<GILLIE>株式会社ギリー
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「歴史上の人物と和菓子」 〜虎屋文庫の展示と季節の和菓子〜

<ご案内>



虎屋文庫が企画する「歴史上の人物と和菓子」展が11月に開催されます。
http://www.toraya-group.co.jp/gallery/dat01/dat01_020.html

昨年から虎屋文庫展の見学会を行っており、毎回和菓子好きな方にご好評で、今回で3回目になります。“和菓子は日本を知る甘い入り口”なのです。

当日のスケジュール
13:30  受付開始
14:00  中山圭子氏による虎屋文庫セミナー
 (和菓子とは何か、虎屋文庫とは、「歴史上の人物と和菓子」 の楽しみ方)
14:45  「歴史上の人物と和菓子」展 鑑賞
     時間がある方はVTRも観ましょう。
16:00  終了(流れ解散)

<参考>
2007年11月1日(木)〜11月30日(金)
「歴史上の人物と和菓子」展の内容

織田信長がポルトガル人から贈られた金平糖に角はなかった?!日本の歴史を彩った人々はどのような菓子を食べていたのでしょう。歴史上の人物と菓子の関わりについてエピソードを交えてご紹介します。

清少納言とかき氷
 冷凍庫のない平安時代にかき氷?
平安時代の才媛、清少納言は『枕草子』の中で、甘(あま)葛(ずら)※がけのかき氷の上品な美しさをたたえています。当時の氷は、冬より夏にかけて氷室(ひむろ)に貯えられは貴重品。もちろん一般庶民には手の届かない貴族たちだけの食べ物でした。※ツタの樹液を煮詰めた高級な甘味料とされる。

道元と饅頭
 箸で饅頭を食べる
鎌倉時代、曹洞宗を伝えた道元禅師は厳しい修行で知られた人物ですが、彼の言行を伝える『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』には、饅頭の食べ方が記されています。器に饅頭を盛って汁を添え、箸を使うのが正式でした。現在のような甘い小豆餡は入っていなかったと考えられています。

信長と金平糖
 角のない“Confeito(コンフェイト)”
織田信長に謁見した宣教師ルイス=フロイスはポルトガルの砂糖菓子“Confeito”を贈りました。金平糖の原形となる砂糖菓子で、砂糖を輸入に頼った当時は大変な貴重品でした。現在の金平糖とは違って角はなくデコボコしていたと考えられます。

黄門様と福寿饅頭
 誕生日のお祝いにオリジナル饅頭水戸黄門こと徳川光圀は、友人中院通(なかのいんみち)茂(しげ)の古稀のお祝いに、年齢の70歳にひっかけて重さ70匁(もんめ)(約260グラム)の大饅頭を100個贈りました。饅頭の上には紅で「福寿」というおめでたい文字が記され、光圀が友人を思いやる気持ちが伝わってきます。

徳川家定と饅頭・カステラ
 将軍様は甘いもの好き
来年の大河ドラマ「篤(あつ)姫(ひめ)」は薩摩藩島津家の分家から、13代将軍徳川家定の夫人となった天璋院(てんしょういん)が主人公です。家定はことのほか甘い物好きでした。江戸城内で採れたさつま芋やかぼちゃの煮物や饅頭、カステラを楽しんでいます。ひょっとするとお手製だったのかもしれません。

展 示 品
菓子類…歴史上の人物にかかわる菓子の復元ほか 約30
資料類…人物肖像パネルや関係資料、菓子絵図帳、古文書ほか

展示解説
毎週月曜日10:30〜 11日(日)10:30〜  21日(水)13:30〜
参加自由(予約不要)。

<虎屋文庫>
虎屋文庫は和菓子文化の伝承と創造の一翼を担うことを目的として、昭和48年 (1973)、創設されました。長年にわたり宮中の御用を勤めてきた虎屋には、菓子の絵図帳や古文書、古器物などが多数伝えられています。虎屋文庫ではこれらを保存・整理するとともに、様々な菓子資料を収集し、展示活動を中心に和菓子情報を発信しています。

資料の閲覧機能はございませんが、お客様からのお問い合せにはできるだけお応えいたします。なお、平成17年4月より同志社女子大学図書館(京都市)にて虎屋黒川家文書(江戸時代)の一部をマイクロフィルムにて公開して頂いております。(虎屋のホームページから抜粋)

ということで少人数ではありますが、日曜日の午後、東宮御所の緑を見ながら、穏やかな時間が流れます。日本が生んだ芸術品、和菓子の親しむ1日を過ごしませんか?

ご夫婦で、ご家族で、お仲間と、もちろんお一人でも結構です、奮ってのご参加お待ちしています。

当日和菓子を食べたい方は、虎屋の地下に『虎屋菓寮』があります。予約は出来ませんので、事前事後にご自由にお召し上がり下さい。和菓子以外に赤飯もありますよ。

東京都港区赤坂4-9-22 電話:03-3408-4121
土・日・祝日11:00 〜17:30 (オーダーストップ17:00)

虎屋ではいつも季節限定の和菓子を売っています。今回はお土産に福寿万寿をお付けしますが、それ以外にも季節を感じさせてくれる上生菓子が幾つかあります。

それらの購入は1階の売り場にありますので、どうぞ個人的にご購入下さい。

<参考サイト>

●虎屋
http://www.toraya-group.co.jp/main.html

●菓子資料室 虎屋文庫
http://www.toraya-group.co.jp/gallery/dat_index.html

●歴史上の人物と和菓子 展
http://www.toraya-group.co.jp/gallery/dat01/dat01_020.html

<実施概要>

●「歴史上の人物と和菓子」 〜虎屋文庫展見学会〜
●日時 11月4日(土)14:00〜16:00
●会場:虎屋ギャラリー 港区赤坂4-9-22 虎屋本社ビル2階 
(集合場所は4Fホール。ご参加の方に詳細を連絡します。)
(マップ)
●お話:中山圭子氏(虎屋文庫)
●会費 ギリークラブ会員 2,000円、ビジター 3,000円
 (会期中の販売菓子 福寿饅頭1個付:)
●募集人数:20名限定 (会員優先:お早めにお申込み下さい)
●協力:虎屋文庫

●締め切り:10月29日(月)
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※キャンセル待ちもお受けします。その旨ご連絡下さい。