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GILLIE CLUB

『メンタルサプリ』 精神科医 最上 悠氏に聞く
〜今こそ考える ココロの健康の重要性〜

<ご案内>

ギリークラブの健康シリーズ、久しぶりに精神科医の最上 悠氏の登場です。

高度IT化社会は高度ストレス社会でもあります。記憶の中に海や山、自然に囲まれた生活があるだけに、超高層建築が林立する現代の都会生活は、不自然そのものかもしれません。

そんな環境で毎日仕事をし生活していると、知らず知らず疲れてきます。パソコンやモバイル、ネットやブログなどのコミュケーション手段だけでなく、我々の日々の暮らしの中にあるもの、実はこれらもストレスの一員です。

DVDレコーダー、薄型テレビ、カーナビ、便利なものは沢山ありますが、使いこなす為のそれなりの知識と学習が必要になり、これまたストレスです。しかしそれが時代の流れであり、絶対に元に戻りはしません。

周囲にうつ病など精神を病んでいる方を抱えている方が多くいらっしゃいます。日本人の自殺数が8年連続3万人を超えたという事を聞くにつけ、いろんな意味で“現代人のストレス対応”が必要だと痛感します。

素人の自分が、それに対して出来る事はないのか、役にたてないか、と考えてご提案するのが、超初心者の為のメンタルセミナーです。

講師にお願いする精神科医の最上 悠氏は長い間の友人ですが、数多くの著作や講演、企業コンサルなどを通じて、メンタル対策を提案している、新しい時代の、新しいタイプの臨床精神科医でありメンタルヘルスコンサルタントです。

今回は3月15日に発売される新刊本のテーマ、“食とサプリでココロが晴れるメカニズム”、に沿ってお話を伺います。(このページの最後にある詳細もお読み下さい。)

「食とサプリでココロが晴れるメカニズム」
「正しいサプリメントの取り方とは?」
という2つのテーマで、精神科医の立場からのサプリ考察です。

セミナー後の交流会では、現役精神科医を囲んで素晴らしい出会いがあります。同じテーマに興味を持つ方同士、心を開いて話し合える場になれば、こういう会を実施する意味があるかと思います。

声高に“メンタルタフネス”を叫んでいても、何の解決にもなりませんし、誰かに相談も出来ないほど悩んでいる人の助けになりません。そして“明日はわが身”という漠然とした不安もあります。

サプリメント、健康食品などに関わっていらっしゃる方にも有益な場です。ご興味のある方、どうぞご参加をお待ちしています。

★ご注意★
ご自身や家族の心の問題の相談を、その場でされる事はご遠慮下さい。
一人の方が最上氏を独占することになり、交流会になりません。
ご相談は別途個人的にアポイントメントをとってお願いします。

<最上 悠氏からのメッセージ>

 近年、うつ病や自律神経失調症といったココロの健康の重要性が叫ばれています。日本人の自殺数は、8年連続3万人を超えてしまい、対策が後手に回っているこの数年で軒並み日本よりも自殺率の高かった北欧の国々が対策を打ったことで、ロシアについで世界で2番目に多い国になってしまいました。

 これは人事ではなく、どの職場にも同僚や家族にココロの問題を抱えている人がいて、その対応に悩んでおられる現状に直面して苦慮されておられるのでは?とも思われるわけです。

 さて、ではココロの問題にどのような対策が打てるのだろうか?そのような病気になったらどうすればいいのだろうか?巷のメディアを見れば、薬を飲め、心療内科や精神科に足を運べといった製薬会社主導の情報が氾濫しております。

 もちろん、お薬やカウンセリングというのも有効な方法であることは間違いないわけですが、果たして本当にそれだけで解決するのか?どのような予防があるのか?

 実は、ココロの変調に食が大きく関係することが世界の精神医学会ではわかってきています。以下は、すべて高い医学的検証がなされているものです。しかし、日本の精神科医・心療内科医はほとんど知らないのが実情です。

・魚の成分が自殺を減らし、うつ病の治療に有効
  (米国精神医学雑誌:米国最大の精神医学会誌)
・ハーブは、重症うつ病の患者に対しても抗うつ薬(SSRI)と同等の効果
  (コクランレビュー:世界で最も信頼性あるデータベース)
・ビタミンB6は、PMS(生理前の心身不調)に女性ホルモンよりも効果が高く副作用が少ない
  (英国政府の委託研究)
・更年期の不調には、発癌性のある女性ホルモンではなくハーブが推奨
  (米国精神医学会、WHI(ウーマンズ ヘルス イニシアチブ)
・メタボリックうつ病(糖尿病や高血圧、高コレステロール、喫煙歴のある)は、
通常のうつ病に比べて治療反応が悪い(350名参加の大規模比較臨床試験結果)
・葉酸で、抗うつ薬の効果が1.5倍にあがる(米国精神医学会)
・アミノ酸(トリプトファン)を加えると、抗うつ薬の効果が高まる(英国モーズレー・ガイドライン)

