＜GILLIE＞株式会社ギリー：ギリークラブ

＜GILLIE＞株式会社ギリー

GILLIE CLUB

和・倶楽部　大阪文楽劇場　観劇＆セミナー

＜ご報告＞

＜ご案内＞

４月に開催して大好評であった、和・倶楽部の大阪公演鑑賞＆セミナーを、この8月にも以下の日程で行います。
セミナー内容などは現在調整中ですが、ご希望の方はどうぞご予定下さい。

人形浄瑠璃、文楽は大阪が発祥、上方が生んだ日本の誇る芸能です。
本場大阪でしかかからない演目、そして今回は夏休みらしい親子劇場もあります。
関西在住の方は親子、もしくお孫さんを連れて観劇という事もお奨めします。

4月の会では初心者の人形セミナーと首（かしら）セミナーを実施しましたが、大阪の文楽劇場に行くからこそ充実した内容で教えていただけました。
大阪でのセミナーは今回は太夫、次回（11月）は三味線セミナー、今回も分かりやすい内容で、なるほどということをご一緒に学びましょう。

文楽は三業一体、太夫、三味線、人形の三業ですが、その中で大夫は義太夫節の語り手、文楽のストーリーテラーです。
芝居を左右するのは大夫の出来次第、と言っても過言ではありません。
今回お話していただく大夫は、竹本文字久大夫さんです。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/bunraku/c1.htm

現在東京公演にいらしている文字久さんに、お目にかかりお願いしてきましたが、文楽が楽しくなり、初心者にとって分かりやすい話をしていただきます。
どうぞご期待下さい。

そして文楽を支える劇場の方のセミナー、次回は床山の高橋晃子さんです。
人形の髪の毛をどのように作り、保守し、守っているか、そして演目によって、人形遣いさんによってどのように作り分けているのか・・・
興味深い話が一杯のはず、聞いた後には文楽を見る楽しみが倍加します。

詳細は概要が決まり次第、ご参加者に案内しますが、こういう内容から文楽に入る、ちょっと見たことはあるけれど、実は楽しみ方が良く分からない、そんな方に特にお勧めの和・倶楽部・文楽です。

文楽だけでなく、芸能もスポーツも生で観たことがなければその良さは全く分かりません。
和・倶楽部は毎回超初心者対象に会を行っています。
初めてごらんになる方も安心して参加できる場であると思います。
ぜひこの機会に文楽デビューを如何ですか？

東京から行かれる方、大阪の友人・知人の方に声をかけて頂けませんか？
ご自身は行けなくても、和・倶楽部をご紹介してはと思われる方が関西にいらしたら、ぜひお声がけ下さい。
どうぞ奮ってのご参加お待ちしています。

大阪文楽劇場のセミナー、次回は11月11日（土）～12日（日）の予定です。
今回の日程調整が難しい方、このチャンスにご期待下さい。
三味線セミナーと人形衣装のセミナーの予定です。

（参考）文楽を知るためのサイト
○日本芸術文化振興会（国立劇場）
http://www.ntj.jac.go.jp/
○国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html
○BUNRAKU　MOJIHISADAYU’ｓPAGE
http://www002.upp.so-net.ne.jp/bunraku/c1.htm
○文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html
○人形浄瑠璃　文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/index.html
○文楽への誘い
http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/
○文化デジタルライブラリー　（文楽）
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
○咲甫.com
http://www.sakiho.com/

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＜＜　今回鑑賞作品　　文楽劇場パンフより　＞＞

◆◆第一部親子劇場◆◆

●増補大江山　戻り橋の段
　姫が夜道を怖がっているので、通りかかった武将渡辺綱が送ってやります。しかし、その美しい姿に潜む正体ー姫は実は恐ろしい悪鬼だったのです。－ご存知「大江山の鬼退治」をもとにした物語、武者と鬼との争い、激しい雷鳴、稲光、そして所狭し乱れ流れる雲、舞台上での宙乗りなど、文楽劇場の舞台機構を活用した大スペクタクルが展開されます。

