テレビ番組制作者シリーズ(2)【めざましテレビ テーマパーティ】
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<ご報告>
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めざましテレビ チーフプロデューサー 鈴木克明氏
■鈴木氏紹介
今回のギリークラブの講師は、フジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ』のチーフプロデューサー鈴木克明氏。1994年4月にスタートした同番組が、視聴習慣を変えにくいと言われる時間帯でいかに視聴者の心をつかんできたのかを語って頂きました。鈴木氏は報道部門出身で記者クラブ勤務を経験され、その後『スーパータイム』などのニュースや『報道2001』等の報道番組、選挙等の報道特番、
ずっと報道一筋のキャリアです。現在は『めざましテレビ』以外に土曜午前中に放送している『ワッツ!?ニッポン』『ベスト百科』のスーパーバイザーを務めながら、今夏(7月6、7日)放送の27時間テレビ(『みんなの歌』という内容になります)の総合プロデューサーも担当している多忙な鈴木氏が、人気番組の秘訣を語ってくださいました。
■視聴率1%でスタート。足掛け7年で10倍に!
NHKの独壇場と言われていた朝の時間帯。その牙城を崩したのが20数年前に登場した日本テレビの『ズームイン!!朝』。NHKとズームインの2強時代に続き、ANBの『やじ馬ワイド』が登場します。当時のフジテレビは全日、ゴールデンタイム、プライムタイム“三冠王”の時代、数字を取っていたので朝は力を入れなくてよいという時代でしたが、92、93年頃からその数字に陰りが見え始め、全社挙げてのさまざまな力を結集し「早朝番組プロジェクト」がスタートしました。これは鈴木氏がチーフとなって、報道、バラエティ、ワイドショー、ドラマなどがフジテレビの全部門が集まって、朝の新番組開発をしたチーム、その成果が『めざましテレビ』、番組名も鈴木氏がつけたそうですが、94年4月に放送開始しました。開始後1、2ヵ月は視聴率1%台という散々な結果――。でも、全社プロジェクトの結果の番組、という事でフジテレビとすれば前例のない長期的レンジでのてこ入れをしながら、皆で必死に頑張って、足掛け7年で10%台、つまり10倍に激増したというのです。
■ 朝の家族の心をつかんだ仕掛けとは
夕方のニュースを家で見る人という方がいなくなった現在、朝は現代社会で唯一家族が揃う時間帯。けれど、テレビの前でじっくり座って見ているわけではないという、作り手側からすれば難しい時間帯。その時間帯、視聴態度を考えて番組作りに専念して作って考えた手法は、また他局との差別化を図ろうと軸にしたルールが次の3つです。
● テレビを見た後で足を運ぶ職場や学校で話題になる情報を提供する。
視聴者が会社や学校で“めざましテレビ”で見たんだけど・・・と話題になるものを全部、それも政治・経済・芸能・スポーツ・社会部ネタ、なんでも話題になるものを提供する
● 30分ごとに同じ情報を繰り返す。ただし、その都度見せ方は変える。
それを読むナレーターやキャスターを変えたり、ネタは同じでも音楽やスーパーテロップなど、よく見ると6時台と7時台では違う、細かい演出をしているのです。いろんな時間に起きる人、出かける人もとりあえず30分見たら大体分る、という構成にしています。
● 明るい画面づくりに徹する。
NHKは昔からのスタイル、ズームインは一人で、色を明るくする工夫(セット、スーパーテロップ、天気の日本列島の色、など計算している)フロアディレクターは笑える奴を選定基準に(“スタジオ笑い”を入れる、テレビを見ている人にも雰囲気が伝わるように、朝の番組でスタッフの笑い声があるのは『めざましテレビ』だけです。
番組は大塚さんがお父さん、小島奈津子アナがお母さん、軽部アナがお兄さん、高樹千佳さんが妹という設定で“家族主義”で番組を作っていますが、これはご家庭と同じ雰囲気をもって頂きたいという狙いからです。ズームインは昔は徳光さんや福留さんが一人だったのですが、最近複数の出演者が出るパターンになったり芸能情報を取り上げ出したのは『めざましテレビ』の真似でしょうか?
