<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB
『「創刊男」の仕事術----しゃべり編----』テーマ・パーティ

<ご案内>

ご存知ですね、今売れているビジネス本、『MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術』
この著者、くらたまなぶ氏をゲストに迎えてギリークラブを開催します。勿論ギリークラブですから、少人数のミニセミナー&交流会の形式です。

伝説の創刊男、本人を囲んでのギリークラブです。きっと本だけでは得られない、生きた情報がゲットできますし、ここに集うアグレッシブな方との出会いもまた期待できます。

マーケッターの方、
リクルートの秘密を知りたい方、
くらた氏と出会って次の企画を考えたい方・・・
いろんな方がいらっしゃると思いますが、限定30名で開催しますので、どうぞお早めにお申し込み下さい。


(参考)

以下は上梓直後に私がTHE CLUBメンバーに出したレポートです。
くらた氏のプロフィール、この本の内容などをまとめていますのでどうぞお読みになって下さい。
もちろん、この本は読んでくる事が大前提です。

MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術  くらた まなぶ (著)
価格:¥1,500 (日本経済新聞社)

THE CLUBのレギュラー、くらたまなぶ氏が初の著書を上梓されました。
もう派手に新聞広告が出ているのでお気づきの方も多いと思いますし、早速5000部の重版が、という話を聞くとさすがだと思います。

渡辺と倉田氏はもう12,3年の付き合いでしょうか。出会ったばかりの90年頃は新雑誌開発の第一線のお仕事をされてましたので、この中に出てくるエピソードは私にとっても懐かしいものが一杯です。

そんな個人的なことより、この本は本当に役に立つ本です。雑誌の創刊というとある意味特殊な世界のように思えますが、市場調査、競合分析、自社の強み、弱みを把握した上で、製・販・広一体となった真っ当なマーケティング活動で新雑誌を世に送り出し、読者の心、時間、お金を捕らえる事ができるかどうか、です。
全ての分野の商品開発と同じなのです。メディアというちょっと派手で、専門臭が漂う分野、業界なので誤解されがちですが、基本は全く同じです。全ての開発者必読の本です。

リクルートという会社は、とびっきり優秀な人たちが今までの既成概念を打破して商品・サービスを創出し、それをかなり組織化された部隊が体育会的に売る、これが私のイメージなのですが、その優秀な開発者たちがどのような観点で開発しているか、結構泥臭い地道な努力をしているのだ、という事がよく分ります。

この中にはいろんな面白いエピソードが出てくるのですが、その中で私が一番印象に残ったのが名刺を破られる個所です。日本を代表する企業のトップに挨拶にいったらその場で自分の名刺を破られたというくだりです。どんな理由があるにせよ、そういう事ができる人が一流企業のトップにいる社会、というのが日本の現実なんだなと改めてショックを受けました。
田中康夫知事の名刺を折った役人さんがいましたが、子どもが見ても悪い事、失礼な事と分っている事を、世間的にいうと素晴らしいポジションにいる方がなさる・・・寂しいですがこれが現実、という事を思い知らされちょっと悲しくなりました。

ともあれ、ぜひお読みください。商品開発者、企画部門の方は早いうちに読まれたら良いと思います。リクルートという稀有な会社で14のメディアを創刊、開発した“実体験”に基づくアドバイスはとても役に立ちます。普通だったら3冊分位の内容が詰まっています。今後繰り返し訪れるであろう、様々な“悩みの時”に取り出すと良い1冊になるでしょう。
『起業の8つのプロセス』等のように図式化されているページはコピーして手帳に挟んでおいたらよいのでは?

(日経新聞のサイトです)
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=31049

(アマゾンのサイトはここです)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532310490/qid%3D1052023403/249-7157853-2078721


(目次)これだけ読んでも凄いでしょう?
1章 ちゃんとふつうに生活すること
1 いい商品をつくるためには、商品のことを考えてはダメ
2 ちゃんと生活しながら、喜ぶ。驚く。怒る。不思議がる
3 「論より技術」「きらめく才能より地に足つけた生活」
4 アポは「遠い人」を優先する
5 「生まれて初めて」に挑む
6 一年の計は元旦にあり
7 通勤電車を「遠足」に変える
8 「職場」と「酒場」を逆転させる

2章 「人の気持ち」を聞いて、聞いて、聞きまくる
1 「マーケティング」とは、「人の気持ちを知る」こと
2 ヒアリングのとっかかりは「算数」から
3 とにかく「身近な人」から聞き始める
4 「好きな人」の次は「嫌いな人」。そして「ふつうの人」へ
5 用紙なし・録音なし・謝礼なし・90度の位置・友達感覚・2ショット
6 「したこと」から、「思い」や「感じ」を引き出す
7 「WHY」という鍵が「気持ち」の扉を開く
8 いつでも、どこでも、誰でも、何でも、ヒアリング

3章 「不」のつく日本語を求めて
1 「不満を提供しない」心地よさ
2 「夢」より「グチ」が商売につながる
3 「消費者ニーズ」という言葉はウソっぱち
4 「不」のつく日本語を求めて
5 どれだけ「自分マーケティング」から抜け出せるか
6 「オヤッ?」と思ったら、しつこく追求する
7 「5W1H」で相づちを打つ――究極のヒアリング法
8 「炭坑のカナリア」に出会ったらトコトンつきあう

