<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB
『テレビ朝日 報道ステーション 放送開始!』

<ご報告>

ギリークラブ、『報道ステーション』の会は4月14日という絶妙のタイミングで開催されました。イラクで日本人が拘束されたので開催そのものが危ぶまれ、実は事前にテレビ朝日さんと相談しましたが、結果は“やりましょう”という事で予定通りこの日に実施いたしました。

翌15日には日本人人質解放という嬉しいニュースが舞い込みましたが、あれが一日前におきていたら、開催中であったギリークラの交流会は打ち切りだったと思います。
テレビ朝日の方とも、本当に“絶妙のタイミング”での開催だった、という話をしましたが、ギリークラブのメンバーの方にはツキがある、としみじみ感じた次第です。

内容はというと、参加されたかたにお聞きになると良く分かると思いますが、やはり現場は強い!当事者は強い!のです。上松さんという番組の当事者から話を聞いた上でスタジオ見学、そして交流会、大変印象的でした。

ギリークラブは今後も『報道ステーション』に注目し、できれば半年後、1年後にも再び開催したいと思っています。実現の折には又ご案内申し上げますので、どうぞご参加いただけましたら幸いです。

参加された皆様から『報道ステーション』を大変身近に思い番組を見るようになったというメールを沢山頂戴しています。どうぞ『報道ステーション』への応援をお願いします。そして様々なご意見をお寄せいただけましたら幸いです。




以下は当日のレポートです。

近頃のテレビ業界では、ゴールデンタイムに13%以上の視聴率獲得は至難のワザだと言われています。その中で、放送スタート初日に視聴率14%を上回り、その後も快走を続けているのが、テレビ朝日『報道ステーション』。4月14日に行われたセミナーでは、この『報道ステーション』の統括・エグゼクティブプロデューサー、上松道夫さんにお話を伺いました。

街中のテロ対策警備が目立つ今日この頃、テレビ局の警戒態勢も厳重でしたが、予定人数を大幅に上回った参加者のため大勢のテレビ局関係者の方にご協力いただき、セミナー後は『報道ステーション』のスタジオ見学もさせていただきました。

上松さんには、『報道ステーション』放送スタートまでの出来事を元に、この番組の姿勢、そして目指している方向性などについてお話いただきました。

テレビ朝日の新たな大看板を任されたのは、ご存知、古舘伊知郎さん。ご本人こそ「新人ニュースキャスターです」と公言していらっしゃいますが、元々テレビ朝日でアナウンサーデビュー、ニュース番組の経験もあり、上松さん曰く「ニュース、報道番組に関しては非常に研究熱心な方」だそうです。
4人のプロジェクトチームで始まった『報道ステーション』の立ち上げ当初(2003年)から、MCの最有力候補でした。

従来のテレビ業界では、ひとつの番組が終わる背景に視聴率の問題やアクシデントがつきもの。その中で、18年間高視聴率を確保してきた『ニュースステーション(以下・Nステ)』を『報道ステーション』へ移行させるということは、異例の事態だったそうです。

番組構成、スタッフのキャスティングなどについてのよもやま話は、知るたびに参加者一同「そうだったのか」と頷くことばかり。古舘さん起用は、「彼の物事の捉え方にはイデオロギー的なところがなく、常にニュートラルな視点を持っている。それが今の時代に適している」というところが大きなポイントだったそう。

歴史あるニュース番組のMCだけに、古舘さんも時間をかけて決断されたそうですが、彼の登場により、20〜30代の女性視聴者層が急増。「40〜60代の男性がコアターゲットだったので、若い世代の視聴者が増えたのは嬉しいですね」と上松さんは言います。

古舘さんをサポートするキャスター陣は、サブキャスターの河野明子さんをはじめ、自局社員メインにして結束力を強化。また、プロジェクトチームが全国の同系列2局に協力要請の行脚をした努力も実り、『報道ステーション』のクオリティを高めるべく優秀な人材が各局から集められています。

時には「オフレコで」と前置きも入れていた上松さんは、新番組の美点だけでなく、解決すべき諸問題についても隔てなくお話しいただきました。番組を見てセミナーに臨んだ参加者の皆さんは、その裏話に驚いたり、話を聞きつつ改めて番組を思い返して納得したり。BGMやオープニングに、大学を卒業したばかりの若手アーティストやクリエイターを起用したという話には、日本の“総合ニュースエンターテインメント”を象徴する番組の意外な一面に感心の声もあがっていました。




セミナーの後は、『報道ステーション』スタジオを目指しつつ、テレビ製作現場の見学ツアーを実施。ご記憶の方も多いと思いますが、『報道ステーション』はオープニング当初、テレビ朝日1階のアトリウムから中継されていました。

実はこのアトリウムから放送されていた間に、終了した『Nステ』のセットを解体し、そこに『報道ステーション』のセットを組んでいたそうです。『Nステ』終了から『報道ステーション』スタートまでのブランクはたった2週間。ところが工期には3週間を有するために、放送開始1週間だけ特設セットからの放送だったのです。

『Nステ』時代と一転、『報道ステーション』のセットはシンプルでスタイリッシュ。キャスター陣の後に配した水面は、仕事から帰宅して寛ぎながらテレビを見る視聴者を意識した、“癒し”の演出なのだとか。

番組構成からスタジオセットまで上松さんは「まだまだ模索中で」と言うものの、スタートダッシュがいまだ衰えない新番組の舞台裏の話は、リアリティ豊かで大変興味深いものでした。




