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和・倶楽部 国立劇場シリーズ『文楽鑑賞会』

<ご報告>

和・倶楽部 文楽鑑賞&衣裳セミナーは2月26日、50人の参加者をお迎えして実施しました。
国立文楽劇場、衣裳係の仲原圭太氏にこのようなお話を伺いました。

・劇場の衣裳係とはどのような仕事か
・人形遣いさんとどのような関係なのか
・文楽人形の衣裳とはどういうものなのか
・どのような苦労をしているのか
そして
・当日鑑賞する伊賀越道中双六」(いがごえどうちゅうすごろく)沼津の段、「嫗山姥」(こもちやまんば)での人形衣裳、どこが見どころか加えて、「嫗山姥」で衣裳が一瞬に変わるシーン「引き抜き」の仕掛けを見せていただき、圧巻は千秋楽、全ての出演が終った人形を解体するバラシといわれる工程、(若手人形遣いが師匠の人形作りを学べる貴重な場だそうです)を見せていただきました。
娘役の人形を解体する前に仲原氏、人形に向かって「それでは失礼します」と声をかけてから、ナイフで糸を切り、ここはこのようになっているという説明をして頂きながら、どんどん裸になって行きました。

参加者一同、このような物凄い光景に目を見張り、文楽を初めてご覧になる方はもちろん、かなりご覧になっている方も「これは凄い」と驚きの時間でした。

セミナーの最後には衣裳を触らせていただいたり、人形を持たせてもらったり、と和・倶楽部ならではの実体験が出来、直接仲原氏に質問をさせていただいたりと、貴重な時間でした。

もちろん、その後吉田玉男、吉田蓑助らの人間国宝の人形遣い、同じく人間国宝の太夫、竹本住大夫の熱演を堪能し、文楽漬けの一日が終ったのは17:20頃でした。興奮さめやらぬ表情で皆様劇場を後にされましたが、文楽人気が凄いのもこういう体験をすると本当に納得です。

次回の文楽は5月21日(土)、近松門左衛門の名作「冥途の飛脚」、それと時代物の大曲「近江源氏先陣館」を鑑賞します。観劇直後に文楽ブームの仕掛け人、阿部俊夫プロデューサーに「文楽の楽しみ方」をお聞きする交流会を企画しています。これも希望者殺到が予想されますので、今から予約を受け付けます。

5月もご一緒に、世界無形遺産に登録された日本の誇る芸能、“人形浄瑠璃・文楽”を堪能しましょう。


 


<ご案内>

満員御礼

下記の要領で和・倶楽部の国立劇場シリーズ、文楽鑑賞会を開催します。
日本人に生まれたことを喜びたい。それが『和・倶楽部』の考えです。

2月の国立劇場の文楽は3部構成になっていますが、和・倶楽部ではそのうち第2部を観劇します。ここでは人間国宝である竹本住大夫さん、人形遣いの吉田玉男氏他が出演するこの演目です。

文楽に先立ち、国立文楽劇場衣裳係の仲原圭太氏に人形の衣裳に関してのお話を伺います。過去にこの会に参加された方はお分かりですが、人形の衣裳や着物の生地を手にとって見せてもらえますし、普段劇場で観ていて見えない部分まで教えていただけます。

何でも素朴な疑問をお答えいただけますので、どうぞ遠慮なくお聞き下さい。当日聞きたい事が事前にあれば渡辺あてメールでお寄せ下さい。そして当日聞けなかったらまたメールでお送り下さい。代表質問をさせて頂きます。

という事で、奮ってのご参加お待ちしています。
(第1部、第3部も若干席をキープしています。下記に日程がありますので、ご希望の方はお知らせ下さい)

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今回の作品の小解説 (後日参加者には詳細を送ります)

○「伊賀越道中双六」(いがごえどうちゅうすごろく)沼津の段
近松半二・近松加助=作
荒木又右衛門が加勢した伊賀の仇討ち。「沼津の段」では敵味方に分かれた親子が偶然出会い、死に別れていきます。その明暗が鮮やかに描かれた秀作です。