解説　文楽はおもしろい
大スペクタクルをご覧頂いた後は、文楽の魅力を解説します。実際にお客様の中から舞台に上がって人形を操っていただく“体験コーナー”もございます。また、この後の「母と子の愛情ものがたり」の出会いと離別のくるしみについてもよりわかりやすくご案内します。

母と子の愛情ものがたり
●「恋女房染分手綱」道中双六の段、重の井子別れの段
　大名のお屋敷で勤める女性・重の井。母親とは生まれてすぐ離れ離れとなった幼い息子・三吉。屋敷で偶然出会った二人ですが、母重の井の事情で晴れて対面することが叶いません。母としての情愛と、御殿で働く境遇との板ばさみに苦しむ重の井、幼いながらも馬子に従事しひたすらに母の愛を求める健気な三吉。二人の姿は子を持つ女性や毎日忙しく働きながら家庭を支える人びとの胸をきっと打つことでしょう。
　坂は照る照る鈴鹿はくもる。土山間の間の、土山、雨が降る・・・
親子の別れの場面に三吉が歌う「馬子唄」は涙を誘います。お子様たちもこの物語をご覧になって、親子の情愛の大切さを感じていただけることでしょう。

◆◆第二部　名作劇場◆◆

盛夏に開く浪花の心意気　
●夏祭り浪花鏡
　泉州の武士玉島磯之丞は傾城琴浦と深い仲であるがために、琴浦に横恋慕する悪侍に狙われます。玉島家に恩義があるため磯之丞を支える団七、一寸徳兵衛、釣船の三婦（さぶ）ら侠客たち。しかし悪侍は、三河屋義平次（団七の義父）と結託し、琴浦をかどわかします。その知らせに仰天した団七は、必死の思いで強欲な義父を追うのでした・・・。
　住吉大社、内本町、そして高津宮夏祭の宵宮・・・盛夏の熱気、団七たち侠客の生きざま、徳兵衛の女房お辰の胸をすくような姿ーー浪花の人びとの“意気地”が余すことなく伝わります。

豪華絢爛　舞い乱れる獅子の姿
●連獅子
　牡丹の咲き乱れる中国・清涼山。立派な獣王に育てるため、心を鬼にして子獅子を谷底に突き落とす雄獅子（父）、その身を上を案じる雌獅子（母）、父母の愛情を背に這い上がる子獅子ーー勇躍たる獅子たちの舞ぶり、荘重華麗な舞台をお楽しみ下さい。

◆◆第三部　社会人のための文楽入門◆◆

解説「おおさかの人びと　そして文楽」

粋と笑いと涙のものがたり　
●夫婦善哉
　おつとめなどで普段劇場にお越しになれない方々や初めて文楽をご覧になる方々に、お気軽に大阪の風土が生み育んだ芸能・文楽の魅力に触れていただく「社会人のための文楽入門」です。
　大阪に生きる人びとを数多く活写した作家織田作之助（1913～1947）の代表作「夫婦善哉」を舞台化した作品をご覧頂きます。
　まず魅力あふれるおおさかのまちの情緒と文楽のつながりに触れる「解説」からこの物語へとご案内します。
　梅田新道の化粧問屋の息子・柳吉は妻子ある身でありながら、芸者蝶子と深い仲になっています。放蕩を尽くし店を勘当され生活力のない柳吉、その柳吉を必死で支える蝶子。二人や周囲の人びとが織りなす哀歓とともに、お茶屋、長屋の路地、カフェーサロン・・・大正・昭和初期の浪漫をとおして、庶民の息づかいが漂う大阪の町へとご案内します。

＜＜文楽とは＞＞
文楽は世界文化遺産にも登録されている、日本の誇る伝統芸能の一つです。
人形浄瑠璃文楽座というのが正式な名称ですが、通称文楽と呼ばれていますので和・倶楽部も文楽の会と称しています。

