<GILLIE>株式会社ギリー
ギリークラブ
TOP
クラブ概要
メンバーメリット
入会案内
アップデート
2008年セミナー詳細
2007年セミナー詳細
2006年セミナー詳細
2005年セミナー詳細
2004年セミナー詳細
2003年セミナー詳細
2002年セミナー詳細


GILLIE CLUB

劇団四季『ミュージカル南十字星』リハーサル見学&観劇

<ご案内>

劇団四季のミュージカルの回、様々な企画で実施していますが、昭和の歴史三部作シリーズの最終回『ミュージカル南十字星』を観劇したいとおもいます。

昭和の歴史三部作とは中国戦線が背景の、『ミュージカル李香蘭』
http://www.shiki.gr.jp/applause/rikoran/index.html

シベリア抑留が背景の、『ミュージカル異国の丘』
http://www.shiki.gr.jp/applause/ikoku/index.html
そして『ミュージカル南十字星』は南方戦線が舞台です。

忘れてはいけない、あの時代に生きた人々の苦労の元に、今の我々の繁栄がある、という大事なメッセージを、ミュージカルという手法で届ける、貴重な公演です。

『キャッツ』や『ライオンキング』『ウィキッド』といった、本当に楽しいミュージカル作品も私は大好きですが、この3部作公演は、浅利慶太代表の強い思いを感じます。

ここに浅利さんのメッセージがあります。
http://www.shiki.gr.jp/applause/minami/rekishi.html

今年も『ミュージカル李香蘭』『ミュージカル異国の丘』と2本を続けてじっくりと観劇し、そして考えさせられました。演出をやり直したと思ったら、前回と全く同じとのこと、それだけ新鮮なのですね。

パンチの利いたダンス、俳優陣の歌唱力、ライティング、舞台演出など、劇団四季のレベルの高さは勿論ですが、このメッセージは胸にグンと来るものがあります。

ミュージカルの内容はこのメールの最後に載せておきますので、どうぞご参照ください。また『ミュージカル南十字星』のサイトにも
・歴史背景
・年表
・語句解説
・観劇コメント、があります。

“ブンガワン・ソロ”“インドネシア・ラヤ”作品中で歌われるこれらの曲のメロディーは美しく、切なくて、、、私はインドネシアという国に行った事がないのですが、こういう曲を作り愛する方たちには、大いに共感を覚えます。

そして・・・今回は特別企画付きです。当日出演する役者による、リハーサル見学です。舞台衣装も着けず、化粧もしていない役者さんを観ます。

どこをどう注意しているのか、リハ中の役者さんの表情は・・・興味深いシーンがきっと見られるのだと思います。これは大いに期待できますね。

リハーサル終了から開演まで時間が空いてしまうので、見学終了後は付近で茶話会を行います。ここで劇団四季の中川さんに、いろんな事を聞きましょう。

リハーサル見学、茶話会でのミュージカルQ&A、本番公演、きっと今まで以上に興味が深まると思います。貴重なチャンス、どうぞ有効にご活用下さい。

金曜の16:00に四季劇場に行くというスケジュール調整は、ちょっと大変かもしれませんが、それだけの価値はあります。どうぞ奮ってのご参加お待ちしています。

なお、今後の劇団四季の会は色々企画しています。詳細が固まり次第、ご案内します。

また、今年は日本インドネシア友好年です。8月以降、「インドネシアを知ろう」会と称して、政治、文化、経済などそれぞれの分野にお詳しい方を招いて、インドネシアを知る企画を、何回かのシリーズで行う予定です。その会に参加希望の方は、このミュージカルは役に立ちます。


<参考サイト>

●劇団四季『ミュージカル南十字星』
http://www.shiki.gr.jp/applause/minami/index.html
●劇団四季トップ
http://www.shiki.gr.jp/index.html

<参考>以下は劇団四季ホームページから抜粋しています。

夜空に輝く南十字星のように鮮烈に生き、
そして絞首台に散った若き学徒の悲劇。

『ミュージカル異国の丘』初演から3年経った2004年秋、劇団四季の"昭和の歴史三部作"第3弾『ミュージカル南十字星』は誕生しました。第1弾の『ミュージカル李香蘭』では満州国、第2弾の『ミュージカル異国の丘』ではシベリアを舞台として昭和の戦争や歴史の悲劇を描き出してきました。そしてこの『ミュージカル南十字星』の舞台はインドネシア。南方に出征し、戦後にBC級戦犯として裁かれることとなった青年を主人公に据えています。

