<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

オペラレクチャー「フィガロの結婚」を学ぶ

<ご案内>

ギリークラブ、超初心者のためのオペラシリーズ、新国立劇場さんと一緒に今回からこのような形式で行います。2007-2008シーズンのオペラ作品で学んで、楽しみませんか?

過去の公演ビデオを使用してのレクチャー、聴き所と簡単なストーリー説明、本公演のアーティストの魅力などもお聞きし、鑑賞前の学習をします。ギリークラブですからセミナー+交流会で何でも聞ける場ですし、本公演を観劇できない方の参加もOK、レクチャーは無料です。

レクチャー後のオペラ観劇の申し込みでOKですが、本公演の案内はもう少し早めに行いますので、事前申し込みが殺到した場合は入手困難な時もあります。その際はどうぞご容赦下さい。

もちろん、その際には事前に状況をお知らせしますので、ご興味があり参加を考えている方はご一報下さい。

ページの最後に2007-2008シーズンの実施予定をつけておきます。どうぞお早めに確認・調整をお願いします。


一体オペラってなんだろう?
イタリアオペラ、ドイツオペラ、オーストリア、ロシア、アメリカ、そして日本のオペラ、どんどん一流歌手が来るけれど、何から入ったらよいのか、それ以前にあんな高いチケットで何を楽しんでいるのだろう?

そんな事を思ったことがあると思いますが、まずはレクチャーで知り、素朴な疑問をぶつけさせていただき、なるほどとある程度予備知識が入ったところで本公演を迎えれば、わくわく感もあいまって、楽しさが違うと思います。

初心者に分かりやすいオペラ入門のギリークラブ、新国立劇場運営財団・オペラチーフプロデューサーの飯島健氏はじめ、スタッフの皆さんと一緒に考えた方法です。

単なるセミナー、鑑賞会だけではなく、ギリークラブらしく素晴らしい時間を共有したお仲間、参加者同士の「オペラ交流」ができるような内容に、と思っています。

まずは第一弾がモーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」です。

有名な序曲に始まり、美しいアリア(独唱)もたくさんあって聴き所満載。音楽を存分にお楽しみいただける作品です。でも、知名度バツグンのこの作品、じつはストーリーはちょっと複雑です。フィガロとその婚約者スザンナ、アルマヴィーヴァ伯爵と伯爵夫人ロジーナ、ドン・バルトロと女中頭マルチェリーナの3カップルと、伯爵の小姓ケルビーノはじめ総勢11名ものソリストが登場します。このドラマは、彼らが繰り広げる階級社会の人間模様が崩壊していく模様を描いた喜劇です。 そして、全ての喜劇と同じように、衝動的、攻撃的で、対立をもたらしますが、女性たちが見事のそれを解決へと導き、ハッピーエンドで幕となります。

この作品の演出は、現在ベルリン・コミッシェ・オーパーのインテンダント(総支配人)を務めるアンドレアス・ホモキ氏です。オペラデビューをなさる方にはちょっと斬新な演出と思われるかもしれません。白と黒を基調とした装置と衣裳で人間関係を重視したドラマが繰り広げられます。新国立劇場ではオーソドックな演出から斬新な演出まで様々な作品を上演しております が、今回、ぜひこの斬新な演出のおもしろさをご堪能いただければと思っております。

<参考情報>

♪そもそもオペラって?
ルネサンス後期の16世紀末、フィレンツェで“古代ギリシャの演劇を復興しよう”という流れからギリシャ悲劇を模範に、<歌うようなセリフを用いる劇>が考えられたのがオペラの起源といわれています。つまり、オペラを一言で説明いたしますと“セリフが歌で表現されているドラマ”なんです。

♪オペラの魅力は?
第一に、歌手の“声の魅力”をご堪能ください。
世界で一流と言われる“歌手の声”はまさに芸術品です。聴いていると、心地良かったり、圧倒されたり、涙が出てきたり。この素晴らしさを説明するのは言葉では非常に難しく、体験していただくことが一番の近道なのですが、それをあえて言葉で説明いたしますと、「凝っている肩にクーッとツボ゛に入ってほぐしてくれる、ゴッドハンドのエステシャン」のように、皆様の心に歌手たちの歌声は染み渡るでしょう。

第二に、“ストーリーの展開と音楽の融合”をご堪能ください。
オペラは、優れた文学作品を台本化して、そのストーリーに合わせて作曲家が曲を作曲して完成した作品がほとんどです。そして「オペラのドラマは“男と女のドラマ”がほとんどである!」と申し上げて過言ではございません。恋愛ドラマに素晴らしいBGMは不可欠ですが、その原点はオペラにあるのです。

第三に、“視覚的にドラマを支える舞台セットと照明と衣裳の融合”をご堪能ください。
<最愛な人に対する“愛の告白”にはロケーションがとても重要>という意見に、皆様ご賛同いただけると思います。デザイン空間で繰り広げられるストーリー、雰囲気を盛り上げるドラマティックな照明効果、キャラクターに合わせてデザインされた衣裳。視覚的にもすべてが“芸術作品”の中でオペラは公演されるのです。


<参考サイト>

●今回公演「フィガロの結婚」のホームページ
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000008.html
●新国立劇場
http://www.nntt.jac.go.jp/
●オペラ入門
http://www.nntt.jac.go.jp/bravo_opera/index.html

<実施概要>

●ギリークラブ オペラレクチャー「フィガロの結婚」を学ぶ
●日時:9月1日(土)13:30〜16:00
13:00 受付開始
13:30 レクチャー
15:00 交流会へ
16:00 終了
●会場 新国立劇場 5階 情報センター(京王線初台駅直結)
●ゲスト:桑原 貴氏(新国立劇場制作部 オペラ広報)
●会費:無料 交流会会費は別途です。
●参加人数:申込先着順 20名限定 
・10月23日オペラ観劇会参加者、メンバーが優先となります。
・但し余裕があればそれ以外の方も参加できますので気楽にお申し込み下さい。
●応募締め切り:8月25日(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)

なお、今回学ぶ「フィガロの結婚」本公演の観劇会は10月23日(火)18:30開演です。
チケット手配の都合上、9月20日までにお申し込み下さい。
現段階でご希望の方はご意向をお知らせ下さい。

<オペラ「フィガロの結婚」観劇&交流会>
○日時:10月23日(火)18:30
○会場:新国立劇場
○会費:ギリークラブメンバー 25,000円 ご同伴ビジター 27,000円
(S席での観劇+終演後の交流食会費)