<ご案内>

ご好評につき定員に達し、締め切りました。ご了承ください。

ギリークラブ、テレビ番組制作者シリーズ、今回はテレビ朝日の新番組『報道ステーション』です。

日本を代表するニュース報道番組『ニュースステーション』が『報道ステーション』に変わります。メインキャスターも久米宏さんから古舘伊知郎さんにバトンタッチです。新番組はどのように変わるのでしょうか?番組制作トップの方から、番組の狙い、特色、今後の計画など、いろいろとお話を伺います。

開催場所も昨年移転された六本木ヒルズのテレビ朝日です。報道ステーションのスタジオ見学もしますが、ご存知のように同番組は生放送です。ギリークラブが放送の迷惑になってはいけませんので、時間をずらして見せて頂きます。ご承知おきください。

番組の概要はこのメールの最後に載せますが、4月の放送開始直後の開催です。
報道生番組という性格上、その日大事件や事故があったりすると突然中止という事もあり得ますので、その点も事前にご了解下さい。



番組概要
○タイトル:報道ステーション
○放送時間:21:54〜23:10 月曜〜金曜
出演者:
メインキャスター 古舘伊知郎
サブキャスター  河野明子(テレビ朝日)
コメンテーター  加藤千洋(朝日新聞編集委員)
特別リポーター  長野智子

新番組発表の資料から抜粋

正解のない時代のニュース
  1. 日本をとりまく環境は、いま劇的に変化しています。先の読めない国際情勢、不安だらけの経済情勢、ダイナミックな変化を見せる政治状況。いったい何が正しくて、何が間違っているのか、「正解」のない時代の到来です。

  2. そんな時代だからこそ、この番組は、報道番組の原点に戻り、「まじめに」「前向きに」「汗をかきながら」その答えを求めていきます。知ったかぶりをしない、分かったふりをしない、自分が正しいと思い込まない。そんな正直なニュースを目指します。

  3. そして、この枠が築いてきた「親しみやすさ」「わかりやすさ」という素晴らしい伝統を受け継ぎながら、新番組としての「チャレンジ精神」や「フレッシュな力」も打ち出します。7割の伝統と安心感、3割の新鮮さと挑戦。そんなイメージの番組にします。

番組のキーワード
  • 正直なニュース
    正解のない時代だからこそ、迷い、苦しみ、必死に答えを求める。そんな「正直」さを忘れない番組にします。安易な結論や小手先の演出に走るのではなく、視聴者の皆さんとともに、一つ一つのニュースにしっかりと向い合うシンプルな番組を目指します。

  • 知る楽しさの原点へ
    日々起きているニュースを知り、それぞれのつながりや、時代の流れが見えてくる。ニュースが本来持っている楽しさ・ドキドキ感がそこにはあるはずです。結論を押し付けるのではなく、ダイナミックな取材をもとに、事実の持つ力強さや驚きを、そのまま視聴者の皆さんに届けます。

  • 明るさとダイナミズム
    この番組も、古舘伊知郎も、いわば「新人」です。新人ならではの「明るさと元気のよさ」を前面に押し出し、忘れかけていたダイナミズムを復活させ、勢いのある番組にします。

  • 疲れを癒す総合ニュースエンターテインメント
    一日の疲れを癒しながら、のんびりと楽しめるような番組作りを目指します。もちろんニュースの持つ緊迫感や即時性を保ちつつ、元気で明るいスポーツ、硬軟とりまぜて時代を映し出す特集、季節感や情報をふまえた天気予報。一日の終わりにふさわしい、情報エンターテイメントとしての一面も忘れません。

(参考)
○現在放送中の「ニュースステーション」のサイト:http://www.tv-asahi.co.jp/n-station/


<実施概要>

ご好評につき定員に達し、締め切りました。ご了承ください。

●テーマ:『テレビ朝日 報道ステーション 放送開始!』
●ゲスト:上松道夫氏 テレビ朝日報道局『報道ステーション』統括・エグゼクティブ・プロデューサー

●日時 :4月14日(水)18:00〜20:30

17:30 受付開始
18:00〜19:00 セミナー(8F会議室)
19:00〜19:30 スタジオ見学
19:30〜20:30 交流会(軽食&ドリンクのパーティー形式です)
講師の上松さんは勿論、中井報道局長にもご参加をお願いしています。テレビ朝日の報道部門幹部の方達を囲んでの懇親会となります。

●場所 :テレビ朝日(六本木ヒルズ内)会議室&スタジオ

●会費 :ギリークラブ会員:8,000円(ビジター10,000円)
※当日入会も受け付けます。その場合は終身登録手数料10000円、2004年度通信費5000円を加えてお支払い下さい。
※ビジターの方は、メンバー同伴、もしくは紹介が必要です。詳しくは事務局渡辺幸裕までお問い合わせ下さい。

●人数:30名(メンバー優先、先着順)
※4月7日(水)以降のキャンセルは出来ません。会費をご負担頂きますのでご了解下さい。
※局へ入るためには厳しいセキュリティがあります。当日の受付要領&時間厳守などご協力をお願いいたします。(ご参加の方に詳細をご連絡します。)
※局舎内は前面禁煙です。ご協力をお願いします。

○協力:テレビ朝日
お申し込みは右記まで → g-club@gillie.co.jp
この機会にギリークラブへの入会ご検討の方はどうぞご連絡ください。 →メンバーになるには


※ご興味がありそうなお知り合いの方にこの会をご案内下さい。本当に興味がある方が集まる会にしたいと思っています。

※当日になってのご欠席は会費をご負担頂きます。ご了解下さい。

※当日の写真をサイトに掲載します。困る方は事前にお申し出下さい。