<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB
『オペラ魔笛鑑賞&交流会』

<ご報告>




<ご案内>

メンバーのみに案内し、満員になりました。

2006年はモーツァルト生誕250年という“モーツアルトイヤーです”。
今年がマリー・アントワネット生誕250年でした。
ウイーンでマリア・テレジアの前で天才少年ヴォルフガング・アマデウス・モー ツァルトが演奏した時に、やはり幼かったマリー・アントワネットが『わたし、 この人のお嫁さんになる!』と言ったそうですから、二人は同じ時代に生きた人 なのですね。

というような事はともかく、オペラです。
一体オペラってなんだろう?
イタリアオペラ、ドイツオペラ、オーストリア、ロシア、アメリカ、そして日本 のオペラ、どんどん一流歌手が来るけれど、何から入ったらよいのか、 それ以前にあんな高いチケットで何を楽しんでいるのだろう?
そんな事を思ったことはありませんか?

初心者に分かりやすいオペラ入門、鑑賞法をギリークラブで考えていきたいと思 い、20年来の友人で新国立劇場運営財団・オペラチーフプロデューサーの飯島健 氏(なんとこの方は昔宝塚のプロデューサーだったのです!)に相談しました ら、まずはこれでどうか?というご提案を受けました。

今回はまず少人数で魔笛を観劇し、鑑賞直後に飯島さんはじめ新国立劇場の方 に、 “オペラなんでも質問”の会をささやかに実施します。
少人数ではありますが、どうぞご希望をお寄せ下さい。

今回終了の後、皆様のご希望も聞きながら新国立劇場のレクチャールームを使っ て、学習会、DVD鑑賞、本公演鑑賞、とカリキュラムを組んでご案内いたしま す。
そして単なるセミナー、鑑賞会、チケット斡旋だけではなく、ギリークラブらし く素晴らしい時間を共有したお仲間、参加者同士の交流ができるような内容に、 と思っています。

来年も海外のオペラがドリームチームを組んで沢山来日します。
チケット代は高くなりますが、ご希望の方にはそちらの鑑賞の場もアレンジして いくつもりです。

まずは今回の魔笛に関して、新国立劇場の桑原さんが素晴らしい案内文を書いて くれました。私には何も書き加えられませんので、そのまま掲載します。
どうぞお読みになって、ご希望をお寄せ下さい。

<<オペラ・デビューの大人限定企画!>>
モーツァルト作曲・オペラ「魔笛」でオペラ・デビューしましょう!

2006年はモーツァルト生誕250周年を記念したモーツァルトイヤーです。
日本全国でさまざまなイベントが企画されております。今年のスタートは是非と も新国立劇場のオペラ「魔笛」でオペラ・デビューとモーツァルト・デビューを ダブルで飾ってください!

♪そもそもオペラって?
ルネサンス後期の16世紀末、フィレンツェで“古代ギリシャの演劇を復興しよ う”という流れからギリシャ悲劇を模範に、<歌うようなセリフを用いる劇>が 考えられたのがオペラの起源といわれています。つまり、オペラを一言で説明い たしますと“セリフが歌で表現されているドラマ”なんです。

♪オペラの魅力は?
第一に、歌手の“声の魅力”をご堪能ください。
世界で一流と言われる“歌手の声”はまさに芸術品です。聴いていると、心地良 かったり、圧倒されたり、涙が出てきたり。この素晴らしさを説明するのは言葉 では非常に難しく、体験していただくことが一番の近道なのですが、それをあえ て言葉で説明いたしますと、「凝っている肩にクーッとツボ゛に入ってほぐして くれる、ゴッドハンドのエステシャン」のように、皆様の心に歌手たちの歌声は 染み渡るでしょう。

第二に、“ストーリーの展開と音楽の融合”をご堪能ください。
オペラは、優れた文学作品を台本化して、そのストーリーに合わせて作曲家が曲 を作曲して完成した作品がほとんどです。そして「オペラのドラマは“男と女の ドラマ”がほとんどである!」と申し上げて過言ではございません。恋愛ドラマ に素晴らしいBGMは不可欠ですが、その原点はオペラにあるのです。

第三に、“視覚的にドラマを支える舞台セットと照明と衣裳の融合”をご堪能く ださい。
<最愛な人に対する“愛の告白”にはロケーションがとても重要>という意見 に、皆様ご賛同いただけると思います。デザイン空間で繰り広げられるストー リー、雰囲気を盛り上げるドラマティックな照明効果、キャラクターに合わせて デザインされた衣裳。視覚的にもすべてが“芸術作品”の中でオペラは公演され るのです。