4章 ひたすらブレストをくり返す
1 「夢」「誰」「何」――ブレストの目的をはっきりさせる
2 「ふだんの会議」と180度違うスタンス
3 「小学四年の放課後」を思い出しながら
4 「いいね」「すごい」「さすが」「なるほど」・・・
5 「またー」「そんな」「まさか」「違う」「ウソつけ」・・・
6 ラブホテルでブレストをしてしまう
7 「尻とらず」――ブレストがうまくなる練習ゲーム
8 無意味な接続詞をうまく使うコツ

5章 不平不満をやさしい言葉でまとめる
1 ひらがなのススメ 2 「属性」で商売できたら誰でも成功社長になれる
3 「集合名詞」は口説き落とせない
4 感情移入してその人物になりきる
5 「カッコいい大風呂敷と 地味な一歩」
6 ヒアリングした人を絵に描いてみる
7 よその商品も「国語」で分析してみる
8 みんなが「恐山のイタコ」になる瞬間がくる

6章 まとめた言葉をカタチにする
1 創刊のために社内資料をむさぼり読む
2 「カタチ」――需要と供給が出あう場所
3 「人のカラダを動かす」メディア・ビジネス
4 理屈をこねずに、ひたすら手を動かす
5 カタチが、国語と算数をつなぐ
6 ユーザーの「目」と「耳」と「頭」で判断する
7 最後までマーケティングを忘れない
8 ネーミングはいつもドラマの連続

7章 プレゼンテーション――市場への第一歩
1 右手にロマン、左手にソロバン、心にジョーダン
2 「全員賛成」では、市場は創造できない
3 江副浩正という男
4 伝説となった「フロム・エー」のプレゼン
5 会場を「市場」の空気で充満させる
6 「なぜやるの?」「いくらもうかるの?」「君がやるの?」
7 決裁する一人ひとりをプロファイリング
8 小さく生んで、大きく育てる

8章 「起業」――夢を見すえて変化に即応する
1 すべては「とらばーゆ」から始まった
2 創業時の成否を決める「人間POS」
3 レボリューションではなくイノベーション
4 夢を見すえながら「今日の現実」に立ち向かう
5 ズレに気づいたらすぐ修正――「朝令暮改」「朝令朝改」
6 現実と闘いながら視線はいつも三年後を
7 閉ざされた市場を自由化していく痛み
8 起業の瞬間からふたたび徹底ヒアリングが始まる


くらた まなぶ(本名:倉田 学) あそぶとまなぶ事務所代表

1952年生まれ。中央大学法学部卒。1979年リクルートA職入社。1979年正式入社。以来「とらばーゆ」創刊に始まって、常に立ち上げ現場に立ち、社内外で「創刊男」の異名をとる。自ら6つの情報誌の創刊と開発マンとして8つの事業開発を手がける。新規事業開発室長、編集製作統括室長などを歴任。入社時の既存事業は4つ。在席中の20年間に立ち上がった全社28の新規事業のうち、半分の14を開発し、今日のリクルートを築き上げた中心人物。1998年にリクルート退職。2000年新潟県産業創造機構「新規事業コーディネーター」就任。

<実施概要>

●タイトル:『「創刊男」の仕事術----しゃべり編----』テーマ・パーティ

●ゲスト:くらたまなぶ氏 (あそぶとまなぶ事務所代表)

〇 日時:6月30日(月)18:00〜21:00

18:00 受付開始
18:30 セミナー開始
20:00 交流会開始 (軽食と飲物、食事の会ではありません。ご注意下さい)
21:00 終了

〇場所:丸の内ビルディング8階 ROOM2
    東京駅前の丸ビルです。(地図は不要ですね?)
    低層階用エレベーターで7Fに行き、丸ビルホール前の螺旋階段を登って下さい。
    http://www.marubiru.jp/06_access/access.html


〇会費 :ギリークラブ会員 3,000円 (当日入会可)メンバー同伴のビジター 5,000円

※当日入会も受け付けます。その場合は登録手数料10000円、2002年度通信費5000円を加えてお支払い下さい。
※法人会員登録ご希望の方はご連絡ください。

●参加人数:申込先着順 30名様限定(着席セミナー&交流会)


●協力:三菱地所株式会社  http://www.mec.co.jp/index_f.htm


※メンバーの方優先です。余裕がある時にビジターの方もご参加出来ます。
※食事の会ではありませんので、何か少しお腹に入れてきてください。
※ご取材希望の方は掲載予定と共にお申し出下さい。人数限定で恐縮ですが、お早目のお申し込みお待ちしています。


お申し込みは右記まで → g-club@gillie.co.jp
この機会にギリークラブへの入会ご検討の方はどうぞご連絡ください。 →メンバーになるには


※ご興味がありそうなお知り合いの方にこの会をご案内下さい。本当に興味がある方が集まる会にしたいと思っています。

※当日になってのご欠席は会費をご負担頂きます。ご了解下さい。 ご欠席の連絡は前日までにお願いします。