ストーリーテラーとして義太夫節を語る大夫（たゆう）、全ての情景を太棹の三味線とバチ一つで描写する三味線弾き、１体の人形を主遣い、左遣い、足遣いの3人であやつり、あたかも人間のような表情としぐさで人を魅了する人形遣い、その3者（三業）が絶妙に調和して作り出す総合芸術です。

350年ほど前に竹本義太夫と近松門左衛門という二人の天才が大阪に現れ（竹本座創設は1684年（貞享元年）、近松作品の『曽根崎心中』が大当たりしたのが1703年（元禄16年）です。

江戸時代における時代劇が『時代物』、現代劇が『世話物』と呼ばれ、それぞれに見どころのある作品が多く、文楽が初演で評判になり次いで役者芝居である歌舞伎に移植されるほど作品（狂言と呼びます）も多いのです。

人形に託して人間の奥底を拡大して見せてくれる作品が多く、江戸時代の日本人の忠義、義理、人情、愛憎、といった人間的葛藤をもたらす悲喜劇に涙したり、憤慨したり、感心したり、とても人形劇とは思えない内容です。

初心者はまず舞台上の人形に目が行きます。娘は本物の女性より綺麗（すみません！）ですし、侍、町人、それぞれのしぐさから当日の世相や価値観、そして今も変わらない人情が伝わってきます。

人形遣いのメイン（主遣い）は顔を出しているのに、物語が佳境に入ると、、、顔が、姿が消えてしまうのです。人形だけしか見えなくなってきます。
ふと気がつくと、『あ、人間国宝の人の顔を消してしまったぁ』という事になるのですが、人形が人間になり・・・そしてその物語に入り込み・・・気がついてみると涙を流している自分がいたりするのです。

舞台右手に床（ゆか）と呼ばれる浄瑠璃を語る太夫と三味線弾きが座る場所があります。
くるりと回って出てくるので「盆」と言われたりします。

何といっても文楽は太夫が中心、人形セミナーで桐竹勘十郎さんが「太夫がへたくそだと人形は滅茶苦茶になります・・・」とおっしゃっていましたが、それだけ重要な中心人物です。太夫の張り切りようは物凄く、汗をだらだら流して、情景を、１人何人もの登場人物の台詞を語り分けます。

その横で静かに座っているように見える三味線、これは決して伴奏ではありません。太棹の三味線（三味線には太棹、中棹、細棹という３つの大きさがあります）を駆使して、音楽というより情景を奏でます。そして、時に太夫をリードする役割もします。

そのような三者が繰り広げる人間ドラマが文楽です。文楽を知るには多くの書籍やサイトがありますが、毎回のセミナーで皆さんが口をそろえておっしゃる事があります。
「文楽は娯楽です。まずは楽しんで下さい。」

そうです、まずは楽しみましょう。
但し、あるちょっとしたルールを知り、工夫をした方がより楽しめることの事実です。
決してオタクにならず、自分が楽しむための学習の場、初心者同士が語り合える場として、和・倶楽部・文楽編を企画しています。

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「日本人に生まれたことを喜びたい。」　それが『和・倶楽部』の考えです。
多くの方が自国の文化に直接触れ、自らの感性を研ぎ澄ませると共にビジネスに、役立てて頂きたいと思っています。
気になっていてもなかなか自ら手配して見に行くことがおっくう、日本文化とはそういうものでありませんか？

同じく日本文化初心者の渡辺が、皆様に成り代わってこういう機会をアレンジいたしますので、どうぞお気楽に参加して下さい。もちろんお一人でも結構です。
ご一緒に体験しませんか？こんなに素晴らしい事が日本にはあります。
国立劇場さんはじめ、色々な方が我々の活動に注目し協力していただいています。

