ギリークラブの花粉症セミナー、いよいよ3年目になりましたが、このような内容で行いました。
今年は花粉の飛散量が少ないと言われていますが、だからといって油断をしてはいけません。花粉が体内に入れば発症します。昨年まで出なかった人でも花粉症になる方もいます。そういうことでギリークラブはしつこく花粉症セミナーを続けています。
西洋医学の山西先生
東洋医学の木下先生
アロマの川人氏
そしてコーディネーターは日経ヘルスの西沢副編集長
不動のチーム編成です。
今年は先生方のプレゼンに加えて新しい試みとして、キハチ鈴木料理長による花粉症の時期、身体によいメニューをこの日のために作り楽しんで頂きました。
ここにサマリーを載せておきますのでどうぞご参考になさって下さい。
■■■山西先生のプレゼン(抜粋)■■■
<花粉症ってなぁに?>
アレルギ―性鼻炎のうち植物の花粉が原因となるもの
<花粉症の四大症状は?>
- くしゃみ
- はなみず
- はなづまり
- めのかゆみ
<日本人の何人に1人がスギ花粉症?>
5人に1人
戦後大量に植林されたスギが花粉をつける樹齢に達したこと、
環境汚染、住宅環境の変化、ストレスの増加、食生活の変化・・・
<花粉症の対策>
- 花粉情報に注意する
- 花粉の大量飛散地には行かない
- 飛散の多いときには外出を控える
- 飛散の多いときには窓、戸を閉める
- 外出時にはマスク、眼鏡を使う
- 帰宅したら、洗眼、うがいをし、鼻をかむ
- 規則正しくバランスの良い食生活
- ストレスをためない
- 充分に睡眠をとる
〜花粉症度チェック!〜
- 毎年きまった時期に、くしゃみ、はなみず、はなづまりがひどい
- 毎年きまった時期に目のかゆみが出る
- 親、兄弟が花粉症だ
- 朝起きると口がカラカラになっている
- 食事は和食より洋食が好きだ
- 酒、タバコ、香辛料が好きだ
- 幹線道路の近くに住んでいる
- 毎日ストレスの多い日々だ
- 毎日寝不足で疲れている
- ゴルフが大好きである
花粉症かな?と思ったら耳鼻科へ行こう!!耳鼻科での診察
- 鼻内の観察
- 鼻水の検査
- アレルゲンの血液検査
〜痛い事は絶対にしません!〜治療には何があるの?
- 飲み薬(抗ヒスタミン薬など)点鼻薬(鼻スプレー)点眼薬(目薬)
- 減感作療法
- 手術
- 民間療法(アロマ・甜茶・サプリメント・・・)
■■■木下先生のプレゼン(抜粋)■■■
★統合医療としての花粉症
西洋医学と東洋医学、
そして代替医療、民間療法
★抗アレルギー剤で治る人に漢方はいらない?
病院にくるというハードル
我慢するのは嫌
↓
かかる時間も費用も効果もまちまち
その人にあった治療法を
★生活改善か、治療か
通常は養生という生活習慣の改善から
しかし、薬を飲むほうが手軽
日本人は薬がすき?
健康食品が好き
★どんなものがあるのか
抗アレルギー薬に似ているもの 甜茶など
腸管免疫に作用する ヨーグルトなど
自律神経に作用する アロマ、ハーブティーなど
気=エネルギーの巡らなくなる気滞は万病のもと
ストレスは肝を傷害し、気滞を起こす
↓
気滞は水滞やC血もひきおこす
↓
万病のもと=病は気から
★ヨーグルトが効く?
