<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB
 『京都のおばんざい(1) ひなまつり』
〜後藤加寿子さんと考える日本の家庭料理 2006〜

<ご報告>

後藤加寿子さんと考える日本料理の会,今年は1年間、京都の行事とおばんざいをテーマに学んでいきますが、第一回は「ひな祭り」でした。

この時期に京都の家庭では何を食べるのか、それはどのように作ると美味しくできて、そして便利な道具を使えば簡単にできるのか、後藤さんの指導で学び、そして食べました。

ひな祭りの食事会は、小さい頃楽しかった思い出として一生記憶に残ります。
それが全て買ってきたものや仕出しのものでは「女の子の情操教育にもなりません」そんなヒントを沢山頂戴した会でした。

一手間かけると味わい深い、そして愛情のこもったものができるのですね。
勉強になりました。

お勉強、食事、そして交流会、と20名の参加者全員の方がお楽しみいただきました。(と思います)

渡辺が事前に調べた「ひな祭り」情報もご参考にしてください。
こんなことでもなければひな祭りなど調べませんが、大変勉強になりました。
有難いことです。

●ひな祭りに関して、渡辺が当日話したこと。
古代中国では3月初めの巳(み)の日に、水辺で災厄を祓う風習があった。平安時代の日本に伝わり、海や川へ出かけて土やわらで作った人形(ひとがた)で体をなでてケガレを移し水に流す“上巳の祓い(じょうしのはらい)”になった。
つまりもともとは男女問わず、健康を願い体を清める行事であった。

後に人形は着飾ったひな人形に発展、宮廷や貴族の間で「ひな遊び」をする風習がおこり、室町時代から今のような女の子のお祝いに変化した。3月3日に定まったのは徳川5代将軍綱吉の頃。奇数の重なるお目出度い日に固定したといわれる。
江戸中期以降、大奥では天皇御所のミニチュアとして豪華な7段飾りが流行。

ひな人形は女の子の情操教育の場としても活用。人形や道具を飾り並べる事はお膳の作り方や部屋を飾る勉強に。またひな祭りのご馳走を作って人を招くと、挨拶やおもてなしも経験できる、女の子のたしなみを身につける絶好の機会である。

ちらしずしは“上巳の祓い”のために海や山のものをすし飯に混ぜて作った携帯食が起源、昔は様々な乾物の切れ端を利用し、“倹約のこころ”を教える1品であった。ちちなみに雛あられも“上巳の祓い”携帯食の一つ。

それ以外の説もあります。
参考となるサイトは以下です。どうぞご自身で学んでください。

●雛祭りのこんな話しってる?
http://www.kougetsu.co.jp/hinamatsuri/

●雛祭り(ひなまつり)|日本文化いろは事典
http://iroha-japan.net/iroha/A01_event/05_hinamatsuri.html

●雛祭り-子供の日.com
http://www.hinamatsuri-kodomonohi.com/

●京の祭礼と行事 いちひめさんのひいな祭り
http://www.kanshundo.co.jp/museum/gyoji/gyoji_10.htm

●雛祭り - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%9B%E7%A5%AD%E3%82%8A

※京都の家庭料理ですので、当日は伏見のお酒を用意しました。
3種類、大評判でした。(あっという間になくなってしまい、渡辺は飲めないものもありました!)

無農薬祝米・純米吟醸にごり酒   
純米吟醸酒「柳」         
おあがりやす純米吟醸

●伏見の蔵元 月の桂 (株)増田?兵衞商店 
〒612-8471 京都市伏見区下鳥羽長田町24  フリーダイアル:0120-333-632
TEL:075-611-5151  FAX:075-611-8118  
tokubee@mbox.kyoto-inet.or.jp
http://www.tsukinokatsura.co.jp/


以下はご参加の方の感想です。
他にも沢山頂戴していますが、会の雰囲気が分かるかと思います。


ありがとうございました。こんなに楽しかったことは久しぶりです。
お礼が遅くなってしまったのは、教えて頂いたことをすぐにやってみたくてキッチンにばかり立っていたからです。申し訳ありません。
週末は部屋に桃の花を飾って海老ちらしを作り、友人を家に招んで春らしい楽しい時間を過ごしました。