和・倶楽部と称していますが、ギリークラブ活動の一環、そしてギリークラブは決して無理に入会されなくて結構ですし、初めての方はまずはビジターでのご参加をお勧めします。
その後継続参加したいと思われた時にご入会という手順で考えていますので、決して無理をなさいませんように。もちろん、ずっとビジターでも結構です。
（但し、参加はメンバー優先になることだけはご理解ください。）

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和・倶楽部　文楽の会、今後の予定　（変更の可能性もあります）

＜＜2006年　和・倶楽部　文楽鑑賞日（東京国立劇場）＞＞
●5月20日（土）　人形セミナー＆文楽鑑賞
●9月10日（日）　仮名手本忠臣蔵第一部鑑賞　＆　セミナー
第二部鑑賞日　9月16日（土）　第三部鑑賞日　9月23日（土）
●12月16日（土）　　演目未定

＜＜和・倶楽部　大阪文楽劇場　鑑賞日程＞＞

●2006年　　11月11日（土）～12日（日）　　　演目未定
●2007年　　1月20日（土）～21日（日）　　　　　〃

＜実施概要＞

●日時　
8月5日（土）　
17:00　大阪文楽劇場集合
17:30　“大夫セミナー”　ゲスト：竹本文字久大夫氏
19:00　公演開演　『夫婦善哉』　

　北新地曽根崎茶屋染太郎の段 /上塩町がたろ横丁一銭天婦羅天たねの段 / 高津日本橋筋黒門市場裏二階間借りの段 /下寺町電停前カフェーサロン蝶柳の段 /千日前法善寺横丁めをとぜんざいの段
20:30　終演予定その後夕食会（参加自由ですが、文楽関係者もご一緒して頂く予定です。）

8月6日（日）
10:00 床山セミナー　ゲスト：高橋晃子氏（予定：国立文楽劇場　床山）
11:00　公演第一部
解説「文楽はおもしろい」
母と子の愛情ものがたり
　　「恋女房染分手綱」道中双六の段・重の井子別れの段

14:30　公演第二部
夏祭浪花鑑
　住吉鳥居前の段 / 内本町道具屋の段 / 釣船三婦内の段 / 長町裏の段
連獅子
18時頃終演　解散

●会費　
8月5日～6日　通しで参加の方　ギリークラブ会員、20,000円　ビジター　24,000円
5日のみ参加の方　ギリークラブ会員、8,000円　　ビジター　10,000円
6日のみ参加の方　ギリークラブ会員、13,000円　ビジター　15,000円
※会費に含まれるもの。（観劇チケット代、プログラム、セミナー謝礼分担金など）　
※5日の夕食会会費は別途です。
●募集人数：10名を想定　最大20名で実施　
●会場　国立文楽劇場　大阪市中央区日本橋1-12-10　06-6212-5746

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【申込みフォーム】　（不参加の場合は返信不要です）
ギリークラブ事務局　渡辺幸裕行き
●和・倶楽部　大阪文楽劇場　観劇＆セミナー
（下記いずれか選んで、不要部分を消して返送下さい。）
・8月5日、6日、通しで参加
・8月5日のみ参加
・8月6日のみ参加

ご氏名：
電子メールアドレス：
携帯電話番号：　　　　　　　　　　（←当日連絡用です。必ずご記入下さい）
携帯メールアドレス：　　　　　　　（←当日連絡用です。必ずご記入下さい）
○同伴者　無し　有り（　　　　　様）←何れか選んで下さい。
○ギリークラブ入会状況（既会員・今回入会・ビジター参加）←何れか選んで下さい。
※分からない場合はお問い合わせ下さい。

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※ギリークラブメンバーになるには・・・
会の主旨を理解して終身会費10,000円をお支払い下さい。
年間通信費が5,000円ですので初回参加時に今回会費の他に15,000円必要です。
※ギリークラブの詳細はサイトをご覧下さい。
http://www.gillie.co.jp/g_club/index.shtml
※参加費は銀行振込、チケットは当日劇場渡しを考えています。
※原則的に申込み後のキャンセルができません。参加不可能になった場合は代理の方を立てて下さい。