けれど楽しいはずのショッピングにワインやグルメも現実には、買い物依存やアルコール依存、過食症のようにコントロールを失う人がいます?実は、誰もが紙一重なのです。

“もの依存”の背景には
「他人に期待しすぎ(甘え)」
「誰にも期待できない(孤立)」
「他人から期待されすぎ(共依存)(自意識過剰)」
「他人から期待されなすぎ」…といった
“ひとをめぐるアンバランス”が存在します。

そして、これは子供のひきこもり問題や夫婦の破綻といった問題にも直結します。

女性の自立を阻むものは何でしょうか?依存するだけの人も問題ですが、依存させすぎていることで居場所を得ている人の存在も無視できないわけです。特に、女性はそうさせてしまう傾向に少なくないと言われます。

依存とパートナーシップの違いとは何なのでしょうか?この機会に、そんな依存について一緒に考えてみませんか?


   働く女性に忍び寄る依存

・はじめは誰もが正常 > 正常の延長に依存症がある
・誰もが陥る依存の構造(わな) > ただ弱い人間なのか?
・目に見えない共依存 > 自分のまわりが「だめんず」ばかりのあなたへ
・依存できないのも問題 >甘えられない女性たち
・連鎖する依存 > 親が悪いのか? 自分が甘えているのか?


依存治療の最先端から、解決をさぐる
 〜バイオ、サイコ、ソシオ

・さまざまな依存症 > ものへの依存、ひとへの依存
・自立と共依存のバランシング > 大人になるということ
・認知行動療法 > 悪習慣を断ち切る戦術論
・対人関係療法 > 悪習慣を生まない戦略論
・薬は依存にどこまで効くのか?

これ以上の内容は、当日会場でお聞きください。

この不況はいろんな人・組織の余裕を失わせます。
“分かっているんだけど、余裕がない。。。”
“それどころではない。。。”

そうです、そのとおりですが、一方で過去のようなのんびりしたスケジュール、おおらかな人間関係、牧歌的な環境に戻るかといえば・・答えは分かり切った事です。

否応なしに巻き込まれている、高度情報化の生活、そんな時代を生きる女性、女性と一緒に仕事をする男性、実態を学び、少しでも改善しようとお思いの方、勿論マスコミに従事する方、多くの方に聞いて頂きたい内容です。

◆◆ ご注意 ◆◆
・本セミナーは治療の場ではありません。
・セミナー、交流会の場で個人的なご相談はご遠慮ください。
個人的に悩んでいる、周囲に悩んでいる方がいる、
そんな場合は、別途対応となりますのでご連絡ください。
但し最上氏も渡辺にも時間に限りがあります。
お引受け、ご案内できない事もありますのでご承知おきください。

ギリークラブの場で、メンタルヘルスの重要性を知り、専門家、同じ関心の方とと懇意になる事自体が貴重です。奮ってのご参加をお待ちしています。

●最上 悠氏プロフィール
臨床・研究面に関わる精神科医。専門は認知行動療法や対人関係療法といった現代精神療法。
依存症の専門治療機関においても女性の依存治療にも従事。
社会・心理・生物学的な視点で、現代社会における精神医療の立場から世界標準での“ココロのケア”について語る。
うつ病をはじめとする精神障害、中高年の自殺、職場・企業のメンタルヘルス等も、最先端の精神医療に基づいてやさしくわかりやすく解説する。

●職歴・経歴
うつ病などのココロの治療は薬だけ、カウンセリングだけではなく、いわゆるアロマ、サプリ、食事、運動や音楽
そして読書や映画などさまざまな試みの組み合わせの有効性を医学的に検証する「総力戦」精神医療を提唱。
心の病の予防や治療には、考え方や行動(認知行動療法)、人間関係の見つめなおし(対人関係療法)といった現代精神療法が有効であるとし、そのスペシャリストとして研究に邁進。世界標準のカウンセリングである認知行動療法や対人関係療法等の現代精神療法・薬物療法の効果研究、職場のメンタルヘルス推進活動や精神障害の危険因子研究などといった心理、生物学的、社会的な多軸的に精神医療に関わる。

「現代社会とストレスマネージメント」の講演テーマでは、うつ病をはじめとする精神障害の現状と対処・治療法、働く中高年の自殺者急増対策等を解説。「ストレスを減らしましょう」といった総論や専門家個人の主観的考えに留まらず、世界標準での現代精神医療をベースに、真に役立つ療法を体系的に紹介・解説。
さまざまな企業や官庁での産業医やコンサル活動、大学での教職なども関わっている。

●著書
精神医療関連の執筆活動にも力を入れており、主な著作に『世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ』(河出書房新社)『ネガティブのすすめ』(あさ出版)『薬を使わずに「うつ」を治す本』(PHP研究所)『ココロの筋トレ』(インフォバーン)『家族をうつから救う本』(河出書房新社)等多数ある。
「月刊からだにいいこと」 (祥伝社)ではエッセイを好評連載中

<最上 悠氏からのメッセージ>

女性の自立というテーマの重要性はますます高まっていると言われています。たとえば、わかりやすい例では、少なくとも経済的には今後それがなければこの国は支えられないという報道などはよく目にするところです。

しかし、現実には、たとえば男性が想像もできないレベルで多くの負担が女性に心身ともに押し付けられているように…少なくとも私には思えることが少なくありません。

共働きにおける家事分担で…いまだに、ゴミを朝捨ててくれる、風呂掃除をする…程度で、「うちの夫は手伝ってくれる」とプラス評価になってしまうアンケート調査のレベルの低さに唖然とします。

女性の自立のためには、実は、そんな女性に頼りきっている男性を自立させるところがまず、第一歩目なのではないかと私は思います。
一方で、女性自身も自立のためには、腹をくくって声をあげなければはじまらないのも事実でしょう。自分の居場所を失う怖さ、波風の面倒くささもともなうという本音も聞こえてきます。
このあたりは、依存症という病気の構造に非常に共通するところが多くいわゆるきれいごとではない、本音の激しいやりとりも患者さんと治療者の間でなされる非常に興味深い領域なのですが…

そういった依存症の治療経験を踏まえてみなさんと一緒に「自立」について考えていく機会がいただけることを大変感謝しております。ぜひ、お待ちしております。

<参考サイト>

●うつばんねっと(最上 悠監修)
http://www.utuban.net/

●最上 悠氏の著作(著書一覧及びアマゾンとのリンクあり)
http://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-6001.htm#theme

<実施概要>

●メンタルヘルスセミナー 「女性と依存」

●日時:2月19日(木)19:30〜21:30
19:00 受付開始
19:30 セミナー開始
21:00 交流会開始 (食事なし)
21:30 希望者のみ、食事会

●会場 新丸ビル10階 東京21Cクラブ内

●ゲスト:
最上 悠氏(精神科医・作家)

●会費:ギリークラブ会員 5,000円  ビジター 7,000円

●参加人数:申込先着順 30名募集 (メンバー優先です)

●応募締め切り:2月12日
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。
※準備の都合上2月12日(木)以降のご欠席は会費をご負担頂きます。