初めての参加、しかも1人だったのですが、テーマがとても魅力的だったので、当日をとても楽しみにしておりました。
実際に会場に足を運んで驚いたことがたくさんありました。
まずは会の雰囲気、とても暖かい雰囲気で心を込めてやって下さっている、参加なさっている方もそれを楽しんでいらっしゃるのが印象的でした。
目に映るもの、お話、お料理、お酒、お菓子、会場の桃と菜の花などの1つ1つから色々なことが私にも伝わってきて、新しい発見、面白いこと、楽しいこと、勉強になることが一杯ででした。
皆さんとの会話も楽しかったです。お話が色々な方向に話がふくらんだり、飛んで行ったり・・・。またお会いできるのが楽しみです。

・全体の流れで感じたこと
季節の食材で作る家庭のおばんざいは経済的な上、デパートのお惣菜や料理屋さんの お料理とも全く違う美味しいもので、これを全く知らないで生活するのはとてももったいないことだと感じました。
日常の料理だけでなく、お祝いのお料理やおもてなしのお料理であっても基本ベースは 同じで、家庭ならではの味わいや盛りつけ、季節感の出し方があるのだと知りました。

また、ひな祭りの由来、歴史、ちらし寿司を何故食べるかなど興味深いことをたくさん知ることができ、お料理や会の雰囲気をいっそう豊かに感じました。

・驚いたこと、発見したこと
関西の料理は冷めるときに味が入るということ。
すし酢を暖めてからご飯に混ぜると酸味が立たなくて柔らかい優しい味になること。
恥ずかしながら出汁を取る昆布の種類については今まで無頓着でした。
今回のセミナーで昆布は真昆布が良いと聞き、翌日に早速買って使ってみたのですが、 家にあった利尻昆布とは香りも味わいも全く違い、昆布によってこんなに味わいが違うのかと驚きました。

・納得したこと
出汁をとって料理をすることは決して大変なことでも大儀なことでもないということ。

・人に言いたいなと思ったこと
出汁の取り方。
油でいためて旨味を出すようなお料理も美味しいけれど、出汁で作ったおばんざいのどこがどのように美味しくて体にも心にも優しいか話したいと思いました。
時間や気持ちに余裕のある時には、出汁をたっぷりとって作った料理を友人や大切な人達と一緒に食べながらだと尚良いと思いました。

・この料理は作ってみたいなと思ったもの
海老ちらし
ゆり根のディップ
芽キャベツのぬた(スナックえんどうでぬたを作ってみました。友人にも好評でした)

・後藤さんにお聞きしたいこと
仕事をしているため、毎日スーパーの開いている時間に帰宅をしたり料理を作ったりすることができません。それでも毎日外食はつらいですし、売っているお惣菜もあまり好きではありません。週末に食材のまとめ買いをしたり、下ごしらえをしたり、料理を何品か多めに作って保存して現在は週の何日かは家で食事をするように心がけています。
日持ちのするおばんざいや、簡単に作れるもの、食材やお料理のよい保存の方法がありましたらお聞きしたいです。

・もっと知りたいなと思ったこと
季節にしか出ない京都の食材やお菓子などについて。それを家庭でどんな風にいただくか。

・期待はずれだったなと思うこと
ありません。

・お酒に関して感じること
酔っぱらってしまっては台無しなので、最初にお席でにごり酒だけ頂いて、終わった後で他のお酒も頂けたのが良かったです。またネットで購入できるものは、家でまた楽しめるのが嬉しいです。
v ・お酒の感想
無農薬祝米・純米吟醸にごり酒:
味や白濁した色がとてもきれいで気持ちのよいお酒でした。いいものを教えて頂きました。ネットで購入します!

純米吟醸酒「柳」:
心地よい苦みというかくせが少しあって、少しハードボイルドな感じがしました。

おあがりやす純米吟醸:
バランスが良くて質の良い優しい味わいのお酒で大好きです。もう一杯・・・とついつい飲んでしまいました。

・ギリークラブへのご感想、ご希望、ご意見など
初めて参加して感激しました。ありがとうございました。


   


<ご案内>

後藤加寿子さんと共同で長期に渡り継続させていく日本の家庭料理シリーズ、2006年のテーマは“おばんざい”です。

昨年6月にトライアル開催し、後藤さんと今後の企画内容を検討してきましたが、2006年は京都の家庭料理である“おばんざい”をテーマに、日本の家庭料理の楽しさを学びたいと思います。