○「嫗山姥」(こもちやまんば)
近松門左衛門=作
「しゃべり山姥」とも呼ばれ、八重桐の語る廓話(くるわばなし)が見どころです。また、八重桐が夫の魂魄を宿し鬼女と化すところは、人形ならではの演出です。

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日本大百科全書 (ジャパンナレッジ(※)より)

■伊賀越道中双六
浄瑠璃義太夫節(じょうるりぎだゆうぶし)。時代物。10段。近松半二、近松加助合作。1783年(天明3)4月大坂・竹本座初演。1634年(寛永11)荒木又右衛門(またえもん)が義弟渡辺数馬(かずま)を助けて舅(しゅうと)の仇(あだ)河合又五郎を討った事件を脚色。奈河亀輔(ながわかめすけ)作の歌舞伎(かぶき)脚本『伊賀越乗掛合羽(のりかけがっぱ)』(1776初演)を土台にした作で、題名どおり仇討の過程を道中双六に見立て、鎌倉から郡山(こおりやま)、沼津、岡崎などを経て伊賀上野の敵討(かたきうち)で終わる。同年9月には歌舞伎に移され、以後「伊賀越物」の代表作になった。
 第一(鎌倉)〜第五(郡山)―上杉の臣沢井股五郎(さわいまたごろう)は同藩の老臣和田行家(ゆきえ)を殺して逐電する。行家の娘お谷の夫唐木政右衛門(からきまさえもん)は義弟志津馬(しづま)の助太刀(すけだち)をするため、主君誉田内記(ほんだないき)から暇(いとま)をもらう。第六(沼津)―志津馬の愛人お米(よね)は、沼津に住む父親の雲助平作(へいさく)のもとで敵股五郎の行方を探している。ある日、平作が昔、他家へ養子にやった息子の呉服屋十兵衛がこの家に泊まる。平作は十兵衛が沢井にゆかりある者と知り、千本松原で敵のありかを聞こうとするが、義心厚い十兵衛が明かそうとしないので、自害して末期の耳に股五郎の行方を聞き、お米に立ち聞きさせる。第八(岡崎)―敵を尋ね、藤川の関所を破った政右衛門は、岡崎で偶然にも旧師の山田幸兵衛の家に泊まる。幸兵衛は娘の許婚(いいなずけ)の股五郎に味方しようと、いったんは政右衛門に助太刀を頼むが、妻のお谷を追い返し嬰児(えいじ)のわが子まで殺した政右衛門の義心に感じ、助太刀を断念する。「沼津」は平作の気骨と、義理と恩愛の板挟みになる十兵衛の苦衷を劇的に描いた名場面で、とくに歌舞伎では花道と客席を使って旅の情趣を色濃く表現する。「岡崎」は雪を背景にした重厚な悲劇で、義太夫では有数の難曲になっている。

■嫗山姥
浄瑠璃義太夫節(じょうるりぎだゆうぶし)。時代物。五段。近松門左衛門作。
1712年(正徳2)大坂・竹本座初演。源頼光(よりみつ)が四天王とよばれる勇臣を得て政敵清原高藤(きよはらのたかふじ)を討つまでの話に、謡曲『山姥』を織り込んだ作。二段目「兼冬館(かねふゆやかた)」だけが文楽(ぶんらく)でも歌舞伎(かぶき)でも今日に流行している。坂田蔵人時行(さかたのくらんどときゆき)は遊女荻野屋八重桐(おぎのややえぎり)と夫婦になったが、父の仇(あだ)、物部平太(もののべへいた)を討つため妻と別れ、煙草(たばこ)屋源七となって流浪し、大納言(だいなごん)兼冬の館で頼光の許婚(いいなずけ)である沢瀉(おもだか)姫の機嫌をとるが、再会した八重桐から敵(かたき)はすでに妹糸萩(いとはぎ)が討ったと聞き、面目なさに切腹。その魂を胎内に宿らせた八重桐は通力を得て、姫を奪いに乱入した高藤勢を追い払い、足柄(あしがら)山へ飛び去る。当時の名女方荻野八重桐や実在の名物煙草屋を当て込んだもの。八重桐が源七への面当てに、姫の面前で廓(くるわ)における馴初(なれそ)めをしゃべる長話が眼目なので、通称を「八重桐廓噺(ばなし)」、俗に「しゃべり」という。原作はほかに、碓井貞光(うすいさだみつ)が糸萩の助太刀をする話(初段)、頼光をかくまう美濃(みの)の判官仲国(はんがんなかくに)が冠者丸(かんじやまる)を身替りにたてる話(三段目)、山姥となった八重桐から生まれた快童丸(かいどうまる)が坂田公時(さかたのきんとき)と名のって頼光に仕える話(四段目)などがおもな内容。四段目は舞踊劇「山姥物」の原形とみられる。

