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ランチョンセミナー「波頭亮氏と“プロフェッショナル”を語る」

<ご案内>

【満員御礼】

波頭亮氏とは、もうかれこれ18年ほどの付き合いになります。初めて会った時、当事の勤務先の課題をずばり(正確に!)指摘され、この人は凄い人だな、と思った晩のことを今でも覚えています。

その後、様々なタイミングで何回も彼と会っていますが、毎回的確なアドバイスを頂戴し、激励され、勇気付けてくれる、私のかけがえの無い友であり、頼りになる師匠です。

私が会社を辞めた時に貰ったアドバイスも忘れられません。『渡辺さんは人と人を結び付ける職業が良いよ』その言葉で、今の私がいるといっても過言ではありません。

ギリークラブでは、2004年と2005年にぴあ総合研究所所長として『エンタテインメント白書』テーマの話をしてもらいましたが、今回は近著『プロフェッショナル原論― 「一流であるための掟と日常」』がテーマです。この本は大変好評で、売れているそうですよ。(いろんな分野の友人からも、この本は為になるという話を聞きます。)

私も読んですぐに彼に感想を送りましたが、前著『若者のリアル』同様波頭氏の本は一貫して、クールな経営コンサルタントの視点で、現代の問題点に鋭く迫り、強烈なメッセージを発信しています。(※本の内容、目次情報は、このページの最後に載せておきます。)

そんな波頭氏と話をするのに、いつものセミナー形式ではなく、8名という少人数で、ランチをとりながら気楽に話す場を企画しました。どうせ食べる昼食、波頭氏とご一緒し意義あるものにしませんか?ご希望が多い場合には波頭氏と調整し、再度設定します。

本を読んでなくてもという優しい言葉を波頭氏から貰っていますが、30名規模のセミナー&交流会とは違い、しっかり波頭氏と話をする為には、やはりお読みになった上で参加されるほうが良いと思います。

ギリークラブの新しい企画、ランチョン・セミナーの第一回です。どうぞ意義ある時間として下さい。

(波頭氏のコメントです。)
近年、プロフェッショナルキャリアは益々人気化しその活躍は求められる一方ですが、その華やかなイメージとは裏腹に、実際にはプロフェッショナル本来の社会的使命や厳しい行動規範については余り知られていません。

また昨今はプロフェッショナルによる不祥事も頻発し、20年以上経営コンサルタントを続けてきた私自身の実感としても、これは業界全体における大変深刻な問題だと感じていました。

今回出版した「プロフェッショナル原論」は、プロフェッショナル達にもう一度誇りを取り戻してほしいという思い、そして多くの方にプロフェッショナル本来の魅力を知って欲しいとの願いを込めて書きました。

そこで、これまで余り紹介されることのなかったプロフェッショナルの世界独特の掟から日常まで、できるだけ具体的にプロフェッショナルの実像とプロフェッショナリズムの核心についてまとめたつもりです。

今回のランチョンセミナーでは、プロフェッショナル業界の現状と課題をお伝えし、また、皆さんからも昨今のプロフェッショナル達に対するご意見を伺えたら嬉しく思っております。

<参考サイト>

●XEED
http://www.xeed.org/
●『プロフェッショナル原論』
http://www.xeed.org/publications.htm

<波頭亮氏プロフィール>

XEED代表:波頭 亮

東京大学経済学部(マクロ経済理論及び経営戦略論専攻)を卒業後、
マッキンゼー&カンパニー入社。
1988 年独立、戦略系コンサルティング会社(株)XEED を設立。
幅広い分野における戦略系コンサルティングの第一人者として活躍を続ける一方、明晰な分析と斬新なヴィジョンを提起するソシオエコノミストとしても好評を得ている。

国土交通省「社会資本整備審議会」委員、(財)「政策科学研究所」委員、NTT「ブロードバンド政策研究会」委員等も務める。

(著書)
「新幸福論」メディアファクトリー、 「経済透視鏡」TBSブリタニカ、
「ポスト終身雇用」PHP研究所、「新行動論」メディアファクトリー、
「ネオクライテリア」ダイヤモンド社、 「幸福の経済学」 PHP研究所、
「戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際」産能大学出版部、
「組織設計概論―戦略的組織制度の理論と実際」産能大学出版部、
「思考・論理・分析  ―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践」産能大学出版部、
「若者のリアル―亡国の世代かネオ=ルネサンスの旗手か」日本実業出版社


<実施概要>

●ギリークラブ・ランチョンセミナー
「波頭亮氏と“プロフェッショナル”を語る」
●日時 1月30日(火)12:00〜14:00
●会場 丸ビル7階 東京21Cクラブ内 Karin
http://www.tokyo21c-club.com/open/info/access.html
●ゲスト:波頭 亮氏 XEED代表 経営コンサルタント
●会費 ギリークラブ会員、4,000円 ビジター 5,000円
●募集人数:8名限定【満員御礼】
●応募締め切り:1月25日
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際にはキャンセル待ちもお受けします。
※ランチ&お茶の会です。

※ギリークラブメンバーになるには・・・
会の主旨を理解して終身会費10,000円をお支払い下さい。
別途年間通信費5,000円ですので、初回には参加費の他に15,000円が必要です。
(但し、初回はビジター参加して下さい。)
詳細はサイトをご覧下さい。http://www.gillie.co.jp/g_club/