千年の都京都、その美しさ、貴重さゆえ空襲も経験していない古都には、数多い寺社の祭り、行事に合わせて、そしてその季節に合わせた料理を食べる習慣があります。
京都のお惣菜のことを“おばんざい”といいますが、料亭料理ではなく家庭料理です。

美味しくて飽きない料理だからこそ、京都以外でも“おばんざい”がもてはやされていますが、どの季節にはどんな“おばんざい”を食べるのか、生活にどのように密着しているのか、どのような作り方なのか、京料理が専門の後藤加寿子さんに教えていただきます。

“伝統と創造”
昔から京都の家庭に伝わる“おばんざい”ですが、現代に合うものが増えているのも当たり前です。が、なんでもかんでも現代風にしたら良いとか、全て昔どおりという訳ではありません。そのための工夫も当日後藤さんから詳しく説明して頂きます。

2006年の開催予定は以下です。(2回目以降は予定です。変更の可能性もあります)

(1)3月2日(木) テーマ:ひな祭り
(2)5月15日(月) テーマ:葵祭り
(3)7月14日(金) テーマ:祇園祭り
(4)10月20日(金) テーマ:時代祭り
(5)12月26日(火) テーマ:京のおせち

<このシリーズ、開始時の趣旨は以下です。>
日本の家庭で普通に作り食べてきたおかず、その地方でその季節に取れる魚や野菜を使って、母から娘に(時に息子に)伝承されてきました。お客様用ではなく日常家族で食べるためのおかずとしての料理です。

従来料理教室ではこういう日常料理は家庭で出来るのが大前提として、家庭ではできない料亭の料理やフレンチやイタリアン、など夢のある料理を教えて来ましたので、外で教わる場がなかったというのが現実です。

それがファーストフード、ファミリーレストラン、コンビニ、デパ地下・・・便利さと引き換えに現代の家庭内で普通の料理を作る機会が減ってきました。それは時代の流れですし、家族のあり方も働き方も以前とは異なってきましたので、これは当たり前のことです。

後藤加寿子さんはそんな状況に危機感を感じていらして、今回このような企画を一緒に考えました。
・1週間に一回でいいから、一品で良いから、普通の家庭料理を作ってみませんか?
・それが大変経済的で、そして健康に良いのですよ。
・そのための秘訣をお教えします。という主旨です。

デパ地下のお惣菜は本当に便利です。また様々な飲食店でもメニューを一生懸命作っていますが、家庭で食べる食事を自分で作らないと腕がなまります。技術は間違いなく落ちます。そして次の世代に家庭料理の技術や自分の家の味を伝承するためには、自分で作った方が良いに決まっています。

この企画は料理教室ではありませんが、男女問わずこの主旨にご興味のある方、特にメディアの方に体験して頂きたいと考えています。

一品だけ作り方を教わりますが、今回は“えびちらし”です。お雛様にちらし寿司はつきものです。それ以外のメニューは食べながら後藤さんにお話を伺います。

最近家庭で料理をしていないなと思う方、今後そういう企画を考えたいなと思っているメディア関係者、マーケティング関係者、IT関係者・・・そういうコンテンツにご興味のある方にとっては見逃せません。大変貴重な機会です。ぜひお出で下さい。奮ってのご参加お待ちしています。

<今回のメニュー>
“身しじみのしょうが煮”
“あんぺいと九条ねぎのお汁”
“鴨ロースト ゆり根ディップ添え”
“芽キャベツのヌタ”
“えびちらし”

お酒は京都・伏見の銘酒、月の桂を準備いたします。
http://tsukinokatsura.co.jp/


【後藤加寿子氏プロフィール】
武者小路千家第13代家元夫人で、茶懐石料理研究家の第一人者でもあった、故・千 澄子さんの長女として京都に生まれ,澄子さんの料理より多くの薫陶を受ける。NHKきょうの料理・TBSはなまるマーケットを始め、料理雑誌での連載多数。
2005年4月から家庭画報で「後藤加寿子さんの季節の献立帖」連載中。主な著書に、「和の味12ヶ月」 「和のきほん いつもの味をおいしく、手早く。」