※ジャパンナレッジは渡辺が愛用している知識データベースです。
http://www.japanknowledge.com/

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「日本人に生まれたことを喜びたい。」 それが『和・倶楽部』の考えです。
多くの方が自国の文化に直接触れ、自らの感性を研ぎ澄ませると共にビジネスに、役立てて頂きたいと思っています。
気になっていてもなかなか自ら手配して見に行くことがおっくう、日本文化とはそういうものでありませんか?

同じく日本文化超初心者の渡辺が、皆様に成り代わってこういう機会をアレンジいたしますので、どうぞお気楽に参加して下さい。もちろんお一人でも結構です。ご一緒に体験しませんか?こんなに素晴らしい事が日本にはあります。

和・倶楽部と称していますが、決して無理に入会されなくて結構です。まずはビジターでのご参加をお勧めします。ビジター参加し、継続参加したいと思われた時にご入会という手順で考えていますので、決して無理をなさいませんように。もちろん、ずっとビジターでも結構です。

国立劇場さんはじめ、色々な方が我々の活動に注目し協力していただいています。
どうぞお時間があればご一緒しましょう。

<実施概要>

●テーマ:和・倶楽部 国立劇場シリーズ『文楽鑑賞会』

●ゲスト:国立文楽劇場衣裳係の仲原圭太氏

●日時 :2月26日(土)13:00〜14:00 衣裳セミナー
            14:30〜17:30 文楽公演

●場所 :国立小劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)http://www.ntj.jac.go.jp/gekijyo/kan1.html
(文楽)http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/bun_top.html

●会費 :メンバー:8,000円(今回入会可)/ビジター:10,000円
会費に含まれるもの。(観劇チケット、プログラム、チケット郵送代、謝礼分担金)。
(できれば早めにお送りして事前に読める時間をと思っています。)

※ギリークラブメンバーになるには・・・
会の主旨を理解して終身会費10,000円をお支払い下さい。年間通信費が5,000円ですので初回参加時に当日会費の他に15,000円必要です。

●希望者多数の場合は申込み順の早い方を優先にして調整しますのでご了解下さい。


○第一部、第三部のお知らせ

第一部:2月19日(土)11:00
・源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)矢橋の段、竹生島遊覧の段、九郎助内の段
・景事 団子売(だんごうり)
第三部:2月27日(日)18:00
・壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき) 阿古屋琴責の段
・卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)平太郎住家より木遣音頭の段

ご希望の方はチケットのみ斡旋します。5200円+郵送料となります。



満員御礼

お申し込みは右記まで → g-club@gillie.co.jp
この機会にギリークラブへの入会ご検討の方はどうぞご連絡ください。 →メンバーになるには


※ご興味がありそうなお知り合いの方にこの会をご案内下さい。
 本当に興味がある方が集まる会にしたいと思っています。
※お申込み後のキャンセルはご容赦下さい。
※代金支払&チケット引渡方法など詳細はご参加の方にお知らせします。
※当日の写真をサイトに掲載します。困る方は事前にお申し出下さい。