オペラデビューにオペラ「魔笛」をお勧めするその理由とは?
♪その1
この作品は、モーツァルトが生涯最後に作曲したオペラです。それは彼の魅力の すべてがギュッと詰まっていることを指しています。彼の音楽の魅力に関して、 言葉での説明は残念ながらできません。是非とも聴いて頂きたいのです。オペ ラ・デビューの方でも絶対にご満足いただける“モーツァルトの心地よい音楽と ハーモニー”を是非ご体験ください!

その2
オペラ「魔笛」は“ジングシュピール=歌芝居”という演奏形態です。これを簡 単に解説いたしますと、<音楽で進行する場面と場面>の間に“音楽が無い台詞 の場面”を挿入してストーリーが展開していくオペラの作品形態ことです。ジン グシュピールの最大の魅力は、ストーリー展開が大変にわかりやすいことです。
このオペラなら「途中でストーリーが解らなくなってしまってつまらなかった」 なんて事は絶対にありません。

その3
オペラ「魔笛」のストーリーはちょっとハチャメチャですが、我々に元気をくれ る“愛と勇気の冒険ファンタジー”です。そして、主人公である“王子・タミー ノの成長物語”でもあります。この王子は、1幕の最初のシーンで大きな大蛇に 襲われて恐怖のあまりに気を失ってしまう(!)未熟な若者です。そして、次の シーンではパミーナという女性の絵姿を見たら、一目惚れをして結婚を決意する 情熱的な男でもあります。
タミーノはパミーナの母である夜の女王の依頼を受けて、ザラストロに捕らわれ ているパミーナを救いにパパゲーノというお供を引きつれて冒険の旅に出ます。
ザラストロと出会い、実は夜の女王が世界征服をたくらんでいる悪者であり、ザ ラストロは徳を積んだ善人であることを、タミーノは自分で判断します。それか ら彼は、パミーナと結ばれる為に幾多の試練に対して果敢に挑み、成長していき ます。そして、最後にパミーナと二人で最大の試練を乗り越えて、見事に二人は 結ばれます。また、お供のパパゲーノもザラストロの配慮でパパゲーナと出会 い、結ばれます。
このオペラは、すべてがハッピーエンドで大円団を向かえます。終演後には、 きっと純粋な気持ちで劇場を後にされることでしょう。

その4!
オペラ「魔笛」は聴き所が満載です!一番有名と思われる<夜の女王>のアリア (=独唱)は、とても高い音が細かく変動する曲です。ですから超技巧な歌唱テク ニックが必要です。また、パパゲーノとパパゲーナが結ばれる“パパパの二重 唱”は幸せそうな二人の楽しく美しい二重唱です。
ザラストロの歌唱は、超低音で貫禄の歌声をご期待ください。ドラマが窮地に 陥ったときに登場する童子(=クナーベ)3人組は、まさに天使のような癒し系 の三重唱アンサンブル。また、タミーノとパミーナが、二人で試練を乗り越える 前に歌う決意のアンサンブルは、まさに感涙物です!

みなさま、如何でしょう!!
モーツァルトの美しい音楽。愛と勇気の冒険ファンタジー。オペラ「魔笛」はオ ペラ・デビューにベストの演目だと断言できます。どうぞ、モーツァルトイヤー の今年、新国立劇場で素敵なオペラ・デビューをなさってください!!

新国立劇場 制作部オペラ 広報担当 桑原 貴

お勧め解説本:音楽之友社 スタンダード・オペラ鑑賞ブック【3】ドイツ・オ ペラ(上)

<今回鑑賞する魔笛は・・・>
W.A.Mozart : Die Zauberflote
モーツァルト/全2幕【ドイツ語上演/字幕付】
オペラ劇場

(スタッフ)
作  曲  : ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト  
台  本  : エマヌエル・シカネーダー 
指  揮  : 服部 譲二
演  出  : ミヒャエル・ハンペ
美術・衣裳 : ヘニング・フォン・ギールケ
照  明  : 高沢 立生 
再演演出  : 田尾下 哲
舞台監督  : 大仁田 雅彦
合唱指揮  : 三澤 洋史
合  唱  : 新国立劇場合唱団
管弦楽   : 東京交響楽団
主  催  : 新国立劇場