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【申込みフォーム】 (不参加の場合は返信不要です)
ギリークラブ事務局 渡辺幸裕行き
●1月30日の「波頭亮氏とプロフェッショナルを語る」に参加
会社名:
ご氏名:
電子メールアドレス:
携帯電話番号:          (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
携帯メールアドレス:       (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
○領収書発行:□不要 □希望(宛先:               )
○同伴者 無し 有り(      様)←何れか選んで下さい。
○ギリークラブ入会状況(既会員・ビジター参加・今回入会)←何れか選んで下さい。
※分からない場合はお問い合わせ下さい。
※ギリークラブの詳細はサイトをご覧下さい。
http://www.gillie.co.jp/g_club/
○質問(あれば):

<参考資料>

<プロフェッショナル原論― 「一流であるための掟と日常」>
波頭 亮(著)
筑摩書房  価格:714円(税込)

近年ますます人気化しその活躍が求められている「プロフェッショナルキャリア」。そもそも、自由に華麗に仕事を遂行し、しかも社会からの敬意を得ることができる「プロフェッショナル」という職業が魅力的であることは間違いない。更に、ビジネスの複雑化・高度化を受けて「プロフェッショナル」の仕事の要請は高まるばかりであり、今後一層「プロフェッショナル」の人気が高まっていくのは当然の風潮であるといえよう。

しかしその一方で、実は華やかで目立つ「プロフェッショナル」のイメージとは裏腹に、「プロフェッショナル」本来の社会的役割や厳しい活動の実態については、一般にはあまり知られていない。また、最近では耐震構造偽装やライブドア粉飾決算事件 を始め、本来は倫理観の高いはずのプロフェッショナル達による不祥事も頻発し、若いプロフェッショナル達からはSOSの声まで聞こえはじめている。これは明らかに「プロフェッショナル」の世界に何らかの歪みが生じていると考えるべきである。そこで今、「プロフェッショナル」の本来あるべき姿と仕事のしくみについて真摯にとらえ直してみることは不可欠である。

本書では、これまでほとんど紹介されていなかったプロフェッショナルの世界独特の掟からプロフェッショナル達の生活スタイルまで具体的に開示して、プロフェッショナルの世界の実態とあるべき姿を示し、プロフェッショナルという職業の本質を明らかにした。いわばプロフェッショナルがプロフェッショナルとして一流であるための「プロフェッショナリズム原論」である。

【目次】

まえがき

第I章プロフェッショナルとは
 (1)プロフェッショナルとは
   @プロフェッショナルの定義〜3つの要件
    ・誓いが必要
   Aプロフェッショナルの魅力
    ・自由と安心
    ・自尊の念とステイタス
    ・思われているほどではない収入
 (2)プロとプロフェッショナル
    ・形態の違いと本分の違い
    ・プロ意識は共通

第II章プロフェッショナルの掟
    ・ゴルゴ13 とブラックジャック
 (1)クライアント インタレスト ファースト
    (顧客利益第一)〜全てはクライアントのために
    ・お客様は神様ではない
    ・顧客との非対称な関係
 (2)アウトプット オリエンティド
    (成果指向)〜結果が全て
    ・必ず結果を出す
    ・問題は解決するために存在する
    ・プロセスは関係ない
 (3)クオリティ コンシャス
    (品質追求)〜本気で最高を目指す
    ・考え得る最高の水準
    ・実力の見せ場
 (4)ヴァリュー ベース
    (価値主義)〜コストは問わない
    ・ビジネスはコストベース
    ・贅沢の合理性
 (5)センス オブ オーナーシップ
    (全権意識)〜全て決め、全てやり、全て負う
    ・他人をアテにしない
    ・認定の十分条件

第III章プロフェッショナルのルールと組織
 (1)固有のルール
   @営業のルール
    ・クライアントはカスタマーではない
    ・営業はしない
   A報酬のルール:パーディアム方式
    ・技量の証し、プライドの根拠
    ・値引きはしない
    ・成功報酬の禁止
 (2)ギルドとファーム
   @ギルドの機能
    ・認定と監督
    ・権益の確保
   Aファームのしくみ
    ・パートナー制
    ・リベラルな空気と徒弟制
    ・アップ オア アウト
第IV章プロフェッショナルの日常
 (1)仕事ぶり
    ・20時間睡眠
    ・ゼロ泊二日の海外出張
    ・一流であり続けるために
 (2)行動特性
   @行動的(プロアクティヴ)
    ・タフでアクティヴ
    ・クイックアクション
   A意欲的(チャレンジング)
    ・何が一番難しいですか
    ・やるなら史上初
   B個人主義的(インディペンデント)
    ・安易な同調は無能の証し
    ・わがままと美意識
   C論理的(ロジカル)
    ・原因追求の癖
    ・ポイントは3つあります
    ・プロフェッショナルは実務家
 (3)人となり
    ・オーセンティック
    ・ベンツのセダン
    ・空気が変わる

第V章 プロフェッショナル達へ
    ・事件とSOS
 (1)誘惑と不調和
   @ブラックボックス
    ・特権と安逸
   A経済主流社会
    ・非経済的な価値の多さと重さ
    ・本来ならば黙殺
   B経済との不調和
    ・居場所が無い
    ・プロフェッショナルの混迷
 (2)プロフェッショナル達へ
    ・答えはシンプル
    ・プロフェッショナリズムはやわではない
    ・エヴァンジェリストとして

あとがき