<GILLIE>株式会社ギリー
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服部・ギリー塾 〜 なすの食べ比べ 〜

<ご案内>

ギリークラブ新シリーズの開始です。かねてから準備をしていました「食材食べ比べシリーズ」です。

服部栄養専門学校と一緒に実施するこのシリーズ、食材を勉強する基本は「食べ比べ」です。これは服部先生も山本益博氏も、口を揃えておっしゃっています。

そうです。ワインの試飲もそうですが、比べると一目瞭然、特別な鼻と舌がなくても、分かり易い方法なのです。

マニアックに違いを知る、クイズをするわけではなく、この食材はどのようなものであるか、どんな種類があるのか、どのように特徴なのか、など基本をまず学びます。

第一回の食材は「なす」、夏を感じさせる野菜ですね。講師はオイシックスの高島社長と産地開発担当者さん。野菜を中心にネット販売しているので、多くの消費者の声を知っていますし熱心に農家さんを訪ねていますので、それは詳しい話が聞けます。

そしてなす生産の農家さんにも来ていただく予定です。実際のなす作りとはどんなものでしょうか?目からうろこの話がきっと沢山あるのでしょう。

続いて、素材の味わいが感じられる状態での食べ比べ、味わい、香り、食感がどう違うのかを体験して頂きます。これは貴重な経験になると思います。

そして、その食材をご自宅で美味しく食べるには、こんな調理法があるのでは?ということで、素材を活かした何種類かの料理をお食べ頂きます。

服部学園の西沢先生に、なすの料理を考えて頂いています。これらの試食(決して試食ではなく料理を食べる、のです)も、わいわい言いながら、これが良い、あんな料理もいいのでは?

などと農家さん、オイシックスさんも一緒に、皆で楽しく語り合います。当日少量ですが、なすをお持ち帰りいただきますので、お渡しする料理のレシピも参考に、早速復習してください。


(今回のなす情報)
今回のなす、以下のようなものを考えています。
※ただ、天候等により時期がずれる可能性がありますので、詳細な収穫見込み時期を調査し、可能な限り充実させたいと思います。
(野菜だから、これは毎回の宿命です)

(1)三豊なす
香川県三豊(みとよ)郡特産の丸なすです。奈良時代に中国から伝来して以来、全国各地で栽培されてきたなすは、現在では品種数が約250もあります。その地方品種の一つである三豊なすは、約250g以上と、普通の約3倍近い大きさがあります。へたの部分にとげがあり、皮が柔らかいのが特徴です。焼きなすや煮物にすると、普通のなすとは違った味わいに気づきます。

(2)賀茂なす
京都で古くから作られている伝統野菜の中でも、賀茂なすは江戸時代初期以前より上賀茂地区を中心に栽培された三百年以上の歴史をもつ京都の代表的な野菜です。賀茂なすは普通のなすと違って手まりのように大きくて丸いものがおいしいとされています。皮はやわらかく、肉質は緻密でしっかりとし、ほんのりとした甘味があります。古代紫の色鮮やかな賀茂なすは京の食卓には欠かせません。代表的な京料理の賀茂なすの田楽にするもよし、油との相性もよいので炒め物にしてもおいしくいただけます。身がしまっているので油は吸いにくいのですが、火の通りが早いので油は少なめでよいです。調理するととろけるような食感に変わります。

(3)緑なす
普通のなすの紫色は、「ナスニン」という色素によるもの。この緑なすは、この色素が作られず、その代わりに葉緑素の色が出たものです。見た目は変わっていますが、中は普通のなすと変わらず、味は賀茂なすに似ています。 少し皮が固いので田楽、天ぷらなどに向いており、油との相性はバツグンです。また、煮たり汁物にした場合、汁の色を汚さず、煮崩れしない特徴を持っているのでおすすめです。

(4)長なす
関西で好まれる、20cm程度の少し長めのなすです。化学肥料を使わず、ぷりっと元気に育ちました。暑い夏のこの時期、さっぱりと焼きなすにしたり、漬物に最適です。

(5)なす(岩手県産)
岩手の最南端、全国でも日照時間が長く1日の寒暖差が大きい地区で作られたなすです。このような環境が、おいしい野菜を作ります。また、涼しい土地柄なので、病害虫の発生も少なく、農薬を減らしやすいです。

(6)水なす
あくがなく、果肉に水分がたっぷりと含まれているこのなすは、生でサラダにしたり、塩でさっと浅漬けにするとその持ち味が引き立ちます。生のときはさくさくとした口当たりですが、熱を加えるとふわっと柔らかい食感に変わります。皮も身も柔らかいので、定番の焼きなすや、半分に切って上にマヨネーズとかつおぶしをかけて焼いたグラタン風などでもおいしく召し上がれます。

如何ですか?これらのなすの食べ比べだけでも楽しみですね。食材は食べ比べが基本です。

ということで、食品企業、外食産業などにお勤めの方、料理に興味のある方、マーケッターの方、マスコミの方、クリエイターの方、オイシックスという企業に興味のある方、服部学園にご興味のある方、なす好きの方、どうぞ奮ってご参加ください。

<オイシックスさんからのメッセージです>
「なす」というと当たり前に食卓にある食材ですが、その品種はなんと170種類以上。

油との相性がよいといわれますが、焼きなすに合うもの、漬物にあうもの、ステーキにあうものなど、なすの水分量と固さ、あくの強さによって魅力を引き出す調理法がまったく異なるんです。

これまでは脇役と考えられた「なす」を主役として召し上がってみませんか。


<参考サイト>

●オイシックス
http://www.oisix.com/
●服部栄養専門学校
http://www.hattori.ac.jp
●野菜果物辞典 なす
http://www.yasaiyasai.com/item/63.html

<実施概要>

●ギリークラブ 服部・ギリー塾 〜 なすの食べ比べ 〜
●日時:7月24日(火)
18:30 受付開始
19:00 セミナー開始 なすセミナー &各種食べ比べ
20:30 交流会開始
20:55 終了
●会場 服部栄養専門学校 別館6階試食室
渋谷区千駄ヶ谷5-25-4  TEL:03-3356-7171
http://www.hattori.ac.jp/facility/access/index.html
●ゲスト:
高島宏平氏(オイシックス(株)代表取締役)
なす農家の方、(ご氏名未定です)
●調理:西澤辰男先生(服部調理専門学校 調理技術部 日本料理)
●会費:ギリークラブ会員 6,000円(今回入会可) ビジター8,000円
(なすのお土産付)
●参加人数:申込先着順 20名限定 (ギリークラブ会員優先です)
●応募締め切り:7月17日(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際にはキャンセル待ちもお受けします。
※セミナーでは各種なすの食べ比べをします。