『ミュージカル異国の丘』初演直後から、南方戦線のBC級戦犯の悲劇を次の作品のテーマとすべく、演出家を中心として構想が検討されてきました。昭和という時代の大きな歴史のうねりの中で、あの戦争が意味するものは何だったのだろうか。それを語り継ぐためには、前2作で取り上げた大陸での出来事以外にも避けては通れない史実がある。この思いを抱きつつ、2年以上の間に稿を重ね練り上げた検討台本は10編以上。稽古開始後も更なる改定が加わり、ついに初演の幕が開けられると、インドネシアの地に散った若者たちから現代に生きる我々へのメッセージに胸を熱くされたお客様から、大きな反響をいただくこととなったのです。東京初演では約4ヶ月のロングランを達成。上演されていない地域からも多くのリクエストが寄せられています。

(ストーリー)
太平洋戦争前夜、京大で法科に学ぶ保科勲は、恋人のリナと束の間別れを惜しんでいた。彼女は兄のルアットとともにインドネシアから留学してきたこの京都で勲と出逢い、互いに思いを寄せていたが、オランダ軍による民族独立運動の粛清が激化した祖国の状況を憂い、活動家の父ニングラットを助けるため急遽帰国することになったのだ。ふたりはいつの日か再会し、思い出の歌「ブンガワン・ソロ」を一緒に歌うことを約束する。

中国との戦いが泥沼化していた日本は、遂に英米蘭との全面戦争へと突入する。勲は姉春子の良人である原田とともに南方へと出征していく。開戦から三ヵ月、破竹の勢いで勝ち進む日本軍はインドネシアのオランダ軍を撃退。勲はその戦いの中、偶然にも蘭軍に囚われていたニングラット救出にあたり傷を負う。傷の手当てのため運び込まれたニングラット邸で、勲はリナと再会し、手厚い看護を受けることになる。

司令官島村中将の下、日本軍は融和な軍政を敷く。学校を建設し、軍事教練を施し、水田を耕し、現地の人々と穏やかな関係を築きつつあった。植民地支配から解放された歓びに沸く火祭りの宵、勲とリナは夜空に輝く南十字星に永遠の愛を誓い合う。しかしその愛も大きな歴史の流れに翻弄されることになろうとは、この時ふたりは知る由もなかった。

戦況は俄かに悪化。島村中将の思いとは裏腹に、原田は大本営の方針を楯に現地住民へ食料供出や労役を強要し始め、ルアットや勲と悉く衝突する。一方捕虜収容所では逼迫する食料不足や虐待にオランダ人捕虜たちの怒りは限界まで達していた。彼らの理解を求めようと懸命に働く勲だったが、ふとした誤解の積み重ねから捕虜たちの復讐の対象になり、顔と名前を覚えられてしまうのだった。

やがて日本は敗戦。勲の元をルアットら独立義勇軍の志士が訪れる。再び進駐してくるであろうオランダ軍と戦い独立を勝ち取るために、日本軍の武器を必要としているのだ。全ての武器を連合軍に渡さねばならないという終戦協定に縛られ悩む勲を他ならぬ原田が諫め、ルアットらに武器を獲らせる。義兄の豹変振りに戸惑う勲。しかも原田は義勇軍に参加するので、万一連合軍から呼出しがあっても身代わりに出頭してくれと勲に言うのだった。

連合軍による戦犯裁判が始まった。追及は勲の身にも及びBC級戦犯として裁かれることになった。捕虜虐待と終戦協定違反の罪に問われる勲。十分な調査や満足な弁護も得られぬまま裁判は進む。彼の無実を必死で訴えるリナの願いも虚しく、原田の罪まで被って勲には絞首刑の判決が下された。

 監獄で勲は島村中将と再会する。彼も処刑を待つ身であった。この戦犯裁判自体が理不尽なものではないかと嘆く勲に、島村は敵の報復感情を和らげるために死に赴くことが日本国民のためになるという覚悟を粛々と語るのだった。
 勲の処刑の刻限が迫る。

<実施概要>

●劇団四季『ミュージカル南十字星』リハーサル見学&観劇

●日時:7月25日(金)
16:00 リハーサル見学会
17:00 茶話会
18:30 『ミュージカル南十字星』開演
21:00 終演 解散

●会場:四季劇場[秋](浜松町)
港区海岸1-10-48
http://www.shiki.gr.jp/theatres/shiki/map.html

●リハーサル見学引率:中川明美氏(劇団四季東京公演本部)

●会費:メンバー 1名12,000円 同伴ビジターは14,000円
 会費に含まれるもの:観劇チケット代、茶話会費(夫婦割引あり)
●募集人数:20名
●締め切り:7月11日(金)
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※締め切り後でも席がある場合には参加できます。お問い合わせ下さい。