注目される腸管免疫
肉食を避ける 砂糖や油を控える
ただし時間はかかる
★漢方は養生から
暴飲暴食不調のもと
バランスのいい食事をしよう
たっぷり睡眠をとろう
美しい服装より、快適な服装
ストレスはためないようにしよう
★食生活で驚くほど違う
甘いものを食べない(特にチョコレート)
冷たいものを摂らない
生ものをさける
もち米を含むものはさける
油っこいものはさける
ジャンクフードはさける
たばこはもちろん禁止
お酒もさける
炭酸飲料もさける
★花粉症にいい服装
体をしめつけるような衣服は避ける
体を冷やさないようにする
ガードルをはかない
上は薄く、下は厚く
ハイヒールやミュールは控える
ゆったり保温に富んだ服装を
★基本は、暴露を防ごう
花粉になるべくふれない生活
マスク
帽子
手洗い・洗顔
コートは室内に入れない
★統合医療としての花粉症治療
生活習慣の見直し
健康食品の利用
代替医療の利用
薬による治療(西洋医学・東洋医学)
■■■川人さんのアロマのプレゼン(抜粋)■■■
品質の良い精油による花粉症関連の臨床データが登場
→以来花粉症緩和の代替補完医療としてアロマセラピーを導入する医療機関が増加。
医療機関で応用されている花粉症に有効な精油
ティートリー
ユーカリ(ラジアタ・グロブルス)
ペパーミント
真正ラベンダー
暮らしの中のアロマセラピー活用法(1)
芳香浴〜鼻から脳の視床下部へ、肺から取り込まれ全身へ〜
★ティッシュペーパー
- くしゃみや鼻詰まりに。
- 乗り物酔いの予防に。
- 外出先のパニック発作に。
- 寝室に。
★エアーフレッシュナー
<方法>
100mlのスプレー容器にアルコール10mlに精油20滴を加えよく混ぜた後、精製水90mlを加える。
★アロマランプ・ディヒューザー(芳香拡散器・アロマポット)
- 寝室に。
- 部屋の空気清浄に。
- 風邪の予防に。
- 玄関やトイレの消臭に。
★マグカップ&ボール
- オフィスの空気の清浄に。
- 旅先でリラックスしたいときに。
暮らしの中のアロマセラピー活用法(2)
★吸入&蒸気浴
- 鼻水、鼻詰まりに。
- のどの痛み、せきに。
- 肌荒れに。
<方法>
熱いお湯を洗面器に注ぎ精油を2〜3滴落とし、タオルを頭からかぶりボウルに顔を近づけ目を閉じる。
顔を水面より15B以上離して、ゆっくりとした呼吸で10分ほど蒸気を吸い込む。
暮らしの中のアロマセラピー活用法(3)
アロマバス〜肌から浸透して血液中に入り全身へ、鼻から吸収されて脳や肺へ〜
★基本ルール
- 精油はお湯に溶けないのでキャリアオイル(植物油)や天然塩・ミルクなどで乳化させて使用(1〜4滴)。
- ぬるめのお湯にゆっくりとつかる。(全身浴の場合38℃程度に15〜20分)
- 皮膚を刺激する恐れのある精油は注意。(オレンジ、レモン、ベルガモットなどの柑橘系や、ペパーミント、レモングラス、ジンジャー、シナモンなど)
- ぴりぴり感が生じたらすぐに使用を中止して、十分に洗い流す。
★手浴(ハンドバス):手の冷え、手荒れ、肩こりに。
<方法>
洗面器に手首までつかる程度のお湯(40℃程度)をはり精油1〜3滴を入れ、よくかきまぜて15分程度手をつける。
足浴(フットバス):足の冷えやむくみ、だるさに。風邪の引き始めに。水虫や足のにおいに。
<方法>
深めのバケツにふくらはぎまでつかる程度のお湯(40℃程度)をはり精油1〜4滴を入れ、よくかきまぜて15〜30分程度両足をつけ る。寒くないようにひざにタオルをかける。
半身浴:冷えの改善に。月経時のおなかや腰の痛みに。
<方法>
バスタブに腰のあたりまでつかって温まる。38〜40℃のお湯に精油1〜4滴を入れ、よくかきまぜて約30分ゆっくりつかる。肩にバスタオルをかけ冷えないようにする。
暮らしの中のアロマセラピー活用法(4)
マッサージ&塗布 〜肌から浸透して血液中に入り全身へ〜
★マッサージ&塗布
- 肩こりや腰痛に。
- 手足のむくみやだるさに。
- 心身の疲労回復に。
- 月経痛の緩和に。
<方法>
5ml(小さじ1)のキャリアオイル(精油の芳香成分を体内に運 び込むオイル)に精油1滴で1%、2滴で2%、3滴で3%となる。
遮光瓶に保存し3週間以内に使い切る。
ビーカー、ガラス棒があれば便利。
お風呂上りに体の末端から中心に向かってマッサージする。
精油を安全に使っていただくために
精油の保存方法
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アロマセラピー ハイパープランツさん
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サプリメント ドーモコーポレーションさん
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超立体マスク ユニ・チャームさん
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エアコンフィルター&ぺたコロ 住友3Mさん
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展示コーナー展開
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開会
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日経ヘルス 西沢副編集長
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セミナー風景
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セミナー風景
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山西先生
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川人さん
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木下先生
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鈴木料理長
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食事開始
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食事開始
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ユニ・チャーム 熱田さん
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食事開始
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ドーモ・コーポレーション 秋草さん
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食事開始
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住友3M 真壁さん
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食事開始
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食後の交流会
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食後の交流会
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