(キャスト)
ザラストロ  : アルフレッド・ライター
タミーノ   : ライナー・トロースト
弁  者   : 長谷川 顯
僧  侶   : 加茂下 稔
夜の女王   : 佐藤 美枝子
パミーナ   : 砂川 涼子
侍女I     : 田中 三佐代
侍女II     : 加納 悦子
侍女III     : 渡辺 敦子
童子I     : 直野 容子
童子II     : 金子 寿栄
童子III     : 背戸 裕子
パパゲーナ  : 諸井サチヨ
パパゲーノ  : アントン・シャリンガー
モノスタトス : 高橋 淳
武士I     : 成田 勝美
武士II     : 大澤 建

<参考サイト>
○今回公演のホームページ
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000022.html

○新国立劇場
http://www.nntt.jac.go.jp/

○オペラ入門
http://www.nntt.jac.go.jp/bravo_opera/index.html

○モーツアルト生誕250年


<実施概要>

●ギリークラブ 
“オペラ『魔笛』鑑賞&交流会” 
    〜モーツァルトイヤーにオペラデビュー(予備開催)〜
●日時:1月28日(土)15:00〜21:00
14:00 受付開始 解説:魔笛の見どころ
15:00 オペラ開演 
18:00 交流会開始  
19:30 終了
●会場 新国立劇場 (京王線初台駅直結)
●ゲスト:
飯島 健氏(新国立劇場運営財団・オペラチーフプロデューサー)
桑原 貴氏(新国立劇場制作部 オペラ広報)
●会費:ギリークラブ会員 19,000円(今回入会可) ビジター22,000円
    (S席チケット代金、交流会費、謝礼金など含む)
●参加人数:申込先着順 8名限定 (メンバー優先です)

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※ギリークラブの概要に関してはホームページをご参照ください。
http://www.gillie.co.jp/g_club/

※チケット手配がありますので、お申込み後のキャンセルは出来ません。
※当日の写真をサイトに掲載します。困る方は事前にお申し出下さい。
※頂戴した個人情報を他の目的に使用する事はありません。
※交流のため参加者リストを配布しますが目的以外の使用、第三者にコピーを渡 す事は禁止とさせて頂きます。リストの処分に関しても個人情報保護の観点から ご注意下さい。
※ギリークラブは交流会です。事務局では個人情報保護に十分気をつけています が、参加者の方がある程ご自身の情報を開示しませんと良い交流はできません。
その点はご理解の上ご参加をお願いいたします。
※メンバー以外の方が参加される場合には必ずビジター登録して下さい。登録さ れていない方のご参加はお断りします。(ご希望の方に登録フォームをお送りし ます)
<ご注意>
※ギリークラブは大人のルールとマナーを守ることが義務付けられております。
ナンパ、セールス、勧誘、取材の依頼など他の方に迷惑になる行為があった場 合、以後のご案内は中止させて頂きます。また当日無断欠席など社会人のマナー が守れない方も参加資格はありませんので以後の案内を中止します。
そのような会の主旨をよくご理解頂き、同伴や案内される方の選定にも十分ご配 慮の上、ご参加いただけますようにお願いします。
時にご同伴の方がギリークラブの何たるかをご理解になっていない場合がありま すので、事前にご説明をお願いします。

<よくあるご質問にお応えして>
ギリークラブは幅広いテーマで開催しますので、当然の事ながら毎回参加するお 顔ぶれが違います。常連さんで固まっている会ではありません。初参加の際には どうしても緊張するかと思いますが、共通体験した仲間は直ぐに懇意になるよう で、毎回交流会での素晴らしい出会い、静かな盛り上がりがあります。
もちろんどなたかとご同伴されても結構ですが、お一人でも気楽に気軽に参加し て頂ける会ですのでどうぞご安心下さい。また渡辺の余裕のある限り、ご参加の 方同志のご紹介をさせて頂きますのでお気軽にご依頼下さい。人と人が現実に出 会う場所として、よりよき出会いがあることを願っています。

<ギリークラブとは>
スコットランドやアイルランドで狩猟や釣りのガイドの事をギリーと言います。
自分が楽しむのではなく、客に獲物をあげさせるためのガイド役です。
ギリークラブは時代の案内人として、その回に興味のある方だけをお呼びしま す。
ゲストと参加者、参加者同士、共通の興味のある人の交流の場を設営し、こうい う時代に“現実に人と人が出会う場”に案内させて頂く会です。