<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

真山仁 新作『ベイジン』を語る
〜中国・原発が舞台の経済小説、北京五輪前夜〜


<ご案内>


小説家の真山仁氏はご存知ですね?話題になったNHK土曜ドラマ『ハゲタカ』の原作者です。渡辺はかなり以前から彼を存じ上げており、活躍を微力ながら応援している一人です。

真山氏がこの度2年3カ月ぶりの新作『ベイジン』を上梓しました。
http://www.toyokeizai.co.jp/pub/recommend/06147-06148/index.html

早速読みましたが、大変面白い!一気に読んでしまいました。

どんなストーリーで、どんな展開かは勿論書きませんが、なぜ今回、北京五輪の開幕前夜に会を開催するのかは意味があります。真山さんも、できれば開幕前にしたいと希望しており、案内から開催まで時間はありませんが、敢えて実施します。

「北京五輪の開会式に合わせて開業する世界最大規模の原発で、技術顧問の日本人が事故の予兆を感じ運転中止を訴え、中国側の責任者が技術顧問の拘束を命じる・・・」そんな緊迫した場面から、この物語は始まります。

そして・・・それは読んでください。

“経済小説”から読者が知り得る情報、それは貴重です。今回は中国が舞台、中国人の考え方、パワーバランス、中国で働く日本人の気持や心情、陥りやすいミス、原発とは何か、どれ位の緊張感を持って建設・運転されるか、などなど、『ベイジン』を通じて知った情報はかなりあります。

しかも、早くも“「経済小説」の域を超えた作品だ”という評価もあり、「小説」として夢中になれることも間違いなしです。

圧倒的な情報と小説としての迫力に惑わされてしまうと、著者が本当に語りたかった事を、つかみきれずにいることもあるかもしれません。

今回のギリークラブは、『ベイジン』を語ると題し、
この本で
・真山氏が語りたかった事
・中国に関して知って欲しい事
・本題ではないが、知って欲しい事
・取材を通じて感じた事
・北京五輪を注目して欲しい理由
などをお話して頂きます。

その上で、真山氏への質問コーナーに時間を取りたいと思います。『ベイジン』は勿論、真山氏の過去の著作も含めて、様々な質問にお答えいただく時間を取ります。

そして、、、ギリークラブは交流会、真山ファン、経済小説ファン、今回のテーマに興味のある方が一同に会し、著者の話を聞いた参加者の交流会、これは貴重な時間になります。

暑い夏、熱い戦いが予想される北京五輪前夜、参加者の方の、熱い熱い交流会が予想されます。奮ってのご参加お待ちしています。


<参考サイト>

●真山仁オフィシャル
http://www.mayamajin.jp/index.html

<参考情報>

<真山仁氏著作>
2004年 『ハゲタカ』(ダイヤモンド社/講談社文庫)
2005年 『虚像(メディア)の砦』(角川書店/講談社文庫)
2006年 『マグマ』(朝日新聞社/朝日文庫)
同年『バイアウト上・下』(講談社/講談社文庫 ※『ハゲタカ2 上・下』に改題)

<真山仁氏 最近の連載他>
●新聞社買収をテーマにした小説『ザ・メディア』の連載が、「週刊ダイヤモンド」
(毎週月曜日発売)で始まりました!
● 連載中!
◎ 小説『レッドゾーン』〈※「ハゲタカ」第三弾〉(小説現代 講談社、毎月22日発売)
◎ 小説『亡国偽装』(小説 トリッパー 朝日新聞出版、季刊/6・9・12・3月発行)
◎ エッセイ『お金マンダラ考現学』(MONEY JAPAN 角川SSコミュニケーションズ、毎月21日発売)

<真山氏から届いたメール(抜粋)>
 単行本としては実に2年3ヵ月ぶりとなる新作『ベイジン』(東洋経済新報社)が発売されました。同作品は、昨年6月から今年4月まで、週刊東洋経済で連載した作品に大幅な加筆修正を加えました。
 中国、五輪、そして原発をテーマに、我々がけっして忘れてはならない希望について書きました。

 21世紀は「諦めの時代」なのかと思ってしまうことがあります。
努力しても頑張っても報われない。何かに果敢に挑むより、最初から闘わず諦めてしまう。でも 諦めからは何も生まれない。私はそう信じています。

 小説『ベイジン』は、我々がけっして忘れてはらなない希望について書いた小説です。希望は、時にその人の行動や生き方に重くのしかかり、不幸のどん底に落としてしまう場合もあります。しかし、希望があるがゆえに、我々は生きられるのです。

日本人と中国人という隣国同士でありながら、なかなか理解し合えない登場人物たちが、自らに課されたミッションを果たすため、最後まで希望を捨てず生きようとした先に見えたものは何かを、ぜひ探ってみてください。

●ギリークラブの皆様へ
小説とは、発表された瞬間から、著者のものではなく、読者一人一人のものになります。
そのため、著者が予想もしていなかった想いを抱かれたり、各人にとって心に響く言葉や人物が異なるという“現象”が起きます。
それは、小説が読者の心に届いた時に起きる“化学反応”のようなものかも知れません。
ところが、著者が、その化学反応を知る機会は稀です。
このたび、皆様一人一人の化学反応に出会える貴重な機会を得られた事をありがたく思っています。
そして、会によってさらなる化学反応が生まれるはずだと信じております。
皆様にお会いできることを、楽しみにしています。

真山仁 拝

<実施概要>

●ギリークラブ 真山仁 新作『ベイジン』を語る
 〜中国・原発が舞台の経済小説、北京五輪前夜〜

●日時:8月7日(木) 19:00〜21:00
18:30 受付開始
19:00 セミナー開始
20:00 Q&Aタイム
20:30 交流会開始 (飲食は無しです)
21:00 終了

●会場 丸ビル8階、Room2
千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビル8階
TEL:03-3217-7111
http://www.marunouchi-hc.jp/hc-marubiru/info/index.html

●ゲスト:真山 仁氏(作家)

●会費:ギリークラブ会員 7,000円 ビジター 9,000円
●参加人数:先着順 30名以内限定 (ギリークラブ会員優先)
●締め切り:7月31日
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
●満員の際にはキャンセル待ちができます。