視聴者の方からの親近感を持って頂いており、小島アナが結婚発表した時は“なっちゃん、おめでとう!”と花束が送られて来たり、“大塚さん、家の娘をどうですか”と見合い写真が来たり、色んな視聴者が家族同様に思って頂いているようで有難い事です。
それが功を奏して、今ではキッズ、ティーンだけでなく、購買力が高いといわれているF1、F2(20〜40代の女性)を視聴者層として獲得していますので広告主からの評価も高いそうです。(ズームインはもう少し年齢が高い層が主体だそうです)
ただ『めざましテレビ』だけは、夏などの休み時期になると視聴率が下がります。なぜならお子さんのお弁当を作らなくて良くなった(寝坊できる)お母さん方が見なくなるから、という理由のようです。昨年番組のテーマソングを作ってもらった竹内まりやさんからお聞きした話ですが、周りのお母さんもそうやってご覧になっているとの事です。
また最近では番組グッズの売れ行きも好調で、なかでもめざまし時計(6,000円)の売上はン億円にのぼったとか。お台場の人出が多いときに売れるお土産でめざましグッズをというお話しのあと、「めざましテレビができるまで」というVTRで現場の緊迫感やアナウンサーたちの素顔を垣間見て、お話しは終了。
最後に、鈴木氏は話題のメディア規制三法にふれ、「視聴者の眼は厳しく、特に情報系の番組をつくる側は自主規制をきちんとしないといけない。何が必要な情報なのか、視聴者のニーズにこたえるためにどうするか、ニュースをどういう角度で伝えるか、これからも日夜努力していきたい」との言葉で締めくくりをされました。
ちなみに『めざましテレビ』の常駐スタッフは80名、外部の協力プロダクションの方も含めるとて120名位で制作しています。これだけ多くの人が関わっていますので、心して見たいものです。
そして鈴木氏を囲んでのパーティ、本当に普段会えない人から、なかなかお聞きできない貴重な話を聞かせて頂いたメンバーは大いに盛り上がり、シンポジオンの料理とワインに酔って良い時間を過していらっしゃいました。
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<ご案内>
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今回はテレビ番組制作者シリーズ(2)【めざましテレビ テーマパーティ】です。
ゲストにフジテレビ朝の情報番組、めざましテレビプロデューサー鈴木克明氏をお迎えして、その全てを語って頂きます。
タイトルは、『めざましテレビ』が朝を変えた!
めざましテレビが朝の情報番組として大きなパワー、影響力をもっているのは皆様ご存知の通りですが、番組開始から現在に至るまでの足取りは、色々なチャレンジの連続であり、勿論それは今も続いています。
朝一番にどのチャンネルで始めるか、これは我々の生活習慣です。忙しい時間にどのような素材を、どんな演出で視聴者に届けるか、またその為の毎日の地道で、かつ積極的な情報収集活動は・・・どんなコーナーでどのような影響が、反応があるのか、そんな話が、番組プロデューサーから直接お話が聞けます。
地上波テレビ局という巨大マスメディアの現実、視聴者の行動は、マーケッターとして、メディア関連者にてっては貴重な情報です。なかなか聞けない話です。
また、鈴木さんほどの豊富なご経験の持ち主です。めざましテレビだけでなく他の情報番組の現状など、幅広い、また個別のテーマでのお話も伺えると思います。これもどうぞお楽しみにして下さい。
★ギリークラブは単なるセミナーではありません。パーティの場に、あるテーマに関心のある人だけが集まり、お話を聞いて、パーティの場でその話や関連のお話で盛り上がる会です。過去に開催した会でも、とてもよいコミュニケーションが出来ており、参加者から話を聞いた方から、出たかった!というメールが来るほどです。
興味があれば、素晴らしい時間になる事請け合いです。どうぞお誘いあわせのうえ、積極的にお出かけください。但しその方によって関心やポジションが違うのは当たり前、今後も幅広い分野の様々なテーマで開催しますので、ご関心がある時、周囲の方の参考になるような時、無理せずご参加下さい。
めざましテレビオフィシャルHP
http://www.fujitv.co.jp/jp/meza/index.html
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<実施概要>
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●タイトル:【めざましテレビ テーマパーティ】
●ゲスト :鈴木克明氏(フジテレビ 生活情報局 『めざましテレビ』プロデューサー)
〇日時 :5月9日(木)19:00〜21:30
〇場所 :代官山シンポジオン(渋谷区猿楽町17-16/電話 03-5458-6324)
★地図はこちら→http://www.hiramatsu.co.jp/symposion/map.html
〇会費 :ギリークラブメンバー5,000円 ビジター7,000円(当日入会可)
※当日入会も受け付けます。その場合は登録手数料10000円、2002年度通信費5000円を加えてお支払い下さい。
※法人会員登録ご希望の方はご連絡ください。
お申し込みは右記まで
→ g-club@gillie.co.jp
この機会にギリークラブへの入会ご検討の方はどうぞご連絡ください。
→メンバーになるには
※ご興味がありそうなお知り合いの方にこの会をご案内下さい。本当に興味がある方が集まる会にしたいと思っています。
※当日になってのご欠席は会費をご負担頂きます。ご了解下さい。 ご欠席の連絡は前日までにお願いします。
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