【参加申込みフォーム】
★ギリークラブ事務局行き(必要事項を記入し、不要な部分を消してご返送下さい。不参加の場合は返信不要です)
●3月2日(月)「後藤加寿子さんと京都おばんざい(1) ひなまつり」に参加
会社名:
ご氏名:
電子メールアドレス:
携帯電話番号:       (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
●ギリークラブへの入会状況  ←何れか消して下さい。
□既メンバー □ビジターで参加
□当日入会希望(終身登録手数料10,000円、2006年度通信費5,000円ご準備下さい)
●ご同伴:なし  あり(      様)←何れか記入して下さい。
●領収書発行:□不要 □希望(宛先:               )
●今後のシリーズへの継続参加希望も募ります。希望日をお知らせ下さい。
・5月15日(月)(テーマ:葵祭り)、 
・7月14日(金)(テーマ:祇園祭り)、
・10月12日(木)(テーマ:時代祭り)、
・12月26日(火)(テーマ:京のおせち)

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※ギリークラブの概要に関してはホームページをご参照ください。
http://www.gillie.co.jp/g_club/
※準備の都合上2月23日(木)以降のご欠席は会費をご負担頂きます。ご了解下さい。
※当日の写真をサイトに掲載します。困る方は事前にお申し出下さい。
※頂戴した個人情報を他の目的に使用する事はありません。
※交流のため参加者リストを配布しますが目的以外の使用、第三者にコピーを渡す事は禁止とさせて頂きます。リストの処分に関しても個人情報保護の観点からご注意下さい。
※ギリークラブは交流会です。事務局では個人情報保護に十分気をつけていますが、参加者の方がある程ご自身の情報を開示しませんと良い交流はできません。その点はご理解の上ご参加をお願いいたします。
※メンバー以外の方が参加される場合には必ずビジター登録して下さい。登録されていない方のご参加はお断りします。(ご希望の方に登録フォームをお送りします)

<ご注意>
※ギリークラブは大人のルールとマナーを守ることが義務付けられております。
ナンパ、セールス、勧誘、取材依頼、会の進行に支障をきたすなど他の方に迷惑になる行為があった場合、以後のご案内は中止させて頂きます。また当日無断欠席など社会人のマナーが守れない方も参加資格はありませんので以後の案内を中止します。
そのような会の主旨をよくご理解頂き、同伴や案内される方の選定にも十分ご配慮の上、ご参加いただけますようにお願いします。
時にご同伴の方がギリークラブの何たるかをご理解になっていない場合がありますので、事前にご説明をお願いします。

<よくあるご質問にお応えして>
ギリークラブは幅広いテーマで開催しますので、当然の事ながら毎回参加するお顔ぶれが違います。常連さんで固まっている会ではありません。初参加の際にはどうしても緊張するかと思いますが、共通体験した仲間は直ぐに懇意になるようで、毎回交流会での素晴らしい出会い、静かな盛り上がりがあります。
もちろんどなたかとご同伴されても結構ですが、お一人でも気楽に気軽に参加して頂ける会ですのでどうぞご安心下さい。また渡辺の余裕のある限り、ご参加の方同志のご紹介をさせて頂きますのでお気軽にご依頼下さい。人と人が現実に出会う場所として、よりよき出会いがあることを願っています。

<ギリークラブとは>
スコットランドやアイルランドで狩猟や釣りのガイドの事をギリーと言います。
自分が楽しむのではなく、客に獲物をあげさせるためのガイド役です。
ギリークラブは時代の案内人として、その回に興味のある方だけをお呼びします。
ゲストと参加者、参加者同士、共通の興味のある人の交流の場を設営し、こういう時代に“現実に人と人が出会う場”に案内させて頂く会です。
<実施概要>

●ギリークラブ 『京都のおばんざい(1) ひなまつり』
 〜後藤加寿子さんと考える日本の家庭料理 2006〜
●日時:3月2日(木)19:00〜21:30
18:30 受付開始
19:00 セミナー開始
19:30 食事開始
20:45 交流会開始 (講師を囲んで、参加者同士の交流会です)
21:30 終了
●場所:はごろもサロン
日比谷線八丁堀駅下車 徒歩3分
住所 104-0032 中央区八丁堀1-5-2 はごろもビル8F 
電話番号 03-3206-0083
●ゲスト:後藤加寿子氏(料理研究家)
●会費:ギリークラブ会員 12,000円(今回入会可) ビジター15,000円
●参加人数:申込先着順 20名様限定 (メンバー優先です)

※ギリークラブメンバーになるには・・・
会の主旨を理解して終身会費10,000円をお支払い下さい。
別途年間通信費5,000円ですので、初回には参加費の他に15,000円が必要です。
詳細はサイトをご覧下さい。http://www.gillie.co.jp/g_club/