 ある程度、重いうつ病になってしまえば、医療機関の手を借りることも重要な選択肢ではあるかと思いますが、その前にできることはなのだろうか?そのような視点で、食とサプリメントのメンタルへの影響について触れていく中で、「医学的根拠のあるサプリメントや食」とは何ぞや?といった視点について一緒に学んでいければと思います。

 また、最近、「今の食が、7年後の自分の体を作る」という言葉もあるように、食の重要さが、かつてないほどに関心を持たれてきている時代と言われます。

 その食の重要性を逆手にとっての視聴者への裏切りが最近の捏造報道問題なのでしょう。たしかに、今回の出来事は悪質で制作サイドの責任は重いと思いますが・・・しかし、これは番組制作者サイドだけを責めるだけでは本質的な解決にはならないのだと思います。

 このような悪質な番組が安易に高い視聴率を取り続けている背景には、「この食べ物が体にいい」というだけで、その根拠などに目を向けることなく、安易に報道された食べ物に殺到する私たち視聴者側の問題も少なくないと私は考えます。

 この見る目の根拠のひとつが、エビデンス(医学的実証性)の見極めです。

 今回、盛んに医学領域でその重要性の叫ばれるエビデンスについても、食とサプリを通じてご紹介できればと思います。

 また、近年のサプリメント・ブームで、サプリメントを多くの女性が美容と健康のために飲まれていると思いますが、例えばコンビニなどで飲んでいるサプリメントの多くは劣悪な質のためほとんど効果を持たないという批判もあります。それどころか、何が入っているかも厳密には誰も監視していないという現状も心配です。一方で、農薬などの影響ですでに通常の食生活からだけで私たちは必要量の栄養価をとることは不可能になってもきており、サプリメントなどに頼らない食生活の問題もあるわけです。

 ここらあたりについても、サプリ選びの評価基準についてもご紹介できればと思っています。

 「賢い消費者になりましょう」という言葉がありますが、私たちは他ならぬ自分自身や家族のココロと体のためにも、このあたりを見つめなおす必要はあるわけです。

 このように、「食とサプリでココロが晴れるメカニズム」「正しいサプリメントの取り方とは?」
という2大テーマを中心に、食とサプリメントのリテラシーについても一緒に勉強していければと思います。

【最上 悠氏プロフィール】

臨床精神科医・作家
メンタルケア コンサルタント

臨床・研究面において世界の最先端に関わる精神科医。

社会・心理・生物学的な視点で、現代社会における精神医療の立場から“ココロのケ ア”について語る。心の病の予防や治療には、考え方や行動、人間関係の見つめなおしが大切と考えて、臨床での治療に日々たずさわりつつ、研究活動にも取り組んでいる。世界標準のカウンセリングである認知行動療法や対人関係療法等といった現代精神療法薬物療法の効果研究、疫学研究、遺伝子研究、職場のメンタルケア推進活動や米国コロンビア大学共同精神障害危険因子研究の日本側主任としても関わるなど心理、生物学的、社会的な多軸的に精神医療に関わる。

持田製薬 公式WEBサイト
「うつばんネット」http://www.utuban.net/ の監修でも活躍中。
主な著作『きっと、心はラクになる』(かんき出版)
    『薬を使わずに「うつ」を治す本』(PHP研究所)
    『家族をうつから救う本』(河出書房新社)
    『ココロの筋トレ』(インフォバーン)
    『こうすればうつから抜け出せる』(廣済堂出版)
    『誤診だらけの精神医療』(河出書房)等

<実施概要>

●ギリークラブ『メンタルサプリ』 精神科医 最上 悠氏に聞く
   〜 今こそ考える ココロの健康の重要性〜
●日時:3月15日(木)19:30〜21:00
19:00 受付開始 早くいらした方には先に関係者の方を紹介します。
19:30 最上 悠氏セミナー開始
21:00 セミナー終了
    会場を移動して交流会開始(別会費です。)
22:30 終了
●会場 丸ビル8階 Room2
千代田区丸の内2-4-1 丸ビル カンファレンススクエア
TEL:03-3217-7111
・食事会場は未定です。
●ゲスト:最上 悠氏(精神科医・メンタルヘルスコンサルタント)
●会費:ギリークラブ会員 7,000円  ビジター 9,000円
 ※当日発売の新刊本(詳細後述)1冊付き
●参加人数:申込先着順 30名限定 (メンバー優先です)
●応募締め切り:3月9日(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際にはキャンセル待ちもお受けします。
※交流会での飲食は無しです。何か少しお腹に入れていらっしゃることをお勧めします。
※ギリークラブメンバーになるには・・・別途入会書式をお送りします。
会の主旨をご理解頂き、終身会費10,000円&年間通信費5,000円をお支払い下さい。
(但し、初回はビジター参加して下さい。)
詳細はサイトをご覧下さい。http://www.gillie.co.jp/g_club/

