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セミナーご案内

大岡玲氏と開高健を語る食事会

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渡辺はサントリー宣伝部時代、作家開高健氏とご一緒し、テレビのスペシャル番組の担当をしておりました。よって特別の感慨を持って企画していますが、そんな事気にせず、ご関心ある方だけご連絡下さい。

開高健氏が亡くなったのは1989年12月9日です。没後30年、来年は生誕90年、「開高健TheYear」が始まっています。新宿中村屋で開高健を少人数で語り合う食事会企画を、不定期に進めていますが、今回は大岡玲氏がゲストです。

お二人の芥川賞受賞作です。(芥川賞受賞者リストより)
・第38回(1957年下半期) - 開高健「裸の王様」
・第102回(1989年下半期) - 大岡玲「表層生活」

大岡玲氏の「開高健短篇選」 (岩波文庫) が売れています。芥川賞作家の大岡玲氏が芥川賞作家開高健を語ってくれますが、大岡さんの解説を読んでから開高さんの短編を読むのは贅沢です。

短編ですから読め易いですが、ぎゅっと開高節が詰まっています。それぞれの作品を読むと、ぐんと開高健が入り込んできますし、久しぶりに読み直すと、最初とは違う発見があります。

スコットランドでのサーモンフィッシュングの番組、開高先生の旅のテーマ料理は「Fish & Chips」でした。ほんの数日のロケ同行時も、いたる所で「お前も食べろ」でした。

番組でこの魚料理を久しぶりに食べた場面が放送されていますが、うまくない、、、これを「知恵の悲しみ」というのだとの開高節です。美味しかったと思った時から、様々な美味体験をしてしまった結果、思い出が味を美化し、実際食べてみたら美味しくなかった、ことです。

私の読み直しは決して「知恵の悲しみ」ではなく「新たな発見」でした。人それぞれの感想があるのは当然ですし、読んでない方もいるでしょう。読書を押し付けるつもりはありませんが、案内させて下さい。

大岡さんがなぜこの作品達をを選んだのか、開高さんをどのように観ているのか、読み方は?などなど、その場でしか聞けない話を伺いたいと思います。

大岡さんご自身は開高さんに会っていらっしゃいませんので、実際に開高さんと関わった人との会話を楽しみにしていらっしゃいますし、元サントリー、開高健記念会、担当編集者の方が集まります。そういう方達のお話しも、とても貴重な内容だと思います。

お話しの後は開高さんの愛した新宿中村屋の料理です。「開高さんが気になる人の忘年会」ですね。少人数で恐縮ですが、奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考サイト>


●「開高健短篇選」
https://www.iwanami.co.jp/book/b431809.html
●大岡玲
https://ja.wikipedia.org/wiki/
●開高健
https://ja.wikipedia.org/wiki/
●開高健記念会
http://kaiko.jp/
●新宿中村屋
https://www.nakamuraya.co.jp/

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実施概要

大岡玲氏と開高健を語る食事会
日時 12月19日(木)18:30〜20:30
オプション16時から開高健記念文庫に行きます。(限定5名)
希望者はご連絡下さい。
会場 Granna 新宿中村屋ビル 8階
新宿区新宿三丁目26番13号  TEL: 03-3352-6167
会費 正会員 12,000円 ビジター14,000円
(セミナー代 食事代 フリードリンク)
ゲスト 大岡玲氏(作家)
調理 二宮健氏(中村屋 総料理長)
募集 20名限定(正会員優先、先着順)
協力 株式会社中村屋
締切 12月13日(金)

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