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【参加申込みフォーム】
★ギリークラブ事務局行き
(必要事項を記入、不要な部分を消してご返送下さい。不参加の場合は返信不要です)
●3月15日(木) 『メンタルサプリ』 精神科医 最上 悠氏に聞くに参加
会社名:
ご氏名:
電子メールアドレス:
携帯電話番号:          (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
携帯メールアドレス:       (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
●領収書発行:□不要 □希望(宛先:          )
●ご同伴者 :□なし □有り(        様)
●食事会(別会費):□不参加 □参加 ←何れか消して下さい。
●ギリークラブ入会状況 □メンバー □ビジター参加 ←何れか消して下さい。
●質問(あれば):

※初参加の方はビジター登録が必要です。(別途お送りします)
登録されない方はご参加頂けません。必ず登録して下さい。
※今回入会ご希望の方はご連絡下さい。入会書式をお送りします。
☆満員の際には、ギリークラブサイトに満員御礼の表示を掲出します。
会期が近くなってからの確認はサイトでお願いします。

<3月15日発売、当日お渡しする本の目次データです。>

書名: 世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ
        〜食とサプリでココロが晴れるメカニズム

プロローグ   サプリメントが自殺を救う

第1章     サプリメントがココロに効く理由

        うつ病にビタミンが効く可能性
        早期・軽症に効果を発揮するサプリ
        心に、正常と異常の境目はない
        うつ病につながりやすいストレスとは
        「うつ病にはビタミンを」の時代が来る!?
        “多元論”の中のメンタルサプリ
        抗うつ薬の前にハーブを使うドイツ
        ビタミンもメンタルに高い効果を持つ
        下がる野菜の栄養価、栄養のない野菜!?
        サプリメントの地位を高めたある裁判

第2章     めげそうなココロが晴れるサプリ

        薬と同じ効果を持つセントジョーンズワート
        魚を食べる人は、うつにならない
        脳神経の形成に欠かせない脂肪
        精神の安定に欠かせないビタミンB群
        神経伝達物質に強く関わる必須アミノ酸
        “東洋のハーブ”漢方薬は心にも効く
        牛乳を飲むとよく眠れるわけ
        放っておくと危険な「慢性疲労」
        昼夜逆転生活のあなたへ

第3章     女ゴコロにサプリが効く

        PMS(月経前症候群)のココロとカラダを楽にするサプリ ビタミンB6
        妊娠中にも葉酸が効く
        ピルを取るなら、ビタミンB群も一緒に
        更年期障害の治療もサプリの時代に
        恋愛のトラブルにもサプリメントを
        摂食障害にもサプリメントを
        ダイエットにサプリメントが果たす役割
        男性更年期(PADAM)にまつわるエトセトラ
        認知症の治療に効果がイチョウ葉エキス

第4章     ココロと体はつながっている

        ストレスは万病の元
        サプリメントが脳に効く理由
        うつ病に最も多い症状は「身体症状」
        身体疾患とうつの深い関係

第5章     「やめられない」あなたへ

        「酒は百薬の長」は、危険な誤解〜アルコールのうつ作用

        砂糖の摂り過ぎは、ビタミンB不足を招く
        カフェイン摂取の多い人のためのサプリ
        たばこを吸うならビタミンを取ろう

第6章     効果を高めるサプリ摂取法

        日本のサプリメント市場の現状
        選択基準のひとつは「製造環境」
        どうせ摂るなら、「本物」を選ぼう
        天然ビタミン VS 合成ビタミン
        キレーションされているものを摂る
        日本人に適した摂取量とは
        マルチビタミンを食事と一緒に摂ろう
        「朝より夕」「一人よりは仲間と」と飲む
        食事、とりわけ和食は最良のメンタル対策

第7章     サプリの効果を最大にするココロのトレーニング

        サプリがココロに効かないというあなたへ
        考え方の悪いクセを治そう 〜認知療法
        行動の問題点を修正する 〜行動療法
        不眠症克服に役立つ行動療法
        対人関係の歪みを見つめよう 〜対人関係療法
        大切な何かを失ったとき
        ズレそのものより、ズレを修正できない関係の方が問題
        イライラや怒りなどの感情を処理するノウハウ
        新しい役割を受け入れるには
        バランスのよい人間関係が孤立を防ぐ

エピローグ   サプリとの正しいつきあい方

        「うつ病はセロトニンが原因」という広告はウソ
        「ビタミンなんて気休め」とは言い切れない
        いったい、いつメンタルサプリメントを飲むべきなのか?

あとがき